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フランス

★2022/02/20に行われた、9分間のマクロン=プーチン電話会談の中身。
「分離主義者達の提案など知ったことか!」エマニュエル・マクロンがウクライナでの戦争を避ける為にプーチンに電話を掛けた時(要点と補足)

★第二次世界大戦後まで存在したフランスの非人道的な流刑地制度の実態を描いたドキュメンタリーから、要点を纏めて多少補足した。
1852〜1953年まで存在したフランスの強制労働収容所は、グラーグよりも酷かった(要点と補足)

2022/12/30、近年最も人気の無かった(不支持率97%)フランスの大統領(2012〜17年)、フランソワ・オランドは、キエフ・インデペンデントのインタビューで、2014年のミンスク合意はロシアを騙してキエフを武装強化させる為の時間稼ぎだったとするアンゲラ・メルケル元独首相の発言を、「この点では正しい」と裏書きした。「2014年以来、ウクライナは軍事態勢を強化して来ました。実際、ウクライナ軍は2014年時点とは完全に別物でした。訓練も装備も充実していました。ウクライナ軍にこの機会を与えたのは、ミンスク合意の功績です。」つまり平和など口先だけで、真の目的は第三次世界大戦に繋がりかねない超危険な火遊び(ロシア侵略プロジェクト)であったことを、NATOの当事者の一人がまた認めた訳だ。まぁNATOプロパガンダを完全に信じ込んでいる人達は、誰がどんな真実を明らかにしようが一向に気にしないらしいので、この発言を問題にするのは圧倒的少数派の「ロシアの工作員」達だけだろうが。
Hollande backs up Merkel revelation on Donbass peace

2022/11/09、フランスのマクロン大統領はバルカン(Barkhane)作戦の正式な終了を宣言し、仏軍を西サヘルから完全撤退させることを宣言した。2013年以来、仏軍は「対テロ戦争」の名目での西サヘル地域に違法に展開し、地域諸国や国連や人権団体から非難されているが、無論西の「国際社会」はこれを「アフリカ諸国に対する主権侵害だ!」などと騒いだことは無い。仏軍は「G5サヘル(ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェールの5ヵ国)」に、少なくとも5,100人を展開させており、これまでも度々民間人の殺害等の事件を起こして来た。2020年には仏軍兵士がマリの民間人1名を殺害、2名を負傷させている(仏軍は威嚇射撃で、被害は跳弾によるものだと主張したが、目撃者は威嚇射撃の音など聞いていないと証言している)。2021年のドローンによる結婚式会場の攻撃では19名が殺害された。南アフリカ共和国でも仏軍による民間人殺害やレイプ事件が繰り返し起こっており、地域全体で仏軍に対する不満と抗議が高まっていた。
GREAT NEWS: France Ends Military Occupation of Africa, Leaving Behind Destruction


★アフリカを縛る新植民地主義、「フランサフリック」体制についての解説。
何故フランスの植民地主義はまだ続いているのか(要点)

国連が「世界最悪の人道危機」が起こっていると評している国はウクライナではなく、2015年以来侵略が続いているイエメン。侵略軍たるサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)に武器を供給しているトップは米英で、3番目はフランス(ドイツ、スペイン、イタリアがこれに続く)。ウクライナ紛争に於いてEUが行なっている自殺的な対ロシア制裁は完全に裏目に出ているので、フランスのマクロン大統領はエネルギー確保に必死になっている。解決策のひとつは旧植民地たるアルジェリアのご機嫌を取ることだが、もうひとつはUAE。フランスは7月にUAEとの新しい戦略的エネルギー協定を発表したが、8月になるとUAEが支援するイエメンの南部暫定評議会(STC)が攻撃を開始し、原油を強奪。ガス施設に関して米軍と仏軍が怪しい動きをしていることも報告されている。イエメンの資源強奪は2015年に傀儡政権が権力を掌握した時から続いているので、これは新しい話ではないが、これにより停戦合意が完全に死ぬ可能性が更に高まる。本当にこの西側自由民主主義ナチ陣営は強盗の集まりでしかない。
The West is poised to throw Yemen under the bus again to fuel its economic war on Russia

フランスはウクライナ軍がドネツク、ゴルロフカ、マケエフカ、ヤシノバタヤの民間人を虐殺する為に使用してきたシーザー自走式銃をウクライナに提供しているが、2022/05/20にハッキングによって明らかになったウクライナの文書に拠ると、OGR F1クラスター爆弾も提供している。これは2008年のオスロ条約で禁止された兵器で、2020年6月にフランスはクラスター爆弾の備蓄を完全に破壊したと公式に発表していた。フランス政府は嘘を吐いていたことになる。
 155mmクラスター爆弾は空中で爆発して63個の子爆弾を投下し、広範囲で爆発して射程に有る全てのものを殺す無差別殺戮兵器だが、ウクライナ軍はより高い高度で爆発する起爆装置を使用して投射面積を増やし、従って潜在的な民間人死傷者の数を増やしている。

FRANCE SUPPLIES UKRAINE WITH BANNED CLUSTER MUNITIONS IT IS SUPPOSED TO HAVE DESTROYED

エリック・ズエッセ氏の論説。仏大統領選に於てルペンが掲げていた政策は、金持ちの権利よりも貧しい人々の権利、株主の権利よりも労働者、大企業よりも中小企業、と云う風に一貫して一般庶民の側に立っており、企業独裁を進めるマクロンなどよりよっぽど進歩的、社会民主主義的、左派的な立場だった。だがビリオネアが所有する大手メディアは軒並み彼女を「極右」とラベル付けし、左派ですらそのラベルを鸚鵡返しにした。人々は政策ではなくラベルによって候補者を選んでいる。これで民主主義など機能する訳が無い。
The Triumph Of Deceit: How Thinking In Labels — Mere Words — (Not In Reality) Has Killed Democracy

ウクライナのマリウポリのアゾフスタン工場には、ネオナチを含むウクライナ軍を訓練していた仏軍&諜報部の将校が少なくとも50人は居たが、選挙中だったマクロンは「降伏するな」と命令した切り彼等を見殺しにした。ドネツク人民共和国の発表では、彼等を含む推定400人の外国の傭兵がアゾフスタリに閉じ込められているのを発見した。
Did Macron abandon French military to die in Azovstal to protect his election campaign?

関連スレッド。
 シャルリ・エブド襲撃事件の謎
 コモロ連合/マヨット
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川流桃桜

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一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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