医療システム再編
2020年から医療・製薬・公衆衛生業界の腐敗っぷりを嫌になる程見せ付けられて来て改めて思ったのは、「病気」と云うものは現象であって実体ではないと云うことだ。生命活動の全体から一部だけを切り離して、人間が勝手に「あれは病気」「これは健康」と分類しているに過ぎず、何処に視点を置くかによって病気の定義は全く異なって来ると云うことだ。機械論的生命観に基付いて目先の対症療法に重点を置くロックフェラー的な現代医学は、根本的な所で出発点を間違えているのではないか、との思いをこの3年強くしている。開放系として人体を捉えるホーリスティックなアプローチは、「ひとつの病気にひとつの原因、ひとつの治療法」と云う単純な機械論的な発想に比べて確かに解り難いし捉え難い。だが自然とはそう云うものではなかろうか。物事の全体像を捉えるのは難しいから、人は物事を分割して分析することを学んだ。だが現実の自然は常に分割されざる全体として存在している。「自然は人類の単純な発想によって割り切ることの出来る、征服可能な対象だ」と云う発想は傲慢ではないのだろうか。
病気とホメオスタシス (生体恒常性)
WEFの「健康と医療の未来を形作る為のプラットフォーム」。何やらまた色々なものと関連付けた壮大な構想らしい。
Shaping the Future of Health and Healthcare
病気とホメオスタシス (生体恒常性)
WEFの「健康と医療の未来を形作る為のプラットフォーム」。何やらまた色々なものと関連付けた壮大な構想らしい。
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