スターリン再考
Ludo Martens著"Another View of Stalin"に拠ると、最初にスターリニズムとファシズムを同列に置いたのはトロツキー。だが彼はボルシェビキ政権を打倒する為、ヒトラーをけしかけ、赤軍によるクーデターを計画していた。ソースが弱い記事ではあるが驚き。
Trotsky’s Support for Fascism (1938)
世論調査会社レバダ・センターの2017年の調査では、「最も傑出した著名人」のトップはスターリン(38%)だった。2位はプーシキンとプーチン(34%)。以下はレーニン(32%)、ピョートル大帝(29%)。上位20までには非ロシア人は3人しか含まれておらず、ナポレオン、アインシュタン、ニュートンだけ。
Stalin Named World's 'Most Remarkable' Public Figure — Poll
世論調査会社レバダ・センターの2019年の調査に拠ると、ロシア人の70%が、スターリンがロシアにとって積極的な役割を果たしたと回答している。これはスターリンの支持率の過去最高記録の2016年の54%と云う数字を塗り替えた。スターリンを否定的に見ている人は32%から19%に減少。スターリンを嫌う、恐れる、または憎むと答えた人は合計13%に過ぎず、スターリンの犯罪は不当だと答えたロシア人は、2008年の60%から45%にまで減少した。スターリンの評価は、2000年代は肯定的意見と否定的意見が同程度だったが、2008〜2014年にはより中立的な意見が増え、否定的・中立的な見方は2015年から低下。「血塗られた独裁者」から「傑出した指導者」へと評価が変わりつつある。
Stalin’s Approval Rating Among Russians Hits Record High – Poll
★グラーグ制度について、「フィンランドのボルシェヴィキ」氏の解説動画の要点。
グラーグについての議論(要点)
★スターリンの死を巡る謎と、その後のフルシチョフの権力掌握劇の真相についての一仮説。
フルシチョフのクーデター(スターリンの死とフルシチョフの権力掌握)
スターリンのボディーガードだったアレクシス・リュビンの証言集からの抜粋。笑い話や心温まる話も多いのに、何故か不安気が音楽が流されている。
Stalin's Bodyguard Talks About Stalin
「スターリンを排除せよ」と云うレーニンの「遺言」が疑わしいとする解説動画。当時レーニンは口述すら可能かどうか判らない状態で、口述内容の正確な内容は何度も変わっている上、ソ連のアーカイヴには、通常の口述記録であれば手書きなのに、この「遺言」についてはタイプ原稿しか残っていない。そしてスターリンが言われる様な「ソシオパス」かどうか、20年来の付き合いでよく知っていた筈のカーメネフはこの件でスターリンを支持した。スターリンが権力に飢えているだけの人物だったら、舞台裏では共産主義の仮面など脱ぎ捨てる筈だが、オフレコでも彼は共産主義のことばかり語っている。つまり、スターリンは見せ掛けではなく心底から共産主義者だった。
Stephen Kotkin: Stalin's rise to Power & Faked "Testament of Lenin"
文章による解説はこちら。「『レーニンの遺言』の偽造」。この偽造は文書はブハーリンによってクラーク階級を救う為に利用され、フルシチョフによってスターリンのテーゼを批判する為に利用され、ゴルバチョフによって社会主義に対する人々の希望を打ち砕く為に利用された。
The Forgery of the 'Lenin Testament'
★第二次世界大戦前のソ連外交について2冊の著書の有るマイケル・ジャバラ・カーリー教授のインタビュー。ナチスドイツの拡大政策(世界征服計画と言っても良い)を止める意志と能力が有った国はソ連だけだった。
集団安全保障について: マイケル・ジャバラ・カーリー氏へのインタビュー(要点と補足)
ソ連のアーカイヴに当たってスターリンに関する様々な神話をソ連側の視点から検証した Stalin's Wars と云う本を書いた歴史家のジェフリー・ロバーツ氏のインタビュー。スターリンはナチスドイツを倒す上で戦時指導者として極めて有能であり、平時に於ける政治指導者としても高い見識を持っており、本物の知識人だった。
Stalin's Wars: From World War to Cold War, 1939-1953 with Author Geoffrey Roberts
「スターリンに浴びせられた非難は全て嘘だ」と云う大胆な主張をする数々の本を発表しているグローバー・ファー氏の2017年の講演。どうも彼は弁の立つ人とは言い難いが、彼の主張の大枠は大体知ることが出来る。新たな証拠や知見に基付く歴史の「修正」(改竄と云う意味ではなく)については私は余り首を突っ込みたくないテーマなのだが、プーチン悪魔化キャンペーンを筆頭として日々白昼堂々と偽の物語が紡がれて行っている現状を目の当たりにすると、過去の歴史についても何処までが真実で何処までが嘘なのか、改めて疑問を抱かずにはいられない。私は特に反共プロパガンダの問題は思っていたより深刻かも知れないと数年前から考えているので、なるべく心を様々な仮説に対してオープンな状態に保っておきたいと思う。
Grover Furr on the revolutionary role of the Soviet Union
★現在スターリンの悪虐非道についての権威とされているティモシー・スナイダーは信頼出来るのか?
ティモシー・スナイダーは信頼出来るのか?
ソ連について数多くの著書の有るジェフリー・ロバーツ教授による、祖国と世界をナチズムの脅威から救った比類無き戦争指導者としてのスターリンの解説。スターリンについては当時の状況を全く無視して好き勝手に言われていることが多過ぎるので、歴史的文脈を理解することが何より重要だ。
Stalin's Wars: From World War to Cold War, 1939-1953 with Author Geoffrey Roberts
ショスタコーヴィチを反共主義として描こうとする潮流に対する反論記事。彼はスターリン的官僚主義には反対したが、10月革命の理想そのものは信じていた、とするものだが、2006年の記事なので近年の研究の成果は取り込まれておらず、スターリンに対する記述にはかなりの嘘が含まれていると思う。私もショスタコーヴィチの伝記は何冊も読んで来たが、この辺に関して十分に納得出来るものにはまだお目に掛かったことが無く、ずっと不満に思っている。

Shostakovich, the musical conscience of the Russian Revolution
1941年のバルバロッサ作戦についての嘘と誤解を正すPauwels博士の分析。(西側の歴史家の主張と違って)独軍が大打撃を被ったのはロシアの冬将軍の所為ではなく、赤軍が十分に応戦体制を整えていたから。
スターリンの過ちに関する3つの不当評価:
・独ソ不可侵条約と東ポーランド併合 → 独軍侵攻までの時間&空間稼ぎをする為。
・粛清による赤軍司令部の弱体化 → 陰謀勢力を排除していなかったらもっと大きな被害が出ていた。
・重工業重視路線 → やらなかったら応戦体制を整えられなかった。
History of World War II: How “General Winter” Did Not Save the Soviet Union in 1941
スターリンの赤いテロル伝説をデバンクした動画。私達はソ連は血に飢えた狂人に支配された国だったと教わる訳だが、その主張の多くに嘘や誇張が含まれ、現実の複雑さを無視したものであると考えるべき根拠が色々有る。人の数だけ見える現実は異なる。
Stalin: The Red Terror? Responding to Biographics
スターリンは
・血に飢えた暴君
・駄目な司令官
・信心深かった
・ロシア民族主義者で反ユダヤ主義者
・レーニン一派を殺害した
と云う5つの「神話」を論駁した動画。
西側市民がソ連のグラーグ(刑務所)について抱くイメージは誇張され歪められたものだが、CIAはそのことを(まぁ当たり前だが)把握していたことが文書からも明らかになっている。多くの資本主義諸国の刑務所より基準は寧ろ上だった。
History: The Truth About the Soviet Gulag, Surprisingly Revealed by the CIA
第二次世界大戦の原因をスターリンになすりつけようとする反共主義プロパガンダが今また活発化しているが、大戦の惨禍を拡大させたのは正にその反共主義。新たな戦火を避ける為には、過去をきちんと分析することが肝要。
On Roosevelt and Stalin: What Revisionist Historians Want Us to Forget
ヒトラーを封じ込める為に真剣な努力を払ったのはスターリンのみだが、英仏の非協力によって敢え無く挫折。英米資本主義勢力は民主主義や共産主義を打ち砕く為に寧ろ世界各地のナチやファシズム勢力を支援した。この辺の歴史的総括を放置して来たツケが今噴出している。
US Destroys Anti-fascist Forces, Stalin’s Failed Efforts to Align with West
「スターリンは自国を何千万人も殺した大量殺戮者でヒトラーの友達で極悪非道の悪党だった」と云う言説に疑問を投げ掛ける動画。(えらい早口の)英語で13分半。当時の状況を冷静に見直して、そして鏡を見るべきだ。
Was Stalin REALLY that bad!?! [Unlisted]
ロシア革命にカラー革命の要素が有ったことは、ロシア革命やそれに関わる諸人物(レーニン、トロツキー、スターリン等々)に対する単純な評価を難しくしている。西側諸国の資本家や銀行家、諜報部や活動家等との関わりは今後研究が進められねばならないテーマだろう。
Trotsky, Stalin, & the Cold War: The Historic Implications & Continuing Ramifications of the Trotsky-Stalin Conflict
Ludu Martens著、ANOTHER VIEW OF STALIN
全世界をファシズムの脅威から救ったスターリンについては、ファシストのみならずトロツキストや資本主義陣営等様々な勢力が悪魔化を試み、その過程で膨大な嘘がバラ撒かれて来た。今や彼についてのストレートな事実を知ることは殆ど不可能に近い。それ故評価も難しい。
ANOTHER VIEW OF STALIN
Domenico Losurdo著、STALIN: THE HISTORY AND CRITIQUE OF A BLACK LEGEND
スターリンが死去した時、世界中が彼に敬意を払った、だがフルシチョフが嘘だらけの弾劾を始めた途端、堰を切った様にスターリン悪魔化の政治利用が流行した。彼に関する歴史の改竄や歪曲は現在進行形で続いている。
STALIN: THE HISTORY AND CRITIQUE OF A BLACK LEGEND
関連スレッド。
ホロドモールの真相
Trotsky’s Support for Fascism (1938)
世論調査会社レバダ・センターの2017年の調査では、「最も傑出した著名人」のトップはスターリン(38%)だった。2位はプーシキンとプーチン(34%)。以下はレーニン(32%)、ピョートル大帝(29%)。上位20までには非ロシア人は3人しか含まれておらず、ナポレオン、アインシュタン、ニュートンだけ。
Stalin Named World's 'Most Remarkable' Public Figure — Poll
世論調査会社レバダ・センターの2019年の調査に拠ると、ロシア人の70%が、スターリンがロシアにとって積極的な役割を果たしたと回答している。これはスターリンの支持率の過去最高記録の2016年の54%と云う数字を塗り替えた。スターリンを否定的に見ている人は32%から19%に減少。スターリンを嫌う、恐れる、または憎むと答えた人は合計13%に過ぎず、スターリンの犯罪は不当だと答えたロシア人は、2008年の60%から45%にまで減少した。スターリンの評価は、2000年代は肯定的意見と否定的意見が同程度だったが、2008〜2014年にはより中立的な意見が増え、否定的・中立的な見方は2015年から低下。「血塗られた独裁者」から「傑出した指導者」へと評価が変わりつつある。
Stalin’s Approval Rating Among Russians Hits Record High – Poll
★グラーグ制度について、「フィンランドのボルシェヴィキ」氏の解説動画の要点。
グラーグについての議論(要点)
★スターリンの死を巡る謎と、その後のフルシチョフの権力掌握劇の真相についての一仮説。
フルシチョフのクーデター(スターリンの死とフルシチョフの権力掌握)
スターリンのボディーガードだったアレクシス・リュビンの証言集からの抜粋。笑い話や心温まる話も多いのに、何故か不安気が音楽が流されている。
Stalin's Bodyguard Talks About Stalin
「スターリンを排除せよ」と云うレーニンの「遺言」が疑わしいとする解説動画。当時レーニンは口述すら可能かどうか判らない状態で、口述内容の正確な内容は何度も変わっている上、ソ連のアーカイヴには、通常の口述記録であれば手書きなのに、この「遺言」についてはタイプ原稿しか残っていない。そしてスターリンが言われる様な「ソシオパス」かどうか、20年来の付き合いでよく知っていた筈のカーメネフはこの件でスターリンを支持した。スターリンが権力に飢えているだけの人物だったら、舞台裏では共産主義の仮面など脱ぎ捨てる筈だが、オフレコでも彼は共産主義のことばかり語っている。つまり、スターリンは見せ掛けではなく心底から共産主義者だった。
Stephen Kotkin: Stalin's rise to Power & Faked "Testament of Lenin"
文章による解説はこちら。「『レーニンの遺言』の偽造」。この偽造は文書はブハーリンによってクラーク階級を救う為に利用され、フルシチョフによってスターリンのテーゼを批判する為に利用され、ゴルバチョフによって社会主義に対する人々の希望を打ち砕く為に利用された。
The Forgery of the 'Lenin Testament'
★第二次世界大戦前のソ連外交について2冊の著書の有るマイケル・ジャバラ・カーリー教授のインタビュー。ナチスドイツの拡大政策(世界征服計画と言っても良い)を止める意志と能力が有った国はソ連だけだった。
集団安全保障について: マイケル・ジャバラ・カーリー氏へのインタビュー(要点と補足)
ソ連のアーカイヴに当たってスターリンに関する様々な神話をソ連側の視点から検証した Stalin's Wars と云う本を書いた歴史家のジェフリー・ロバーツ氏のインタビュー。スターリンはナチスドイツを倒す上で戦時指導者として極めて有能であり、平時に於ける政治指導者としても高い見識を持っており、本物の知識人だった。
Stalin's Wars: From World War to Cold War, 1939-1953 with Author Geoffrey Roberts
「スターリンに浴びせられた非難は全て嘘だ」と云う大胆な主張をする数々の本を発表しているグローバー・ファー氏の2017年の講演。どうも彼は弁の立つ人とは言い難いが、彼の主張の大枠は大体知ることが出来る。新たな証拠や知見に基付く歴史の「修正」(改竄と云う意味ではなく)については私は余り首を突っ込みたくないテーマなのだが、プーチン悪魔化キャンペーンを筆頭として日々白昼堂々と偽の物語が紡がれて行っている現状を目の当たりにすると、過去の歴史についても何処までが真実で何処までが嘘なのか、改めて疑問を抱かずにはいられない。私は特に反共プロパガンダの問題は思っていたより深刻かも知れないと数年前から考えているので、なるべく心を様々な仮説に対してオープンな状態に保っておきたいと思う。
Grover Furr on the revolutionary role of the Soviet Union
★現在スターリンの悪虐非道についての権威とされているティモシー・スナイダーは信頼出来るのか?
ティモシー・スナイダーは信頼出来るのか?
ソ連について数多くの著書の有るジェフリー・ロバーツ教授による、祖国と世界をナチズムの脅威から救った比類無き戦争指導者としてのスターリンの解説。スターリンについては当時の状況を全く無視して好き勝手に言われていることが多過ぎるので、歴史的文脈を理解することが何より重要だ。
Stalin's Wars: From World War to Cold War, 1939-1953 with Author Geoffrey Roberts
ショスタコーヴィチを反共主義として描こうとする潮流に対する反論記事。彼はスターリン的官僚主義には反対したが、10月革命の理想そのものは信じていた、とするものだが、2006年の記事なので近年の研究の成果は取り込まれておらず、スターリンに対する記述にはかなりの嘘が含まれていると思う。私もショスタコーヴィチの伝記は何冊も読んで来たが、この辺に関して十分に納得出来るものにはまだお目に掛かったことが無く、ずっと不満に思っている。

Shostakovich, the musical conscience of the Russian Revolution
1941年のバルバロッサ作戦についての嘘と誤解を正すPauwels博士の分析。(西側の歴史家の主張と違って)独軍が大打撃を被ったのはロシアの冬将軍の所為ではなく、赤軍が十分に応戦体制を整えていたから。
スターリンの過ちに関する3つの不当評価:
・独ソ不可侵条約と東ポーランド併合 → 独軍侵攻までの時間&空間稼ぎをする為。
・粛清による赤軍司令部の弱体化 → 陰謀勢力を排除していなかったらもっと大きな被害が出ていた。
・重工業重視路線 → やらなかったら応戦体制を整えられなかった。
History of World War II: How “General Winter” Did Not Save the Soviet Union in 1941
スターリンの赤いテロル伝説をデバンクした動画。私達はソ連は血に飢えた狂人に支配された国だったと教わる訳だが、その主張の多くに嘘や誇張が含まれ、現実の複雑さを無視したものであると考えるべき根拠が色々有る。人の数だけ見える現実は異なる。
Stalin: The Red Terror? Responding to Biographics
スターリンは
・血に飢えた暴君
・駄目な司令官
・信心深かった
・ロシア民族主義者で反ユダヤ主義者
・レーニン一派を殺害した
と云う5つの「神話」を論駁した動画。
西側市民がソ連のグラーグ(刑務所)について抱くイメージは誇張され歪められたものだが、CIAはそのことを(まぁ当たり前だが)把握していたことが文書からも明らかになっている。多くの資本主義諸国の刑務所より基準は寧ろ上だった。
History: The Truth About the Soviet Gulag, Surprisingly Revealed by the CIA
第二次世界大戦の原因をスターリンになすりつけようとする反共主義プロパガンダが今また活発化しているが、大戦の惨禍を拡大させたのは正にその反共主義。新たな戦火を避ける為には、過去をきちんと分析することが肝要。
On Roosevelt and Stalin: What Revisionist Historians Want Us to Forget
ヒトラーを封じ込める為に真剣な努力を払ったのはスターリンのみだが、英仏の非協力によって敢え無く挫折。英米資本主義勢力は民主主義や共産主義を打ち砕く為に寧ろ世界各地のナチやファシズム勢力を支援した。この辺の歴史的総括を放置して来たツケが今噴出している。
US Destroys Anti-fascist Forces, Stalin’s Failed Efforts to Align with West
「スターリンは自国を何千万人も殺した大量殺戮者でヒトラーの友達で極悪非道の悪党だった」と云う言説に疑問を投げ掛ける動画。(えらい早口の)英語で13分半。当時の状況を冷静に見直して、そして鏡を見るべきだ。
Was Stalin REALLY that bad!?! [Unlisted]
ロシア革命にカラー革命の要素が有ったことは、ロシア革命やそれに関わる諸人物(レーニン、トロツキー、スターリン等々)に対する単純な評価を難しくしている。西側諸国の資本家や銀行家、諜報部や活動家等との関わりは今後研究が進められねばならないテーマだろう。
Trotsky, Stalin, & the Cold War: The Historic Implications & Continuing Ramifications of the Trotsky-Stalin Conflict
Ludu Martens著、ANOTHER VIEW OF STALIN
全世界をファシズムの脅威から救ったスターリンについては、ファシストのみならずトロツキストや資本主義陣営等様々な勢力が悪魔化を試み、その過程で膨大な嘘がバラ撒かれて来た。今や彼についてのストレートな事実を知ることは殆ど不可能に近い。それ故評価も難しい。
ANOTHER VIEW OF STALIN
Domenico Losurdo著、STALIN: THE HISTORY AND CRITIQUE OF A BLACK LEGEND
スターリンが死去した時、世界中が彼に敬意を払った、だがフルシチョフが嘘だらけの弾劾を始めた途端、堰を切った様にスターリン悪魔化の政治利用が流行した。彼に関する歴史の改竄や歪曲は現在進行形で続いている。
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