ソロモン諸島
★ブライアン・バーレティック氏の解説。ソロモン諸島の主権を侵害して言いなりにさせようとしているのは、中国ではなく米国の方だ。
中国は米国の主権侵害に対してソロモン諸島を助けている(要点)
RTの記事と、寺島メソッド翻訳NEWSさんによるその邦訳。ソロモン諸島からしれみれば米豪帝国主義勢力の命令に従ってトチ狂った「中国包囲網」なる愚行に付き合ったところで何ひとついいことなんか無い訳で、自国を対等に扱ってくれる中国と協力関係を築いて行く方が遙かに望ましいと考えるだろう。
The US wants to use China's neighbors against it – will the plan succeed?
中国対策として米豪は太平洋諸島諸国への働きかけを強めているが、今更うまくいくはずがない
★ソロモン諸島が植民地主義勢力によって対中国戦争の舞台に変えられようとしている現状を解説したブライアン・バーレティック氏の記事の要点。
太平洋諸島を反中国戦争地帯に変える「ブルーパシフィックのパートナーシップ」(要点)
コリブコ氏の分析。豪内務相カレン・アンドリュースは、ソロモン諸島と中国とのソフトな安全保障協定と自国の選挙運動の時期が偶々重なったことを取り上げて、中国がロシアゲート式に豪与党に対して不利になるよう選挙介入を試みようとしていると仄めかしている。が、この主張に具体的根拠が有る訳ではなく、これ自体が世論誘導の為の選挙介入だ。
Australia Absurdly Described China’s Deal With The Solomon Islands As Election Meddling
コリブコ氏の分析。AUKUS(豪英米)は、豪が歴史的に所謂「裏庭」と見做して来た地域に於て経済を含む中国の様々な影響力が増大する恐怖を煽ろうとしている。ソロモン諸島と中国のソフトな安全保障協定について過剰に騒ぎ立てることで、彼等はウクライナのシナリオを南太平洋で繰り返そうとしている。中国が豪に軍事的脅威を与えることは物理的に有り得ないし、中国の方でもはっきり否定しており、豪政府は捏造された安全保障問題に基付いて中国をブギーマンに仕立て、近くの南太平洋諸国に中国との関係について警告を与えている。地域の最大の脅威は中国からではなく、それを口実として地域に覇権を確立しようとしている豪から来る。

Why Is Australia Artificially Replicating The Ukrainian Scenario In The South Pacific?
コリブコ氏の分析。ソロモン諸島の首都ホニアラは現在北京を支持しているが、マライタ島は台湾を支持している。2019年の前者の北京支持宣言の後、後者では暴動が起こり、分離独立を求めた。ソガバレ首相はこの動きは政権交代の為に仕組まれたものだと主張している。豪政府はホニアラの求めに応じて軍事介入を行い、ホニアラを支援したが、今後の展開次第ではこれがクワッドの平和維持部隊の駐留やマライタの独立住民投票に繋がる可能性も有る。何にしろこれは対中国のハイブリッド戦争の一環だ。
The Solomon Islands’ Unrest Is Part Of The Hybrid War On China
サイラス・ジェンセン氏の解説。豪=米は中国に対してソロモン諸島に「レッドライン」を引いているが、ロシアが東方拡大するNATOに対してウクライナに「レッドライン」を引いた時、彼等は黙殺した。あからさまな二重基準だ。しかもウクライナの軍事的危機は本物だったが(下手をすれば第三次世界大戦になるところだ)、中国はソロモン諸島に軍事的野心は抱いていない(現地入りした中国の警察はソロモン諸島当局の監督下に置かれる。中国との間に火器の取引は行われていない。中国には軍事基地を建設する予定は無い)。
豪モリソン首相と違って中国は気候変動問題等に関してソロモン諸島の国益を尊重してくれるので、ソロモン諸島の方から中国との関係を深めたいと思うのは自然なことだ。
Why the Solomon Islands Chose China (You Won't Believe What Australia Did)
中国は米国の主権侵害に対してソロモン諸島を助けている(要点)
RTの記事と、寺島メソッド翻訳NEWSさんによるその邦訳。ソロモン諸島からしれみれば米豪帝国主義勢力の命令に従ってトチ狂った「中国包囲網」なる愚行に付き合ったところで何ひとついいことなんか無い訳で、自国を対等に扱ってくれる中国と協力関係を築いて行く方が遙かに望ましいと考えるだろう。
The US wants to use China's neighbors against it – will the plan succeed?
中国対策として米豪は太平洋諸島諸国への働きかけを強めているが、今更うまくいくはずがない
★ソロモン諸島が植民地主義勢力によって対中国戦争の舞台に変えられようとしている現状を解説したブライアン・バーレティック氏の記事の要点。
太平洋諸島を反中国戦争地帯に変える「ブルーパシフィックのパートナーシップ」(要点)
コリブコ氏の分析。豪内務相カレン・アンドリュースは、ソロモン諸島と中国とのソフトな安全保障協定と自国の選挙運動の時期が偶々重なったことを取り上げて、中国がロシアゲート式に豪与党に対して不利になるよう選挙介入を試みようとしていると仄めかしている。が、この主張に具体的根拠が有る訳ではなく、これ自体が世論誘導の為の選挙介入だ。
Australia Absurdly Described China’s Deal With The Solomon Islands As Election Meddling
コリブコ氏の分析。AUKUS(豪英米)は、豪が歴史的に所謂「裏庭」と見做して来た地域に於て経済を含む中国の様々な影響力が増大する恐怖を煽ろうとしている。ソロモン諸島と中国のソフトな安全保障協定について過剰に騒ぎ立てることで、彼等はウクライナのシナリオを南太平洋で繰り返そうとしている。中国が豪に軍事的脅威を与えることは物理的に有り得ないし、中国の方でもはっきり否定しており、豪政府は捏造された安全保障問題に基付いて中国をブギーマンに仕立て、近くの南太平洋諸国に中国との関係について警告を与えている。地域の最大の脅威は中国からではなく、それを口実として地域に覇権を確立しようとしている豪から来る。

Why Is Australia Artificially Replicating The Ukrainian Scenario In The South Pacific?
コリブコ氏の分析。ソロモン諸島の首都ホニアラは現在北京を支持しているが、マライタ島は台湾を支持している。2019年の前者の北京支持宣言の後、後者では暴動が起こり、分離独立を求めた。ソガバレ首相はこの動きは政権交代の為に仕組まれたものだと主張している。豪政府はホニアラの求めに応じて軍事介入を行い、ホニアラを支援したが、今後の展開次第ではこれがクワッドの平和維持部隊の駐留やマライタの独立住民投票に繋がる可能性も有る。何にしろこれは対中国のハイブリッド戦争の一環だ。
The Solomon Islands’ Unrest Is Part Of The Hybrid War On China
サイラス・ジェンセン氏の解説。豪=米は中国に対してソロモン諸島に「レッドライン」を引いているが、ロシアが東方拡大するNATOに対してウクライナに「レッドライン」を引いた時、彼等は黙殺した。あからさまな二重基準だ。しかもウクライナの軍事的危機は本物だったが(下手をすれば第三次世界大戦になるところだ)、中国はソロモン諸島に軍事的野心は抱いていない(現地入りした中国の警察はソロモン諸島当局の監督下に置かれる。中国との間に火器の取引は行われていない。中国には軍事基地を建設する予定は無い)。
豪モリソン首相と違って中国は気候変動問題等に関してソロモン諸島の国益を尊重してくれるので、ソロモン諸島の方から中国との関係を深めたいと思うのは自然なことだ。
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