人権産業
★ベン・ノートン氏の記事の抄訳。西洋は常々、自分達こそが人類文明の担い手であり、進歩的価値観の体現者であり、他の国々は道徳的に劣っている為、「我々」が善導してやらなければならないと公言して憚らない。だが、2023/11/07に国連総会で行われた投票結果は、寧ろ西洋こそが正に人類文明の進歩を妨害しようとする悪質な反動勢力であることを証明している。
西洋は国連で民主主義、人権、文化的多様性に反対票を投じ、傭兵と制裁を促進する(抄訳)
ロシアのプーチン大統領に対し「ウクライナの子供達を誘拐している」と云う虚偽の告発を行った国際刑事裁判所は、英米圏を中心とする国際人身売買ネットワーク問題から人々の目を逸らそうとしている。
Ukrainian children are victims of modern slave traders from Britain and the United States
「ウクライナの子供たちは、現代における英国と米国の奴隷商人の犠牲者」
ルワンダやユーゴスラヴィアの国際戦犯法廷で弁護士を務めたことも有るクリストファー・ブラック氏の、2023年6月の国際会議での演説。国際刑法の場では西洋の侵略者が犠牲者を告発し、正義ではなく抑圧や迫害の為に裁判が行われることが常態化している。国際正義は、真に民主的な国際秩序無しには存在し得ない。
The Future of International Criminal Law
2023/09/01、ロシア法務省は、リベラル系新聞ノヴァヤ・ガゼータの編集長であり2021年にノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラトフを、「外国の工作員」に指定した。因みに外国から資金提供を受けたり外国の影響下に在る人物を外国の工作員に指定する法律は他の国々にも存在し、米国では最悪の場合は死刑になる。そして過去にロシアでノーベル平和賞を受賞した個人や団体は全て、外国から資金提供を受けた人権団体「メモリアル」の関係者だが、ガゼータもこのメディア・パートナーだったので、ロシア法務省の主張には根拠が無い訳ではない。
Nobel laureate placed on Russia’s ‘foreign agents’ list
2023/08/31、ノーベル財団は、「異なる見解を持つ人々の間の対話」を促進する為に、今年のノーベル章式典にロシア、ベラルーシ、イランの大使を招待すると発表したが、ウクライナとスウェーデンの政治家達の強い怒りを受けて、2日後にこの招待を撤回した。但しノーベル平和賞が授与されるオスロでの別の式典には招待される。昨年の平和賞は、ロシアとベラルーシの反政府活動家と、ロシア軍の戦争犯罪を告発したウクライナのNGOに授与された。ノーベル平和賞は過去に何度も大量殺戮者や人道犯罪者に送られているが、ウクライナ戦争に関しては、ノーベル財団はまたしても平和の敵に与する決定をしたと云うことだ。
Nobel Foundation pulls invitation to Russia
★「現代のヒトラー」とまで呼ばれた無実のスロボダン・ミロシェヴィッチの死の真相は今だ不明。そして誰も責任を問われていない。
ミロシェヴィッチの死とNATOの責任(要点)
★旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷(ICTY)を事例研究。「国際戦犯法廷」なるものは、実際には加害者が被害者を「裁く」場だ。
国際戦犯法廷が公平って本当?(要点と補足)
★「ロシア軍兵士がウクライナで組織的にレイプを行なっている」との国連特別代表の訴えは証拠無しに行われた。
国連当局はいたずら電話で、ウクライナ・レイプ事件の証拠が無いことを認める(要点)
★2022年度のノーベル平和賞は3つの反ロシア工作員が受賞した。例によって下らない茶番だ。
ノーベル平和賞委員会に対してベラルーシ、ロシア、ウクライナのエリート層は共通の怒りで団結した(要点と補足)
★アレクサンダー・ルビンスタイン氏の記事。アムネスティはどの政府からも独立した組織ではない。
アムネスティ・インターナショナルと英米諜報部との困った協力関係(要点)
ウクライナ軍の戦争犯罪に関する報告書を撤回したアムネスティ・インターナショナルは、2022/08/26に案の定、ドンバス法廷は「違法で容認出来ない」と発表し、ナチに対する「卑劣な見せ物裁判」は容認出来ないとする08/22のゼレンスキーの発言と方向性を一にしている。
余談だが「見せ物裁判」と聞いて私が真っ先に思い出すのは、東京裁判やニュルンベルク裁判等もそうだが、サダム・フセインのリンチ裁判だ。これは米帝が如何なる国際法上の根拠も無く勝手に開いたもので、法廷には毎回サクラが大挙して押し寄せてフセインを罵り、「被告に対して公平過ぎる」と云う耳を疑う様な理由で判事の首が挿げ替えられた挙句、まだ裁判の途中なのにも関わらず(特にCIAが関与した残虐行為には触れられていなかった)、何故か偶然にも米大統領の中間選挙直前に死刑判決が宣告された。あそこまで馬鹿馬鹿しい裁判はそう見られるものではないが、AIは一応2006年にはこの正真正銘の見せ物裁判に対しては議の声明を出している。
Amnesty issues warning about Donbass tribunal
人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチは政府から資金を得ておらず寄付だけで運営されていることを自慢しているが、その寄付者はジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団、マッカーサー基金、フォード財団、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等で、これらが政府の協力や合意無しに独立して何かをやることは無い。

Human Rights Watch
人権NGOフリーダムハウスのウクライナ関連ページ。自国民を虐殺しているネオナチについての言及は一切無く、ひたすらロシアを悪魔化することに集中している。
The Invasion of Ukraine
CIAの1973年の公式文書。アムネスティ・インターナショナルの創設者ルイス・クトナーは、北京にNGOを設立する為にCIAに25万ドルを請願。見返りとしてスタッフはCIAで占めても良いことに。つまり中国のアムネスティは実質的にCIAの支部。

Alan MacLeod @AlanRMacLeod
アムネスティ・インターナショナルは西側の対ロシア政治工作員のアレクセイ・ナワリヌイに「良心の囚人」なる称号を贈るが、これはヴェネズエラのレオポルド・ロペスの様なテロリストも貰っているが、アサンジやマニングやマンデラ等は貰えていない。
AMNESTY INTERNATIONAL: NAVALNY A PRISONER OF CONSCIENCE. BUT NOT MANNING, ASSANGE OR MANDELA
アムネスティ・インターナショナルは疑わしい証拠に基付いてシリア政府の戦争犯罪を非難するが、逆にアルカイダ(CIAのジハード主義者傭兵ネットワーク)の戦争犯罪は否認している。この点でアムネスティはCIAの人権侵害の共犯として働いている。
Amnesty International silent on Al-Qaeda war crimes to criminalize Syrian government
EUの人権裁判所は Open Society 財団のネットワークを通じて投資家ジョージ・ソロスによって支配されている。西側人権産業の透明性と独立性は極めて疑わしい。
George Soros Controls the EU's Court of Human Rights, They Admit It Themselves
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、北朝鮮に対しもっと強硬姿勢で臨むよう日本の安倍政権に公開書簡で苦言。無意味で非人道的で逆効果な制裁をもっとやれとけしかける。人権侵害を扇動するネオコン人権産業。
日本政府は圧力一辺倒に回帰するのではなく、朝鮮政府と対話する意思を行動で示すべきだ Bark at Illusions
「人権派」と言うと聞こえは良いが、こちらは西側の人権産業の代表格、ヒューマンライツウォッチの実態を暴いた記事。中身は「人権」を武器にした西側のカラー革命や侵略用のプロパガンダ組織で、彼等の人権に関する関心は真っ赤な偽物。
Billionaire-backed Human Rights Watch lobbies for lethal US sanctions on leftist governments as Covid crisis rages
アムネスティもやっぱりか。人類共通の脅威を前にしても、西側人権産業はやっぱり西側人権産業。連帯よりも分断を生み出すことにしか興味が無い。
mko 🇷🇺 @trappedsoldier
ヒューマン・ライツ・ウォッチはコロナウィルス危機を利用して、ニカラグアの右翼野党と組んでサンディニスタ政権に対するデマ攻撃を行っている。
中米ニカラグア、大統領が1カ月以上姿見せず 感染対策も発表なし
ヒューマン・ライツ・ウォッチが発表したCOVID-19を巡る人権チェックリスト、中身を見てみたら、やはり人権問題を口実にした西側がターゲットとする諸国へのプロパガンダ攻撃。参考にしても良いが、多量の偽情報を濾過した上でないと使い物にならない。
COVID-19: A Human Rights Checklist
関連スレッド。
「プーチンの青少年再教育キャンプ」の真相
西洋は国連で民主主義、人権、文化的多様性に反対票を投じ、傭兵と制裁を促進する(抄訳)
ロシアのプーチン大統領に対し「ウクライナの子供達を誘拐している」と云う虚偽の告発を行った国際刑事裁判所は、英米圏を中心とする国際人身売買ネットワーク問題から人々の目を逸らそうとしている。
Ukrainian children are victims of modern slave traders from Britain and the United States
「ウクライナの子供たちは、現代における英国と米国の奴隷商人の犠牲者」
ルワンダやユーゴスラヴィアの国際戦犯法廷で弁護士を務めたことも有るクリストファー・ブラック氏の、2023年6月の国際会議での演説。国際刑法の場では西洋の侵略者が犠牲者を告発し、正義ではなく抑圧や迫害の為に裁判が行われることが常態化している。国際正義は、真に民主的な国際秩序無しには存在し得ない。
The Future of International Criminal Law
2023/09/01、ロシア法務省は、リベラル系新聞ノヴァヤ・ガゼータの編集長であり2021年にノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラトフを、「外国の工作員」に指定した。因みに外国から資金提供を受けたり外国の影響下に在る人物を外国の工作員に指定する法律は他の国々にも存在し、米国では最悪の場合は死刑になる。そして過去にロシアでノーベル平和賞を受賞した個人や団体は全て、外国から資金提供を受けた人権団体「メモリアル」の関係者だが、ガゼータもこのメディア・パートナーだったので、ロシア法務省の主張には根拠が無い訳ではない。
Nobel laureate placed on Russia’s ‘foreign agents’ list
2023/08/31、ノーベル財団は、「異なる見解を持つ人々の間の対話」を促進する為に、今年のノーベル章式典にロシア、ベラルーシ、イランの大使を招待すると発表したが、ウクライナとスウェーデンの政治家達の強い怒りを受けて、2日後にこの招待を撤回した。但しノーベル平和賞が授与されるオスロでの別の式典には招待される。昨年の平和賞は、ロシアとベラルーシの反政府活動家と、ロシア軍の戦争犯罪を告発したウクライナのNGOに授与された。ノーベル平和賞は過去に何度も大量殺戮者や人道犯罪者に送られているが、ウクライナ戦争に関しては、ノーベル財団はまたしても平和の敵に与する決定をしたと云うことだ。
Nobel Foundation pulls invitation to Russia
★「現代のヒトラー」とまで呼ばれた無実のスロボダン・ミロシェヴィッチの死の真相は今だ不明。そして誰も責任を問われていない。
ミロシェヴィッチの死とNATOの責任(要点)
★旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷(ICTY)を事例研究。「国際戦犯法廷」なるものは、実際には加害者が被害者を「裁く」場だ。
国際戦犯法廷が公平って本当?(要点と補足)
★「ロシア軍兵士がウクライナで組織的にレイプを行なっている」との国連特別代表の訴えは証拠無しに行われた。
国連当局はいたずら電話で、ウクライナ・レイプ事件の証拠が無いことを認める(要点)
★2022年度のノーベル平和賞は3つの反ロシア工作員が受賞した。例によって下らない茶番だ。
ノーベル平和賞委員会に対してベラルーシ、ロシア、ウクライナのエリート層は共通の怒りで団結した(要点と補足)
★アレクサンダー・ルビンスタイン氏の記事。アムネスティはどの政府からも独立した組織ではない。
アムネスティ・インターナショナルと英米諜報部との困った協力関係(要点)
ウクライナ軍の戦争犯罪に関する報告書を撤回したアムネスティ・インターナショナルは、2022/08/26に案の定、ドンバス法廷は「違法で容認出来ない」と発表し、ナチに対する「卑劣な見せ物裁判」は容認出来ないとする08/22のゼレンスキーの発言と方向性を一にしている。
余談だが「見せ物裁判」と聞いて私が真っ先に思い出すのは、東京裁判やニュルンベルク裁判等もそうだが、サダム・フセインのリンチ裁判だ。これは米帝が如何なる国際法上の根拠も無く勝手に開いたもので、法廷には毎回サクラが大挙して押し寄せてフセインを罵り、「被告に対して公平過ぎる」と云う耳を疑う様な理由で判事の首が挿げ替えられた挙句、まだ裁判の途中なのにも関わらず(特にCIAが関与した残虐行為には触れられていなかった)、何故か偶然にも米大統領の中間選挙直前に死刑判決が宣告された。あそこまで馬鹿馬鹿しい裁判はそう見られるものではないが、AIは一応2006年にはこの正真正銘の見せ物裁判に対しては議の声明を出している。
Amnesty issues warning about Donbass tribunal
人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチは政府から資金を得ておらず寄付だけで運営されていることを自慢しているが、その寄付者はジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団、マッカーサー基金、フォード財団、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等で、これらが政府の協力や合意無しに独立して何かをやることは無い。

Human Rights Watch
人権NGOフリーダムハウスのウクライナ関連ページ。自国民を虐殺しているネオナチについての言及は一切無く、ひたすらロシアを悪魔化することに集中している。
The Invasion of Ukraine
CIAの1973年の公式文書。アムネスティ・インターナショナルの創設者ルイス・クトナーは、北京にNGOを設立する為にCIAに25万ドルを請願。見返りとしてスタッフはCIAで占めても良いことに。つまり中国のアムネスティは実質的にCIAの支部。

Alan MacLeod @AlanRMacLeod
アムネスティ・インターナショナルは西側の対ロシア政治工作員のアレクセイ・ナワリヌイに「良心の囚人」なる称号を贈るが、これはヴェネズエラのレオポルド・ロペスの様なテロリストも貰っているが、アサンジやマニングやマンデラ等は貰えていない。
AMNESTY INTERNATIONAL: NAVALNY A PRISONER OF CONSCIENCE. BUT NOT MANNING, ASSANGE OR MANDELA
アムネスティ・インターナショナルは疑わしい証拠に基付いてシリア政府の戦争犯罪を非難するが、逆にアルカイダ(CIAのジハード主義者傭兵ネットワーク)の戦争犯罪は否認している。この点でアムネスティはCIAの人権侵害の共犯として働いている。
Amnesty International silent on Al-Qaeda war crimes to criminalize Syrian government
EUの人権裁判所は Open Society 財団のネットワークを通じて投資家ジョージ・ソロスによって支配されている。西側人権産業の透明性と独立性は極めて疑わしい。
George Soros Controls the EU's Court of Human Rights, They Admit It Themselves
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、北朝鮮に対しもっと強硬姿勢で臨むよう日本の安倍政権に公開書簡で苦言。無意味で非人道的で逆効果な制裁をもっとやれとけしかける。人権侵害を扇動するネオコン人権産業。
日本政府は圧力一辺倒に回帰するのではなく、朝鮮政府と対話する意思を行動で示すべきだ Bark at Illusions
「人権派」と言うと聞こえは良いが、こちらは西側の人権産業の代表格、ヒューマンライツウォッチの実態を暴いた記事。中身は「人権」を武器にした西側のカラー革命や侵略用のプロパガンダ組織で、彼等の人権に関する関心は真っ赤な偽物。
Billionaire-backed Human Rights Watch lobbies for lethal US sanctions on leftist governments as Covid crisis rages
アムネスティもやっぱりか。人類共通の脅威を前にしても、西側人権産業はやっぱり西側人権産業。連帯よりも分断を生み出すことにしか興味が無い。
mko 🇷🇺 @trappedsoldier
ヒューマン・ライツ・ウォッチはコロナウィルス危機を利用して、ニカラグアの右翼野党と組んでサンディニスタ政権に対するデマ攻撃を行っている。
中米ニカラグア、大統領が1カ月以上姿見せず 感染対策も発表なし
ヒューマン・ライツ・ウォッチが発表したCOVID-19を巡る人権チェックリスト、中身を見てみたら、やはり人権問題を口実にした西側がターゲットとする諸国へのプロパガンダ攻撃。参考にしても良いが、多量の偽情報を濾過した上でないと使い物にならない。
COVID-19: A Human Rights Checklist
関連スレッド。
「プーチンの青少年再教育キャンプ」の真相
- 関連記事
-
-
インド 2023/12/01
-
グランド・チェスボードを巡る闘争 2023/12/01
-
人権産業 2023/12/01
-
アフリカ全般/AFRICOM 2023/12/01
-
ドルの覇権 2023/11/30
-
スポンサーサイト