イラン
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023年5月に水利権を巡って悪化したイランとタリバンの関係は、11月になって改善が見られた。これは双方のみならず隣国のインドとロシアにとっても利益となるが、これによって米国がこの地域を分断統治しようとするリスクも減ることになった。
イランとタリバンの関係改善はインドとロシアにも利益を齎す(抄訳)
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/11/02のイエメンのフーシによるイスラエル爆撃未遂は、イランによって承認された可能性が有る。その場合イランとサウジとの関係は再び悪化し、地域全体に広範な影響を齎す可能性が有る。
フーシによるイスラエル爆撃未遂は何が目的だったのか?(抄訳)
アンドリュー・コリブコ氏の解説。イランのメディアに拠ると、2023/09/19の対テロ作戦以降、アゼルバイジャンとイランとの関係は西洋の認識に反してかなり改善している。アゼルはアルメニアとは異なり、ユーラシアを揺り動かす多極化の波に乗ろうとしている。
Tasnim News’ Latest Reports Prove That Iranian-Azeri Ties Are Actually Improving
★アンドリュー・コリブコ氏の記事の抄訳。イランをトルコを相手に1980年代のイラン・イラク戦争の様に長期戦争に引き摺り込み、地域を分断しつつ双方に血を流させることは、米国の利益に適っている。イランがアルメニアを軍事支援すべき理由として挙げられているものがどちらも誤っていることと、そこから起こり得る悲惨な結末を考慮すると、イランは新たなカラバフ紛争に巻き込まれることが賢明なことかどうか、よく考えるべきだろう。
イランが新たなカラバフ紛争に巻き込まれたら、米国は大喜びするだろう(抄訳)
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。水を巡ってイランとタリバンとの間に緊張が高まっている。
タリバンはイランの水利権を侵害することで危険な遊びをしている(抄訳)
★ウクライナ代理戦争に於て、イランはロシアの軍事同盟国なのか?について、アンドリュー・コリブコ氏の分析。NATO諸国はキエフの反攻の失敗の言い訳としてイランを利用しようとしてる。
主流メディアはキエフの反撃が失敗した場合に備えてイランをスケープゴートにしようとしている(抄訳)
2023/05/24、イランは7年振りにサウジ駐留大使を任命。03/10の衝撃の和解協定以降、両国の外交関係は順調に回復しつつある様だ。
Iran names ambassador to Saudi after seven-year gap
何故イランは「中東」」ではなく「西アジア」と云う呼び方を使うのか? それは前者が、欧州を世界の中心と捉えた時の呼び方だからだ。
なぜ「中東」ではなく「西アジア」なのか? イラン最高指導者の見解
コリブコ氏の分析。2023/03/31、イスラエル外相はアゼルバイジャンとの「対イラン統一戦線」の設立を発表。イラン側は「陰謀だ」と反発している。統一戦線の詳細は不明の儘だが、イランとアルメニアの関係が強化される一方で、イランとアゼルの関係はここ1年悪化している。この不仲は南北輸送回廊の実現にとって障害となり、西洋がそこに付け込む可能性が有る。ロシアにとって、こうした対立関係は懸念事項だ。アゼルとロシアとの貿易は増加しているが、ロシアがカラバフの停戦に違反したとアゼルを非難してからは不確実性が高まっている。
The Azerbaijani-Israeli “United Front” Against Iran Raises Some Serious Questions
イランでは2022/11/30に最初の症例が報告されたのを皮切りに、女子高生の毒物中毒(?)事件が相次いでいるらしい。主な症状は頭痛、吐き気、目眩、倦怠感、脚の痺れ等(遺伝子ワクチン被害だとしたら典型的だとは言えない)。2月下旬には小学校や男子校でも同様の事例が見られる様になったらしい。一酸化炭素やアンモニア、集団ヒステリー等の候補が挙がってはいるが、今のところはっきりした結論には至っていない。何れにしろ西洋が支援するメディアや活動家はこれらはイラン国家による自国民に対するテロであると云う主張を行い、イラン中傷キャンペーンに利用している。
Iran’s chain poisonings: an act of terrorism, a crime or mass hysteria?
2023/02/27、イラン産業鉱山貿易省は、西部のハメダーン州の鉱床には約850万トンのリチウム鉱石が含まれていると発表。これにより、イランはチリに次いで世界第2位のリチウム埋蔵量を誇ることになる。リチウムは第四次産業革命を進める為に不可欠な鉱物資源のひとつなので、西洋諸国がイランのレジームチェンジを望む理由がまたひとつ増えた。
Iran discovers its first lithium ore deposit
Iran discovers world’s second largest lithium reserve
コリブコ氏の分析。ロシアとインドの協力関係が急速に拡大するのに応じて、ロシアとイランの協力関係も拡大することだろう。ロシアとインドの貿易を促進する南北輸送回廊(NSTC)はイランを通っている為、米中ふたつの超大国に与しない第3の極が、これを軸にして形成されることとなる。ロシアが多極化プロセスを加速する為に中央アジアと南コーカサスへの扉を開くにつれて、今後イランもまた中央アジアと南コーカサスで大きな役割を果たすことになる。
Russian-Iranian Cooperation Expands From The Levant To Central Asia & The South Caucasus
エリック・ズエッセ氏の記事。1953年、イランの民主的に合法的に選出された、東西どちらの側にもつかず誰の傀儡でもなかったモハンマド・モサデク首相を、帝国主義勢力(米英諜報部+イランの聖職者とシャー)は協力してクーデターを起こして失脚させた。民主主義と国家主権に対する紛れも無い犯罪行為だが、CIAがこの「アイアス作戦(Operation Ajax)」の事実を認めたのは2017年。イラン一国についてさえ、帝国が陰謀の事実を認めるのに64年掛かった。ウクライナ紛争は第三次世界大戦に発展する可能性も有るので、帝国がウクライナのナチを支援して来た事実を認める日は永久に来ないかも知れない。
It Took 64 Years for the U.S. Government to Admit to Its 1953 Coup that Grabbed Iran
イスラム革命防衛隊の発表では、2022/10/18時点で22ヵ国(アルメニア、アルジェリア、セルビア、タジキスタン、ヴェネズエラ等)が、イランの攻撃用ドローンを購入したがっている。これは既にイエメンでサウジ連合軍に対して実績を証明しており、イランは防衛産業に於ける独立を宣言している。西洋のハイブリッド戦争の標的にされている国々が生き残る為には独立した防衛力の強化が必須。ウクライナから大量の兵器が闇市場に流出していることでもあるし、結構な展開だろう。
Over 20 nations lined up to purchase Iranian drones: Official
★コリブコ氏の分析。
ウクライナでのイランのドローンについてのゴールデン・ビリオンの大騒ぎは裏目に出た(要点)
コリブコ氏の分析。アゼルバイジャンはEUと、ロシアはイランとのガス取引を纏めたが、これは競合的なものと云うより調整的なもの。米帝の圧力により段階的に廃止されるEUのロシアとの取引をアゼルバイジャンが置き換え、ロシアは失われた市場をイランのそれに置き換えている。イランのガス埋蔵量は世界最大規模であり、ロシアと合わせると世界の総ガス埋蔵量の約1/3を占めると予想されている。これをロシアの技術によって利用可能にすれば、将来的にはロシア(+カタール?)との間でOPECの様な仕組みが作られることになるかも知れず、エネルギー安全保障分野でインドとの協力を深める可能性が考えられる。他方アゼルバイジャンはEUのエネルギー安全保障に於てより重要な戦略的な役割を果たすことにより、西側の干渉を先制的に阻止することが出来る様になる。
A Tale Of Two Gas Deals: Azerbaijan-EU & Russia-Iran
★コリブコ氏の分析。「イランがロシアにドローンを販売しようとしている」と云うワシントンの主張についての分析。
代替メディアの多くが本当であって欲しいと思っているが、イランはロシアにドローンを販売していない(要点)
コリブコ氏の記事。中国とEUとの貿易促進を目的としたユーラシア・ランドブリッジ(ELB)は西側の反ロシア制裁によって無期限延期となってしまったが、その分中央アジア、カスピ海、南コーカサスを経由する中国とトルコの間の中央回廊(MC)の重要性が増大した。これは一帯一路構想(BRI)の一環である中国-中央アジア-西アジア経済回廊(CCAWAEC)=中央アジア回廊(CAC)と重なっており、これは中国を中央アジア経由でイラン、トルコ、EUと繋ぐことが予定されている。中国=イラン回廊は現在3つの現実的な選択肢が進行中だが、イランは、中国、インド、中央アジアに関するユーラシアの多方向統合プロセスの中心に位置している。
Chinese-Iranian Overland Connectivity Is Slowly But Surely Being Streamlined
現在進行中の中国=イラン・ルートのひとつ、イラン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスタンを中国の新疆ウイグル自治区と接続する鉄道ルート。

Iran-Afghanistan Rail Plans To Connect With China
★コリブコ氏の記事の私による抄訳。ウクライナ紛争を巡る反ロシア・プロパガンダの基本的パターンが解説されている。
AP通信のイラン人向けの反ロシア情報戦争物語のデバンキング(抄訳)
コリブコ氏の分析。ロシアの大ユーラシア構想の柱はパキスタンとの関係、イスラエルとの関係、中国との関係だが、パキスタンでは親米派による政権交代によって、イスラエルはネタニヤフ後の政権の反ロシア路線によって、何れも多極化へ向かう世界の趨勢に逆らっている。米帝は新たな核取引をエサにイランを対ロシア制裁に参加させようとしているが、イランがこれに同意するかは不明。イランは多極化へ向かう長期的な大戦略的利益を誠実に信じているので、目先のエサに飛び付く可能性は低いが、今後の展開を注視する必要が有る。
Iran Stands To Gain From Possible Changes In Russia’s Relations With Israel & Pakistan
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フーシによるイスラエル爆撃未遂は何が目的だったのか?(抄訳)
アンドリュー・コリブコ氏の解説。イランのメディアに拠ると、2023/09/19の対テロ作戦以降、アゼルバイジャンとイランとの関係は西洋の認識に反してかなり改善している。アゼルはアルメニアとは異なり、ユーラシアを揺り動かす多極化の波に乗ろうとしている。
Tasnim News’ Latest Reports Prove That Iranian-Azeri Ties Are Actually Improving
★アンドリュー・コリブコ氏の記事の抄訳。イランをトルコを相手に1980年代のイラン・イラク戦争の様に長期戦争に引き摺り込み、地域を分断しつつ双方に血を流させることは、米国の利益に適っている。イランがアルメニアを軍事支援すべき理由として挙げられているものがどちらも誤っていることと、そこから起こり得る悲惨な結末を考慮すると、イランは新たなカラバフ紛争に巻き込まれることが賢明なことかどうか、よく考えるべきだろう。
イランが新たなカラバフ紛争に巻き込まれたら、米国は大喜びするだろう(抄訳)
★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。水を巡ってイランとタリバンとの間に緊張が高まっている。
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2023/02/27、イラン産業鉱山貿易省は、西部のハメダーン州の鉱床には約850万トンのリチウム鉱石が含まれていると発表。これにより、イランはチリに次いで世界第2位のリチウム埋蔵量を誇ることになる。リチウムは第四次産業革命を進める為に不可欠な鉱物資源のひとつなので、西洋諸国がイランのレジームチェンジを望む理由がまたひとつ増えた。
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Russian-Iranian Cooperation Expands From The Levant To Central Asia & The South Caucasus
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★コリブコ氏の分析。
ウクライナでのイランのドローンについてのゴールデン・ビリオンの大騒ぎは裏目に出た(要点)
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コリブコ氏の記事。中国とEUとの貿易促進を目的としたユーラシア・ランドブリッジ(ELB)は西側の反ロシア制裁によって無期限延期となってしまったが、その分中央アジア、カスピ海、南コーカサスを経由する中国とトルコの間の中央回廊(MC)の重要性が増大した。これは一帯一路構想(BRI)の一環である中国-中央アジア-西アジア経済回廊(CCAWAEC)=中央アジア回廊(CAC)と重なっており、これは中国を中央アジア経由でイラン、トルコ、EUと繋ぐことが予定されている。中国=イラン回廊は現在3つの現実的な選択肢が進行中だが、イランは、中国、インド、中央アジアに関するユーラシアの多方向統合プロセスの中心に位置している。
Chinese-Iranian Overland Connectivity Is Slowly But Surely Being Streamlined
現在進行中の中国=イラン・ルートのひとつ、イラン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスタンを中国の新疆ウイグル自治区と接続する鉄道ルート。

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