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ダリア・ドゥギナ暗殺事件

★2023/10/23、ワシントン・ポスト(WaPo)は「CIAと深い繋がりを持つウクライナのスパイがロシアに対して影の戦争を仕掛ける」と云う記事を掲載し、ロシア人ジャーナリスト、ダリア・ドゥギナ氏の暗殺は、ウクライナ保安庁(SBU)によって実行された複数の暗殺の内のひとつであったと報じた。
ロシア人ジャーナリスト、ダリア・ドゥギナ氏を暗殺したのはウクライナのスパイだった

ジャーナリスト達に対して狂信的と言える殺害予告をしてクビになったウクライナ領土防衛軍の元報道官、トランジェンダーのサラ・アシュトン・シリロは、元ポロシェンコ大統領のフリをしたいたずら電話に対して、ロシア人ジャーナリスト達を「戦争犯罪人」や「テロリスト」と呼び、暗殺されたジャーナリスト、ダリア・ドゥギナについては「邪悪」であり、「彼女に相応しい死を遂げた」と発言した。
Transgender ex-Ukrainian military spokesperson repeats threats to journalists

★ダリア・ドゥギナ暗殺事件を計画したのはウクライナ諜報部だと一部では推測されているが、ウクライナ国防省情報総局のキリーロ・ブダノフ長官は、ロシア人に対する無差別殺人を宣言している。
ウクライナ軍情報長官は「我々はロシア人を殺し続ける」と誓う(抜粋)

ジャーナリストのダリア・ドゥギナ暗殺事件について、2022/10/06のNYタイムズの記事は、匿名の米国当局者の証言として、米国の諜報機関はウクライナ政府の一部が攻撃を許可した可能性が高いと評価していると報じた。また同日CNNも匿名の情報筋の証言として、米国の諜報機関は暗殺はウクライナ政府内の分子によって承認されたと信じていると報じた。どちらもソースが匿名ではあるが、暗殺はウクライナの諜報部が行ったと云うロシア政府の主張と米国政府の評価が一致していることを示唆している。
US intelligence believes the Ukrainian government was likely behind the assassination of the daughter of a top Putin ally: reports

暗殺されたジャーナリストのダリア・ドゥギナ氏の名前と個人情報がウクライナの殺人リスト「ミロトヴォレッツ」に掲載され、暗殺後に「済」と赤い斜線が引かれていた件を、ロシアのネベンジア国連大使も取り上げていたらしい。
Eva Karene Bartlett @EvaKBartlett

多くのジャーナリスト達の個人情報を載せていたウクライナの殺人リスト、ミロトヴォレッツにはジャーナリストのダリア・ドゥギナも載せられていたが、現在彼女の写真には「済」と赤い斜線が引かれている様だ。まぁこれだけではウクライナ諜報部が関与していた証拠にはならないだろうが。

Operation Z – a new interview with former Swiss Intelligence officer Jacques Baud

★ダリア・ドゥギナ暗殺事件についてのペペ・エスコバル氏の解説。「フクロウはフクロウではない」かも知れない。
ダリア・ドゥギナを殺害したのはどの犯罪シンジケートか?(要点)

★フランスのメディアが2022年5月に行ったダリア・ドゥギナ氏のインタビューの要点。ドゥギナ氏の思想的スタンスを知ることが出来る。
2022年5月のダリア・ドゥギナとのインタビュー:ウクライナでの戦争、「グローバリストとユーラシア文明の衝突」について(要点)

ジャーナリスト・政治アナリストのダリア・ドゥギナ(筆名ダリア・プラトノワ)氏は2021年12月に"Grandangolo"(多分イタリアのメディア?)でこう発言している:

 「セキュリティ・サーヴィスはロシアの37の地域で攻撃と虐殺を準備していた106人のウクライナ人工作員を特定したと発表しました。政治とメディアの次元で緊張が続いていることに加えて、私達は我が国内部で活動するテロリスト・グループにも対処する必要が有ります。幸いなことに、手遅れになる前に無力化されましたが。」

 どうやら無力化されていなかった工作員(達)が居た様だ。そして何故彼女が狙われたのか、その理由として考えられる候補がひとつ。
Daria Platonova Dugina: Who Killed Her and Why. “De-Dollarization Involves the Whole World”
 因みに2022/02/25のLAタイムズの(従って「ロシアのプロパガンダ」とは到底言い難い)記事は、CIAは2015年以来、米国の秘密施設でウクライナの特殊部隊と諜報員を訓練していた」と報じている。
Op-Ed: The CIA has backed Ukrainian insurgents before. Let’s learn from those mistakes

★ジェレミー・クズマロフ氏による、CIAについて何冊もの著書の有るダグラス・ヴァレンタイン氏へのインタビュー。
諜報専門家は、アレクサンドル・ドゥギンの娘の自動車爆発暗殺の背後にはCIAが居ると信じている(要点)

「ロシアの特別軍事作戦をどう定義するか?」についての議論でのダリア・ドゥギナ氏の発言。嘘で固めたキエフのプロパガンダを鸚鵡返しにする(そして人の話を聞こうとしない)人とは当然話が全く噛み合わない。
Highlights: How to define Russia's "special military action" in Ukraine?


ダリア・ドゥギナ暗殺犯と目されているナタリア・ヴォフク(シャバン)の身分証明書。

Russian FSB Identifies Alleged Dugina Assassin

ジャーナリストの殺害はロシアでも当然政治的な事件と見做されるので、ソーシャルメディア等は騒然としている。ダリア・ドゥギナ氏はRT、Zvezda、Tsargrad TV等でジャーナリスト、政治評論家として活動し、ロシア軍による特別軍事作戦が開始されてからは作戦を支持した所為で、米英加豪+ニュージーランドのナチ勢力から制裁対象にされたが、マリウポリにも行って現地レポートを送っている。2022年秋には彼女が共著したロシア軍に関する年代記『ブックZ』が出版される予定。08/23の葬儀には数百人が参列したが、政治家や実業家や小説家等、超党派で幅広い人物が参列した。政治アナリストのエフゲニー・ミンチェンコ氏に拠ると、ドゥギナ氏は有名な人物ではなかったが、彼女の死は象徴的なものとなった。これはキエフから彼女の死を祝う声が続々届けられた所為で更に強まった。
'A vile, cruel crime': How Darya Dugina, daughter of philosopher Aleksandr, died and what it means for Russia

教皇フランシスコはヴァチカンでの演説で、ウクライナ諜報部に暗殺されたロシアのジャーナリスト、ダリア・ドゥギナ氏について触れ、彼女を「戦争の無辜の犠牲者」と呼んだ。だがヴァチカン駐在のウクライナ大使アンドレイ・ユラシュはこれが気に食わなかった様で、ドゥギナ氏は「ロシアの帝国主義イデオローグ」であって「無辜の犠牲者」ではなく、「ロシア人によって」「生贄として」殺害され、殉教者に祀り上げられたのだと主張している。ここまで下衆な発言は正気で良識有る人間には一寸難しいと思うのだが、まぁキエフの腐敗した政治家連中は可能な限りロシア人を殺しまくることを是としているらしいので、殺す為の理由をでっち上げられれば何でも構わないのだろう。因みに教皇は6月の時点で、ロシアによる攻撃は「恐らく挑発されたものだ」と発言し、ロシアに戦争の責任をなすり付けようとする声に対して異議を唱えている。
Not even Pope Francis is safe from Kiev's wrath: Holy Father is latest subject of Ukraine’s fiery judgment

★ダリア・ドゥギナ暗殺の容疑をキエフから逸らそうとする西側のインフルエンサー達の様々な陰謀論についての解説の要点。
ダリア・ドゥギナの暗殺に関する西洋のインフルエンサーの陰謀論の脱構築(要点と補足)

★マックス・ブルーメンソール氏によるマーク・スレボダ氏のインタビュー。
米-ウクライナの影の戦争が拡大する中、ドゥギンが狙われた(要点)

ウクライナ紛争に関して西側の公式プロパガンダから外れたことを言う世界中の著名人を対象にしたウクライナの「平和リスト」=殺人リストにはドゥギンの名も載っている(他にはロジャー・ウォーターズ、キッシンジャー、ミアシャイマー、シュレーダー等)らしい。
Ignorance, the root and stem of all evil @ivan_8848
«МИРОТВОРЕЦЬ»

精力的なジャーナリストだったダリア・ドゥギナ氏が2022年6月中旬にアゾフスタリを訪れた時にグラハム・フィリップス氏がインタビューを行った時の動画。陰鬱な場所に立て篭もるナチの連中を彼女は「人間嫌い」と評している。
Darya Dugina


2022/08/23、ダリア・ドゥギナの家族、友人、同僚、知人達が集まって、彼女に最後のお別れを言った。彼女の父ドゥギン氏はこう言った、「彼女は全く恐れていませんでした。最後に伝統祭で話をした時、彼女はこう言いました。パパ、戦士になった様な気分だわ。英雄の気分よ。………私は自分の国と一緒に居たい。私はフォースのライト・サイドに居たい。」
Ceremony to bid final farewell to Darya Dugina held in Moscow

2022/08/24、ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ長官は、ダリア・ドゥギナ氏の殺害は、キエフのギャング政権がウクライナの国境を越えようとしていることを示していると発言。因みにウクライナ政府(ウクライナを実効支配しているナチ勢力)によるジャーナリストの暗殺や脅迫や誘拐はこの8年間よく有ることだった。
Official says Dugina murder shows ‘gangland’ Kiev regime taking terrorism beyond Ukraine

2022/08/22、米国務省のネッド・プライス報道官はダリア・ドゥギナ氏の暗殺(モスクワ)を「キエフ、ブチャ、ハリコフ、クラマトルスク、マリウポリ」と同列に並べ、「我々は民間人を標的にすることを明確に非難する」といけしゃあしゃあと述べている。彼が挙げた場所での民間人の殺害は全てウクライナ軍の犯行だが、西側はロシア軍がやったことだと主張している。そしてモスクワでの犯行はウクライナ諜報部の犯行だ。
US condemns targeting of civilians, US State Department says regarding Dugina killing
 当然、ロシア大使館ではこの暴言に対して激怒している。
Russian embassy outraged by US remarks on journalist Dugina’s murder

2022/08/23、ロシアのラヴロフ外相はダリア・ドゥギナの殺害犯とその黒幕について「容赦はしない」と発言。
No mercy for perpetrators, masterminds behind Dugina murder, Lavrov vows

2022/08/23、国際刑事警察機構(インターポール)は、ロシアのジャーナリスト、ダリア・ドゥギナを殺害した疑いの有るウクライナ国民のナタリア・ヴォフクを指名手配リストに載せるというロシア当局の要求に対して沈黙している。特定の事件や個人については、「特別な事情」が有るか関係加盟国の承認を得た場合でなければコメントしないそうだ。
Interpol refuses to comment on requests for tracing Dugina’s suspected murderer

2022/08/22のTASS通信が伝えたロシアの司法情報筋に拠ると、アレクサンドル・ドゥギンはウクライナ諜報部の関心を惹いておらず、ダリア・ドゥギナ氏の暗殺は事前に綿密に計画されていた。殺害反達は彼女の日常生活と習慣を調べており、遠隔操作で車を爆発させた人々は、ドゥギナが一人であると確信していた。彼女の父親は殺人者の標的ではなかった。
Slain journalist Darya Dugina was sole target of Ukrainian intelligence

ステファン・ドゥジャリック報道官の発表では、国連はダリア・ドゥギナ暗殺の調査を要求することにした様だ。
UN calls for investigation into Dugina’s murder

ロシア司法当局に拠ると、ダリア・ドゥギナの殺害犯と特定されたウクライナ市民のナタリア・ヴォフクはエストニアに逃亡した為、指名手配リストに載せられ、ロシアへの身柄引き渡しが要求されることになる。
Perpetrator of Darya Dugina’s murder to be put on wanted list for extradition to Russia

ロシアの司法情報筋に拠ると、ダリア・ドゥギナを暗殺した犯人は娘を使って車に爆弾を仕掛けたかも知れない。
Killer could have used her daughter to plant bomb in Dugina’s car

2022/08/22、ロシアのプーチン大統領は08/20に暗殺されたダリア・ドゥギナ氏に対し勇気勲章を授与する命令に署名した。「モスクワの民間合資会社ツァーグラード・メディアの特派員であるダリヤ・アレクサンドノロワ・ドゥギナ氏に対し、彼女が職務遂行中に示した勇気と献身に対して友好勲章を授与(死後)する」。
Order of Courage awarded to Darya Dugina posthumously — presidential decree

2022/08/22、ロシアのプーチン大統領は暗殺されたダリア・ドゥギナ氏の遺族に哀悼の意を表す電報を送った。その中で彼はドゥギナ氏をこう評している。「彼女は真のロシアの心を持った明るく才能のある人物でした。親切で、愛情深く、思い遣りが有って、率直でした。ジャーナリスト、科学者、哲学者、従軍記者として、彼女は誠実に人々と祖国に仕え、ロシアの愛国者であるとはどの様なことかを、その行いによって明らかにしました。」
Putin sends condolences to family of Darya Dugina, calls killing ‘vile, cruel’

ユーラシアを中心しとたより平和で安定し繁栄した世界秩序を提唱する思想家アレクサンドル・ドゥギン氏は、29歳の娘、ダリア・ドゥギナ氏の暗殺についてコメントした。彼女は「正統派の美しい少女であり、愛国者であり、軍の特派員であり、TVの専門家であり、哲学者でもありました。彼女の演説と報告は常に深遠で、根拠が有り、抑制されていました。彼女は決して暴力や戦争を求めませんでした。彼女は旅を始めたばかりの新星でした」が、「ナチ・ウクライナ政権のテロ行為」によって「不名誉に、こっそりと」殺害されました。この様なテロ行為は、ロシア人の中で最も脆弱な人々を標的とすることで、ロシア人の意志を打ち砕こうとしているが、テロリストは成功しないでしょう。単純な復讐や報復を望むのは「余りにもみみっちく、ロシアらしくありません。」「その代わりに、勝利が必要です。だから勝って下さい!」

Dugin reacts to daughter’s murder

ロシアの連邦保安局(FSB)は、思想家アレクサンドル・ドゥギン氏の娘でジャーナリストのダリア・ドゥギナ氏を殺害した自動車爆破事件の第一容疑者として特定された、ウクライナ国民のナタリア・ヴォフクの動画を公開した。ヴォフクとその10代の娘はロシアに入国し、ドゥギナ氏が住んでいた建物の中に入り(そのアパートに部屋を借りていた)、急い国外へ退去した。 ヴォフクの車のナンパープレートはロシア入国時にはウクライナのものではなくドネツク人民共和国のもので、後にモスクワでカザフスタンのものに交換され、爆破後はウクライナのプレートを持ってエストニアに向かった。4月にはロシアのインターネットで、ウクライナの国家警備隊の制服を着たヴォフクのID写真が出回っていた。彼女はアゾフ大隊のメンバーで、その時の彼女の苗字は「シャバン」と記載されている。

Russia releases video of suspected Moscow car bomber

2022/08/19、グランド・チェスボードを巡る西側ナチ陣営vsそれ以外の世界の争いに於て、大ユーラシア主義者としてロシアに於ける思想的指導者の役割を果たし、その為この5年間西側ナチ陣営から「世界最悪の思想家」として悪魔化されてきたアレクサンドル・ドゥギン教授の娘、タニヤ氏が暗殺された。彼女の乗っていたジープが高速道路で爆発した為だが、この車には父親も乗る予定だったものの直前で変更になった為、元々父親の暗殺を狙ったものではないかとの臆測が渦巻いている。関連する証拠はまだ公開されていないが、現在の状況からして犯人の筆頭候補はキエフの諜報部だが、キエフの方では当然否定している。

The Assassination Of Alexander Dugin’s Daughter Darya Was A Dastardly Terrorist Attack
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
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