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ブチャの虐殺の真相

★「ブチャの虐殺」の嘘を受け入れることは、それを口実として行われるその後の虐殺を許してしまうことだ。
ブチャの虐殺と白い腕章:誰がこれらのロシア・シンパを殺したのか?(要点と補足)

NYタイムズの2022/04/02の記事は、「目撃者、ウクライナ当局者、衛星画像、軍事アナリストに拠ると、(ロシア軍は)死んだ兵士達と燃えた車両を残して行った」と報じてはいるが、虐殺については一言も触れていない。03/30に完全撤退を終えていたロシア軍が虐殺を行っていたのであれば、何等かの言及が有って然るべきだ。記者達は6人の民間人の遺体を発見したと述べているが、「彼等がどの様な状況で死亡したかは不明だが、頭を撃たれた1人の男性の傍には、廃棄されたロシア軍の食糧の包装が横たわっていた」と述べている。これは犠牲者がロシア軍から人道支援を受け取った民間人か、或いはロシア兵であることを示唆している。
What Happened on Day 38 of the War in Ukraine

★「ブチャの虐殺」を証明すると主張されている衛星写真についての検証。
ブチャの虐殺についての更なる証拠、更なる疑念(要点と補足)

2022/04/02、ウクライナ国家警察はブチャでの「掃討」作戦の様子を撮影した動画を公開した(リンク先で観ることが出来る)。これが撮影されたのは04/01かそれ以前(ロシア軍は03/30に撤退を終えたので、可能なのは03/31)だと思われるが、この動画には死体などひとつも映っていない。これはこの翌日、04/03にキエフのメディアが公開した死体の転がっている画像とは完全に矛盾している。
NEW EVIDENCES SHED LIGHT ON ALLEGED MASSACRE IN BUCHA, KIEV REGION (VIDEO, PHOTO)

★「ブチャの虐殺」を巡る、国際刑事裁判所の不作為と、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が「集団墓地」を訪れた時の不可解な反応について。
ウクライナ:ブチャの「偽旗」が崩壊:「国際社会」はICC主任検察官カリム・カーンを呼んだが、反応無し(要点と補足)

日本のジャーナリズムの絶望的なまでの質の低さを証明する記事のひとつ。この「ジャーナリスト」がやっていることは団体パックツアーの観光客と同じレヴェルだ。嘘吐き常習犯であることが既に判明している戦争当事者の一方が主催するツアーに参加して、彼等が見せたいものを見せられ、彼等が聞かせたいものを聞かせられ、それを検証も分析もせず、頭が空っぽの抜作の様に拝聴してそれを記事に起こしているだけ。この指摘がピンと来なければ、逆の状況を想像してみれば良い。ロシア政府がキエフ軍の戦争犯罪を証明する為にこの様なツアーを組んで報道関係者達を招待したとしたら、「プーチンは現代のヒトラー!」とか言っている人達は果たしてその報道内容を鵜呑みにするだろうか。
ブチャの虐殺

★「ブチャの虐殺」の真相について、ドンバス・インサイダーの記事の続編。
ブチャの虐殺:衛星画像と動画が捏造され、虚偽の物語が広められた(要点)

★「ブチャの虐殺」の真相について、ドンバス・インサイダーが2022/04/04に発表した記事を纏めてみた。
ブチャの虐殺、 ウクライナのティミショアラ(要点と補足)

2022/04/06、「ブチャの虐殺」が騒がれ始めたのと同時期、NYタイムズは、ウクライナ兵によってロシア兵が殺害される現場の動画の信憑性を確認したと報じた。04/04に公開されたこの動画が正確に何時、何処で撮影されたのを特定するのは困難だが、記事では03/30前後のキエフ近郊と結論付けている。この動画には4人のロシア兵が高速道路で血だまりに横たわっている様子が映されており、重症だがまだ生きていた一人が銃によって殺害されている。動画には3人のウクライナ兵の顔が映っているが、内一人はジョージア軍団のテイムラズ・キザニシヴィリであると確認が取れている。ウクライナ兵による戦争犯罪の証拠と言えるこの動画を、ウクライナ内務省は捏造だと主張している。

The New York Times подтвердила подлинность видео с убитыми российскими солдатами под Киевом. Один из них ранен, в него стреляют в упор

★ブライアン・バーレティック氏による解説。「ロシアが戦争犯罪を犯した」と西側大手メディアは主張するが、その証拠を提示出来ていない。例によって証拠は無いけれども主張しているだけ。
米国が資金提供するメディアは、ロシアの「戦争犯罪」の証拠を提示出来ていない(要点)

2022/10/21の国連安保理でのロシアのネベンジア常任代表の発言に拠ると、再三要請しているにも関わらず、ロシアは今だに4月にブチャで起きたウクライナによる挑発行為の犠牲者リストを受け取っていない。これはキエフ当局の主張に何の裏付けも無いことを改めて証明している。
Statement by Permanent Representative Vassily Nebenzia at UNSC Briefing on Ukraine

★スコット・リッター氏が「ブチャの虐殺」の真相を再構成したまとめ。
ブチャ再訪(要点)

★「ブチャの虐殺」を調査した専門家チームからの内部告発。
NATOの国家諜報部が入手したが現在は機密扱いの動画は、ウクライナ軍がブチャでの民間人殺害に責任が有ることを暴露していると言われている(要点)

国連安保理は、ブチャの虐殺に関して国際調査委員会を設置すると云うロシアの要求を3回拒否している。今だに国連に幻想を抱いている日本人も多い様だが、国連や国連組織は西側諸国によって私物化されている。
The UN Security Council rejected Russia's demand to hold a meeting on the "blatant provocation of Ukrainian radicals in Bucha"

2019年の大統領選に立候補してゼレンスキーに敗れ、右派セクターからその後野党側に転向したたウクライナの政治家、イリヤ・キバは2022/04/05にテレグラムで、ブチャの虐殺は 英国のMI6によって計画され、SBU によって準備されたと証言している。
Intel Slava Z
Operation Z – a new interview with former Swiss Intelligence officer Jacques Baud

IWJ(岩上安身ジャーナル)は基本的に国際/グローバル問題は殆ど取り上げないのだが、ウクライナ紛争については最近熱心に取り上げている。「ロシアによるウクライナ侵攻を可能な限り中立的に、偏向することなくお伝えしたいと努めています」などと今だに非常に日和ったヌルいことを言ってはいるものの、この記事の様に事実関係をきちんと整理して行けば、嘘を吐いているのがどちらかであろうかは割と直ぐ明らかになる。
【IWJ速報4月6日、7日】「ブチャの虐殺」では、米民間会社がロシアの主張を覆す衛星写真を提出、米国はロシア軍の実行部隊を特定すると宣言! 米国の本命は対中国包囲網、台湾と日本は第2のウクライナに! 2022.4.8

こちらの日本語の記事も(重複になるが)参考になる。合理的に事実関係を解釈しようとする人であれば、また西側諸国が過去に何度も虐殺やジェノサイドや人道犯罪を捏造して介入や弾圧の口実にして来た歴史を覚えている人であれば、真っ先に疑うべきなのが誰なのか、大して迷う必要は無いだろう。
ブチャの虐殺にまつわる疑問

ゼレンスキーの発言に拠れば、或るEUの指導者が、ブチャの虐殺が捏造されたものではなかった証拠を求めたそうだが、ゼレンスキーはそれが具体的に誰なのかは明らかにしなかった。
EU leader wanted proof Bucha wasn’t staged – Zelensky

ウクライナ軍事司令官セルゲイ・コロトキクが04/02に投稿し、後に削除された映像(死体は映っていない)の中で、「青い腕章を着けていない者を撃っても良いか?」「いいとも」と云う遣り取りが為されている。青い腕章はウクライナ軍が着けているもので、ロシア軍は非戦闘員である証の白い腕章を全市民に着けさせていた。「ブチャの虐殺の被害者」とされる死体の多くが白い腕章を着けていることが確認されている。
Юлия Витязева 🇷🇺

★「ブチャの虐殺」に関する時系列まとめ。
ロシアとウクライナはブチャの民間人死者をめぐって非難合戦(時系列まとめ)

ロシア国防省の発表ではロシア軍は03/30に完全に撤退しており、ブチャ駐留中も市民達は自由に動き回り、街を離れるのも自由で、携帯電話を使うことも出来た。同時にブチャ南部郊外は大砲、戦車、多連装ロケットシステムを持つウクライナ軍により24時間攻撃を受けていた。
Statement by the Russian Defence Ministry

ブチャの死体が本当にロシア軍に殺害されたものだとしたら、死後最低4日は経っている筈だが、死後硬直の形跡が無く、傷口にはまだ血が滲んですらいる。
The Russian Defence Ministry Denies Accusations of Kiev Regime of Allegedly Killing Civilians in Bucha, Kiev Region

「ロシア軍によるブチャの虐殺」が捏造である証拠:03/30にロシア軍が撤退。03/31のブチャ市長の動画に虐殺への言及無し。04/01〜02にアゾフ大隊が現地入り。04/02のウクライナ警察の報告にも虐殺の言及無し。04/02の領土防衛の動画にも死体は映っていない。04/03から公開された映像の死体の殆どは白い腕章を巻いているが、これはロシア国防省や一般市民(非戦闘員)に見られる特徴。死体はロシアの人道援助として提供していた食料の隣で発見されている。民間人を殺害したのはロシア軍ではなく、ロシア軍撤退後に現地入りしたウクライナのネオナチと考えた方がすっきり説明出来る。
Staged Massacre in Bucha

スコット・リッター氏の解説。03/30にロシア軍はブチャから撤退し、03/31にはウクライナ国家警察がブチャ入りし、ブチャ市長は町が完全に当局の管理下に在ると発表。この時虐殺の告発は無し。虐殺の証拠とされる映像は04/02になってウクライナ当局によって初めて公開された。事実関係を検証するのは難しくない筈だ。
The truth about Bucha is out there, but perhaps too inconvenient to be discovered
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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