ヴェネズエラ

些細だが象徴的なエピソード。英語の普遍性は確かに便利だが、多極世界ではどうなるか分からない。
English language booted from press conference in China
中国での記者会見で英語による質問が一蹴された

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ブラジルのルラ大統領はヴェネズエラのBRICS加盟を支持しているが、これは無責任で問題を孕む行為だ。
ヴェネズエラがBRICSに加盟するには、今は最適な時期ではない（抄訳）

2022年、CIAがヴェネズエラのチャベス大統領に対して仕掛けたクーデターについてのドキュメンタリー。アメリカ帝国の外交政策が貧しい有色人種に対して富裕な白人の特権を守る差別主義的・新植民地主義的・反民主主義的な路線に従っていることがよく解る事例。32分頃から描かれる謎の狙撃事件は、2014年のウクライナのマイダン広場での謎の狙撃事件によく似ている。CIA界隈が仕掛けるカラー革命やクーデター等の現場ではこの種の狙撃事件が頻発するが、その結果を見ればその目的は明らかだ。混乱を作り出して暴力的な対立を煽るのだ。
The Revolution Will Not Be Televised (2002 Venezuela Coup)


★イランのカセム・ソレイマニ司令官暗殺の動機として、ヴェネズエラとの軍事協力がワシントンの逆鱗に触れた可能性も考えられるのでは、と指摘した記事。
ヴェネズエラのカセム・ソレイマニ：彼の暗殺の背後に有る余り知られていない動機（要点と補足）

★ヴェネズエラ・アナリシスのアンドレイナ・チャベス・アラバ氏の記事の要点。制裁は人道犯罪だ。
ヴェネズエラの子供達が米国の制裁下で死に続ける一方、ワシントンは「民主主義プログラム」に資金を提供している（要点）

★ヴェネズエラの与党である統一社会党(PSUV）とヴェネズエラ共産党（PCV）との溝の深まりを指摘する記事。
ヴェネズエラの共産主義者とマドゥロ政権与党の溝が深まる（要点）

★オーウェン・シャルク氏の論説の要点。
ヴェネズエラのコミューンの将来は？

ヴェネズエラのマドゥロ大統領は「世界にメディア独裁が有ったとしたら、今が正にそうです。破廉恥な嘘を吐き、人道に反している西側のメディア独裁です」と発言。被害者側の言い分として実に当然の内容だ。今世界の分断を齎しているのは西側メディアによる大規模なプロパガンダ戦争。これを何とかしないことには世界平和など夢のまた夢。
President Maduro: We’re Seeing a Western Media Dictatorship

今尚米帝の経済制裁に苦しむヴェネズエラのマドゥロ大統領は「西側はロシアを解体しバラバラに破壊する戦争を望んでおり、私達全員が生きることの出来る多極世界の希望を終わらせようとしています」と発言。その通り、これはウクライナとロシアだけの問題ではなく、今後の国際社会全体の在り方を問う戦争だ。
West wants to ‘destroy’ Russia – Venezuela

関連スレッド。
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