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リトアニア

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/12/18、ドイツがリトアニアに戦車旅団を配備する協定が締結されたが、これはドイツとポーランドとの覇権競争の文脈で起こったことだ。ドイツの支援を受けたトゥスク元首相が返り咲いたことでポーランドがドイツの属国化することは決定している。
ドイツのリトアニア戦車旅団計画は「軍事シェンゲン」への第一歩(抄訳)

2023/12/14、リトアニアは宮崎駿の新作映画『少年とサギ』が、配給会社がモスクワと関係が有ると主張して配給を取り止めた。何を根拠にした主張なのかは不明。また配給権を持っている企業が、「(リトアニアは)映画を妨害したとして世界中で公に悪口を言われることだろう」と脅したと主張したが、こちらも特に証拠は提示していない。特別軍事作戦の開始以来、西洋はロシア文化全般をキャンセルするキャンペーンを繰り広げて来たが(現代版の焚書だ)、日本もこれに巻き添えを食らった形だ。
Lithuanian cinemas boycott new Hayao Miyazaki movie over ‘Russia links’ – media
EU加盟国のリトアニアで、宮崎駿の最新作が「ロシアとの繋がりがある」として上映禁止、との報道

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/12/05、リトアニア、ラトビア、エストニアの大使達は、ポーランドがウクライナに対して課している事実上の国境封鎖を解除するよう要求した。これはバルト三国の国益に反し、ドイツの覇権にとっては有利な展開だ。
事実上のウクライナ封鎖を巡ってバルト三国がポーランドに出した解除要求は、ドイツの利益になる(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。外相がロシアについて恐怖を煽った後。2023/11/23にリトアニア大統領はこの暴走を嗜めた。リトアニアがロシア嫌いで知られていることを考えると、この国のエリート層はロシアに関してイデオローグとプラグマティストに分裂していると考えられる。そしてそれは西洋全体が同様に分裂していることを示唆している。
リトアニアのエリート層はロシアに関してイデオローグとプラグマティストに分裂している(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。リトアニアはこれまでポーランドと歩調を合わせて、ベラルーシに於けるワグナーの脅威を煽って来たのだが、2023/09/05の報道でナウセダ大統領は突然手の平を返した。この理由は幾つか考えられるが、ポーランド与党がこれに不満を持つであろうことは確実だ。
何故リトアニアはベラルーシにワグナーが居ることについて恐怖を煽るのを突然止めたのか?(抄訳)

リトアニアの外相はペロシ氏は「台湾への扉を更に広く開いた。自由と民主主義の他の擁護者達が直ぐに通り抜けると確信している」などと臆面も無く差別的な内政干渉をツイート。2021年に台湾がリトアニアに所謂代表事務所を開設してから、中国はリトアニアとの外交関係を格下げし、中国とリトアニアの貿易は劇的に落ち込んだ。中国は「台湾の分離主義者」に対する経済制裁を発表したが、リトアニア当局が「ひとつの中国」と云う原則を無視して中国の主権を侵害し続けようとするなら、彼等も同じ目に遭うだろう。日本もこれを他山の石として、帝国主義勢力の捨て駒になるのがどう云うことかよく考えてみた方が良い。

GT Voice: Lithuania faces countermeasures if it plays with fire on Taiwan

スコット・リッター氏の論説。ロシアは長年ウクライナへのNATOの進出やウクライナ軍によるロシア内の標的に対する限定的な攻撃に耐えて来たが、ウクライナへのNATOの直接的軍事介入と、ロシア本土への攻撃は許さないとの方針を守って来たが、カリーニングラードを封鎖すると云うリトアニアの瀬戸際外交は、現在のNATO/EUの方針からすらも逸脱する戦争挑発行為だ。ロシアはウクライナに関しては相対的に抑制的な行動を取っているが、この件に関しては軍事的対応を行うと警告している。バルト三国はロシアには軍事的には到底対抗出来ないし、ロシアはハッタリをかまさない。やると言ったらやるだろう。NATO加盟国には集団安全保障が約束されている為、ロシアとリトアニアとの戦争は即ちロシアとNATOとの核戦争の可能性を意味する。これは誰にとっても利益にならず、あらゆる人を脅かすだけだ。

SCOTT RITTER: Lithuania’s Brinkmanship

リトアニアはロシアの飛び領地であるカリーニングラードを封鎖し、「回廊」や宥和政策の可能性は無いことを明言している。残るルートはバルト海を経由したフェリーでの輸送だけ。ギタナス・ナウセダ大統領もまた「ロシアが悪い」と言い続けていればどんな人道犯罪も戦争挑発行為も許されると思っている阿呆の一人の様だ。ロシアのペシュコフ報道官は「最善を希望して最悪に備えましょう。何時もやっていることです」とコメントしている。
Lithuania clarifies stance on transit to Russian exclave
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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