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カメルーン

西側のマスコミでは殆ど報道されないが、アフリカ大陸の多くの国が過去数年間で大きな経済成長を経験している。それに貢献しているのが中国とロシア。ロシアは全てのアフリカ諸国と外交関係を発展させることに関心を持っているが、西側の対ロシア制裁を受けてロシアが発表した「非友好国」にアフリカの国はひとつも入っていない。ロシアは多くのアフリカ諸国と二国間関係を持っており、アフリカ連合や大陸の地域国際協会とも協力している。この記事ではカメルーンの事例を解説している。

 カメルーンの管理職レヴェルのスタッフの2,000人以上がロシアで勉強し、両国は林業と野生生物の管理に関連する職業訓練を提供する合同教育機関や専門の農学研究所を設立している。またカメルーンには多くのロシア企業が有る。過激派ボコ・ハラムはカメルーンに深刻なテロの脅威と壊滅的な経済的損失を与えて来ており、テロ対策には外国からの支援も含まれていたが、この地域で最も影響力の強いフランス(旧宗主国)は期待に添えず、2022/04/12、カメルーンはロシアと新たな軍事協定に署名した。ウクライナ紛争に伴う食糧危機の最中でも、ロシア大使は西側の仲介業者を迂回してカメルーンに直接小麦を供給することを申し出ており、また火事で破壊されたカメルーンの戦略的石油精製所を再建することも約束した。

 ワシントンは04/15にこれに「逆襲」し、主にワシントンDCとカリフォルニアで亡命を求めている約40,000人のアンバゾニア・カメルーンの分離主義者に特別な保護を与えた。真植民地主義を推進したい米帝やフランスは、ロシアと仲良くするアフリカ諸国を「罰し」たがっている。

Cameroon and Russia Start Working More Closely Together
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川流桃桜

Author:川流桃桜
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