ベラルーシ
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ポーランドとベラルーシの国境では緊張が高まっているが、両者の対応は非常に対照的で、その成熟した対応は、ベラルーシの和解提案が誠実なものであることを物語っている。
ベラルーシは最近のポーランド国境事件に最善の方法で対処した(抄訳)
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ポーランドはベラルーシともウクライナとも急速に関係が悪化しているが、そんな中、2023/08/11、ベラルーシのルカシェンコ大統領は和解の提案を申し出た。これは恐らく前月のプーチンとの会談の成果だが、最善のシナリオ予測が実現すれば、ベラルーシに対するポーランド人の認識が変わり、和解に向けた進展が見られるかも知れない。
ベラルーシとポーランドの和解に関するルカシェンコ大統領の驚くべき提案の裏には何が?(抄訳)
2023/06/13、ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアの戦術核を自国の領土内に配備したのはミンスクからの要請に基付いたものであって、使用するのは自国が攻撃された場合のみであると云う方針を再確認した。繰り返しておくと、ロシアやベラルーシの核こそが正に抑止力としての核であって、両国とも核の先制使用を公言したことは無い(そんな筈は無いと思っている人は、西洋メディアの印象操作に引っ掛かっているだけだ)。核の先制使用を選択肢に入れているのは米国の方であって、それには豊富な証拠が存在する。
‘No hesitation’ – Belarus names conditions for use of nukes
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。NATOは核を使って事態をエスカレートさせようとしており、ロシアとベラルーシはその逆を試みている。
2023/05/25の核関連ニュース3項目を読み解く(抄訳)
★RTの記事の要点。
ロシアは2014年にウクライナ作戦を開始すべきだった———ルカシェンコ(要点)
コリブコ氏の分析。NATOはベラルーシとの間に第2戦線を開いてロシアの新たな国境沿いの最前線を弱体化し、クリミア橋を爆破することでロシア軍の兵站を無力化しようとしたのだろうが、これらは戦略的誤算であって、完全裏目に出ている。11もの主要インフラを破壊されて兵站が機能不全に陥ったのはキエフ軍の方で、しかも軍事的焦点がノヴォロシアから逸れてしまった。この為にノヴォロシアへの侵略計画は実現性が低くなってしまった為、全体的に見ればこれは歓迎すべき展開だ。
https://oneworld.press/?module=articles&action=view&id=3362
2022/10/10、ベラルーシはロシアと合同部隊の編成を開始したと発表。ロシア軍の殆どが現在ウクライナで進行中の紛争で忙しい為、この統合軍の中核はベラルーシ共和国軍で構成されるが、それでも「1,000人以上のロシア兵」が居る。ルカシェンコ大統領はクリミアのケルチ橋爆破事件について言及し、「ウクライナ大統領や他の狂人共に伝えて欲しい、その汚い手で我々の領土に1メートルでも触れれば、クリミア橋は連中への花束の様に見えるだろう」といきり立っている。ウクライナの挑発はわざわざ余計な敵を増やしている。
Belarus announces troop deal with Russia
2022/10/09、ベラルーシ国境委員会の発表では、ウクライナ軍はベラルーシとの国境沿いの橋を略全て破壊し、道路に地雷を敷設した。
Belarus accuses Ukraine of blowing up border bridges
2022/10/07、ベラルーシ国防省は、「必要に応じて」50万人の訓練を受けた軍隊を配備する能力が有ると述べたが、その後ルカシェンコ大統領は、キエフが国境近くに最大15,000人の軍隊を結集し、ベラルーシへの攻撃を計画していると非難した。
Belarus accuses Ukraine of planning attack
ウクライナ紛争に関してロシアを支持しているベラルーシのルカシェンコ大統領の2022/10/04の声明に拠ると、ベラルーシは軍を派遣する予定は無く、彼等の第一の目的はこの紛争がベラルーシの領土に広がるのを防ぐことで、第二はこれに乗じたポーランド、リトアニア、ラトビアからのベラルーシへの攻撃を防ぐこと。ベラルーシはウクライナから毎日400〜500人程やって来る難民に対して食事を提供している。
Belarus explains its role in Russia–Ukraine conflict
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、自国のSuジェット機を改造してロシアの核兵器を搭載出来るようにすると云うプーチン大統領との約束を果たしたと主張した。この約束は6月にポーランドが米国の戦術核兵器を自国に配備するよう要求した際、これに対抗すべくルカシェンコの側からプーチンに提案したものだ。米帝は何十年も前からポーランドの様なロシアに近い核を持たないNATO加盟国で核使用の訓練を行い、ロシアは長いこと、この様な演習は核不拡散条約違反だと抗議して来たが、米帝は一向に改める気配が無い。まぁ口で言っても聞く気が無いのであれば、自国の周辺で狂った様に軍事演習をやられている方としては、取り敢えずは自国を守る為に武装を固めるしか無いだろう。他にどうしろと?
Belarus delivers on nuke promise to Putin – Lukashenko
関連スレッド。
エフゲニー・プリゴジン
ベラルーシについての私のTwitterスレッド。
川流桃桜@UnmasktheEmpire @kawamomotwitt
ベラルーシは最近のポーランド国境事件に最善の方法で対処した(抄訳)
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ポーランドはベラルーシともウクライナとも急速に関係が悪化しているが、そんな中、2023/08/11、ベラルーシのルカシェンコ大統領は和解の提案を申し出た。これは恐らく前月のプーチンとの会談の成果だが、最善のシナリオ予測が実現すれば、ベラルーシに対するポーランド人の認識が変わり、和解に向けた進展が見られるかも知れない。
ベラルーシとポーランドの和解に関するルカシェンコ大統領の驚くべき提案の裏には何が?(抄訳)
2023/06/13、ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアの戦術核を自国の領土内に配備したのはミンスクからの要請に基付いたものであって、使用するのは自国が攻撃された場合のみであると云う方針を再確認した。繰り返しておくと、ロシアやベラルーシの核こそが正に抑止力としての核であって、両国とも核の先制使用を公言したことは無い(そんな筈は無いと思っている人は、西洋メディアの印象操作に引っ掛かっているだけだ)。核の先制使用を選択肢に入れているのは米国の方であって、それには豊富な証拠が存在する。
‘No hesitation’ – Belarus names conditions for use of nukes
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。NATOは核を使って事態をエスカレートさせようとしており、ロシアとベラルーシはその逆を試みている。
2023/05/25の核関連ニュース3項目を読み解く(抄訳)
★RTの記事の要点。
ロシアは2014年にウクライナ作戦を開始すべきだった———ルカシェンコ(要点)
コリブコ氏の分析。NATOはベラルーシとの間に第2戦線を開いてロシアの新たな国境沿いの最前線を弱体化し、クリミア橋を爆破することでロシア軍の兵站を無力化しようとしたのだろうが、これらは戦略的誤算であって、完全裏目に出ている。11もの主要インフラを破壊されて兵站が機能不全に陥ったのはキエフ軍の方で、しかも軍事的焦点がノヴォロシアから逸れてしまった。この為にノヴォロシアへの侵略計画は実現性が低くなってしまった為、全体的に見ればこれは歓迎すべき展開だ。
https://oneworld.press/?module=articles&action=view&id=3362
2022/10/10、ベラルーシはロシアと合同部隊の編成を開始したと発表。ロシア軍の殆どが現在ウクライナで進行中の紛争で忙しい為、この統合軍の中核はベラルーシ共和国軍で構成されるが、それでも「1,000人以上のロシア兵」が居る。ルカシェンコ大統領はクリミアのケルチ橋爆破事件について言及し、「ウクライナ大統領や他の狂人共に伝えて欲しい、その汚い手で我々の領土に1メートルでも触れれば、クリミア橋は連中への花束の様に見えるだろう」といきり立っている。ウクライナの挑発はわざわざ余計な敵を増やしている。
Belarus announces troop deal with Russia
2022/10/09、ベラルーシ国境委員会の発表では、ウクライナ軍はベラルーシとの国境沿いの橋を略全て破壊し、道路に地雷を敷設した。
Belarus accuses Ukraine of blowing up border bridges
2022/10/07、ベラルーシ国防省は、「必要に応じて」50万人の訓練を受けた軍隊を配備する能力が有ると述べたが、その後ルカシェンコ大統領は、キエフが国境近くに最大15,000人の軍隊を結集し、ベラルーシへの攻撃を計画していると非難した。
Belarus accuses Ukraine of planning attack
ウクライナ紛争に関してロシアを支持しているベラルーシのルカシェンコ大統領の2022/10/04の声明に拠ると、ベラルーシは軍を派遣する予定は無く、彼等の第一の目的はこの紛争がベラルーシの領土に広がるのを防ぐことで、第二はこれに乗じたポーランド、リトアニア、ラトビアからのベラルーシへの攻撃を防ぐこと。ベラルーシはウクライナから毎日400〜500人程やって来る難民に対して食事を提供している。
Belarus explains its role in Russia–Ukraine conflict
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、自国のSuジェット機を改造してロシアの核兵器を搭載出来るようにすると云うプーチン大統領との約束を果たしたと主張した。この約束は6月にポーランドが米国の戦術核兵器を自国に配備するよう要求した際、これに対抗すべくルカシェンコの側からプーチンに提案したものだ。米帝は何十年も前からポーランドの様なロシアに近い核を持たないNATO加盟国で核使用の訓練を行い、ロシアは長いこと、この様な演習は核不拡散条約違反だと抗議して来たが、米帝は一向に改める気配が無い。まぁ口で言っても聞く気が無いのであれば、自国の周辺で狂った様に軍事演習をやられている方としては、取り敢えずは自国を守る為に武装を固めるしか無いだろう。他にどうしろと?
Belarus delivers on nuke promise to Putin – Lukashenko
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エフゲニー・プリゴジン
ベラルーシについての私のTwitterスレッド。
川流桃桜@UnmasktheEmpire @kawamomotwitt
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