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ロシアのファシズム2.0

2023/11/29、「若い学者たちの会議」でプーチン大統領はゲノム研究や遺伝学の発展を強調し、各国に非常に重要なメリットを約束しており、ロシアは同分野で如何なる機会も逃してはならない」と発言した。
ロシアは西側のテクノロジーへの依存から脱却することに成功している=プーチン大統領

2023/11/22の、ロシアで10年以上の生活経験の有る方の記事。ロシアではマスクの着用が流行ったのは一時だけで、その時も屋外でマスクを着ける人は殆ど居なかった。また「2022年3月のウクライナへの特別軍事作戦開始後は、モスクワをはじめロシア中で、マスク装着に関する取り決めが解除され、屋内でも屋外でもほとんど誰もマスクをしないという状態になっています。」
【解説】ロシアにあって日本に欠けている決定的な5つの違い

★所謂グローバリスト勢力の内、少なくとも三極委員会は2014年以降、プーチン政権に対してレジームチェンジを望んでいる。
「ロシアとの関係:封じ込め政策への回帰? 三極委員会への報告書」(2014年)より(要点)

2022年のヴァルダイ討論クラブでのプーチンのスピーチも興味深いものだが、その前年の2021/10/21のスピーチも興味深い。ここでもプーチンはCOVID-19パンデミックについて触れた箇所で「グローバル・ガヴァナンス機関は常に効果的であるとは限らず、その能力がグローバルなプロセスのダイナミクスによって齎されるもたらされる課題に常に対応出来るとは限らない」と、グローバル・ガヴァナンスに対して疑問を停止ている。そして「国際秩序が国家を中心に構築されている」ことを再確認し、「グローバルなデジタル・プラットフォーム」は「政治や国家の機能を奪うことが出来なかった」と発言している。
Valdai Discussion Club meeting
Vladimir Putin Meets with Members of the Valdai Discussion Club. Transcript of the Plenary Session of the 18th Annual Meeting

★2022/10/13のマーク・クリスピン・ミラー教授の記事の要点。
ロシアは確かに徴兵対象者に「ワクチン接種」を義務付けた………だがロシアはその規則を撤回した。これは素晴らしいニュースだ(要点)

ジャーナリストのヴァネッサ・ビーリィ氏が個人的にロシア国防省の人間に確認したところでは(動画の26分前後)、ロシアではCOVID-19は最早騒がれてはおらず、ワクチン接種も強制ではなく任意なのだそうだ。これは公式報道とは全く食い違うので、非常に混乱させられる話だ。
UK Column News - 7th October 2022


キャット・ブラック氏の記事。この2年半、日常的に代替メディアで情報を摂取している反帝国主義クラスターの人々が大変頭を悩ませているのは、何故ロシアや中国やヴェネズエラやイランやキューバの様な勇敢な反帝国主義諸国が、そもそも存在しないパンデミックについて西側と一緒になって騒ぎ立て、ロックダウンだPCR検査だユニバーサルマスクだ遺伝子ワクチンだと、自分達が守るべき市民達の健康や財産や生命を無意味に破壊して回っているのかと云うことだ。この点については意見が一向には纏まっておらず、ロシアに関しては私も、複数の公式ソースがワクチン接種強制を報じているので、自国民や自国の軍隊を毒殺して回っている狂った国のひとつだと思っていた(これは地政学レヴェルで起こっていることとはまた別の次元の話だ)。オフ・ガーディアンの常連寄稿者、ライリー・ワガマン氏は最近、新たに動員されたロシア兵全員にスプートニクVが義務付けられているとする記事を書いたが、ロシア在住のドイツ人作家トーマス・レーパー氏は直ちに猛烈な反論を書いた。でまぁこの件について、マイク・ロビンソン、パトリック・ヘニングセン、ヴァネッサ・ビーリィ、イアン・デイビス諸氏が侃侃諤諤と議論を戦わせたりしている訳だが、ブラック氏が確認したところでは、公式情報はやはりどれもワクチン接種が義務であることを示している。レーパー氏はこれらの情報が「デマ」だと断言し、「ロシア国防省の報道機関への直通回線」の事務所に電話して、「我が国ではワクチン接種は自発的(任意)です」とする回答を貰ったことを引き合いに出している様だが、この結論は行き過ぎであると云うブラック氏の見解に、私も賛成だ。ジェームズ・コーベット氏の言葉を借りれば、現在「三次元チェス」が闘われていると云う認識が必要なのだろう。
Russia “compulsory” military vax policy – is it a “hoax”?

★マシュー・エレット氏のインタビューから幾つかのポイントをメモしてみた。
ロシアの第五列とWEFを相手取ったプーチンのチェス・トーナメント(要点)

ラヴロフ外相は2022/07/10のロシアの複数メディアのインタビュー。ロシアから見た国際情勢について縦横無尽に語っていて、西側の狂った言説に触れた後だと正気に返った様な心持ちがするが、途中で西側の人口削減の「陰謀論」についても言及している。グリーン経済やLGBTをその例として挙げているが、COVID-19ワクチンやロックダウン等には触れていない。そして動機としては「資源が少なく人が多過ぎる」からだと述べている。この陰謀が存在すること自体には気が付いている様ではあるが、どうもピントがずれている様だ。
Foreign Minister Sergey Lavrov’s interview with RT television, Sputnik agency and Rossiya Segodnya International Information Agency, Moscow, July 20, 2022
 ラヴロフ外相のインタビューの英語吹替版。
RT Russia’s Lavrov talks Ukraine, sanctions and nuclear war with RT (FULL VIDEO)


プーチン大統領は2022/06/27に、外国の製薬会社が地元の医療機関やロシアの医師を介して、潤沢な資金を使って自分達の製品を押し付けていると批判している。主権の重要性を再三強調しているプーチン氏は、世界一腐敗した業界である健康業界が国家主権や人々の主権を侵害しようとしている現実に何処まで気付いているのだろう。
Putin blasts global Big Pharma for pushing their products in Russia

プーチン大統領は2021年4月に「コロナウイルスと同じかそれ以上に危険性の有る感染症」の場合、4日以内に(PCR)検査体制を整え、可能な限り短期間でワクチンを開発する「衛生の盾」構想を今後3年で機能させ、2030年までに完成させると発表している。この「衛生の盾」は2022年5月に僅か3週間でサル痘PCR検査を作成し、遺伝子天然痘ワクチンの登録を申請した。サンクトペテルブルグ国際経済フォーラムでは、PCR検査と遺伝子ワクチンが有ればロックダウンは必要無くなると宣伝されていたらしいのだが、そもそもPCR検査もワクチンもロックダウンも感染症対策としては機能しないので、科学的にはこれは全くのナンセンス(SPIEFにはクラウス・シュワブやヘンリー・キッシンジャーもゲストに呼ばれたことを覚えておこう)。ロシアのPCR検査市場は年間少なくとも17億ドルを稼いでおり、全ての主要なプレイヤーは繋がっていて、オリガルヒのビジネス帝国やRファームは非常に潤っている。或る貧しい大学の医学部は「バイオセーフティ」関連の教育機関に再編されていて、学生はPCRの研究を行うことになる。
Russia & the Eternal Pandemic

ロシアとWHOとの関係は依然として良好。ロシア直接投資基金(RDIF)はWHOとスプートニクVについての交渉を軌道に乗せ(既に1億回分の在庫が余って生産中止になっているにも関わらず)、モスクワのWHO事務所は閉鎖されていない。ロシアがWHOから脱退する兆候は無く、WHOはロシアがウクライナに健康問題を引き起こしていると非難したにも関わらず、ロシアの保健大臣はサル痘ワクチンと「グローバル・ヘルス・ガヴァナンス」に於けるWHOの「主導的役割」について語っている。辛うじて保健副大臣のアレクサンドラ・ドロノワは「新しいWHOの国際パンデミック対応ツールの開発と国際保健衛生規則への特定の変更は、一連の緊急対応措置とその領土を決定する国の主権を侵害してはなりません」と発言してはいるが、グローバル・ヘルス・アーキテクチャへの支持はその儘で、状況は何も変わっていない。ロシアが医学的主権を取り戻す日は来ないかも知れない。

Russia & the WHO: Friends with benefits

2022年4月に開催されたロシアの政治家や公人から成る円卓会議では、腐敗したWHOのガイドラインに従い続けることはロシア人の健康にとって危険であるとのテーマが話し合われた。ワクチンやCOVID-19「対策」の害、デジタルIDやバイオテロの脅威、WHOの胡散臭い資金源等、ロシアの医療主権が脅かされていると感じている人々はそれなりに居る様だ。
НЕЗАВИСИМЫЕ ПОЛИТИКИ И ОБЩЕСТВЕННИКИ ПОСТАВИЛИ ДИАГНОЗ: ДАЛЬНЕЙШЕЕ НАХОЖДЕНИЕ РОССИИ В ВОЗ ОПАСНО ДЛЯ НАШЕГО ЗДОРОВЬЯ

ロシアはNATOの侵略を斥け、経済的・政治的主権を確立したが、医学的主権についてはどうか? NATO諸国から莫大な資金を受け取っている組織の「グローバルヘルス」政策に唯々諾々として従っているのは何故か? ロシアにはパンデミック条約やロックダウン政策を支持する著名なWHO愛好家が何人も居る。
 ・安全保障理事会副議長ドミトリー・メドヴェージェフ(元大統領)
 ・保健相ミハイル・ムラシュコ
 ・副首相タチアナ・ゴリコワ(元保健相)
 ・モスクワ市長セルゲイ・ソビアニン
 ・国家主任衛生医師アンナ・ポポワ(COVID-19対策の推進者)
 他方でロシア議会にはロシアのWHO、WTO、ユネスコからの脱退を求める議員達も居り、同様の主張をする草の根の活動も起こっている。

Will Russia dump the WHO?

2021年10月、ロシアのカザンで20ヵ国から120人以上の専門家が参加した感染症の発生をシミュレートしたWHOが支援する演習が行われたが、これを監督したのがアンナ・ポポワ。

Спецы ВОЗ будут учиться под Казанью на «мертвых» вирусах

2022/06/18の報道では、ロシアのウイルス学・バイオテクノロジー国立科学センター(ベクター)は「第4世代」天然痘ワクチンを登録している。ロシアの最高国家衛生医師アンナ・ポポワの05/25の発表では、ロシアでは3つの天然痘ワクチンが登録されており、ベクターは強い反応を引き起こさない新世代の反応性ワクチンを開発し、3週間前に保健省に登録の為に提出した。05/25から3週間前と言うと、サル痘の流行が「発見」されたばかりかその前と云うことになるけれども、どうしてそんなことが可能だったのか?
Russia creates genetic smallpox vaccine

ウクライナから分離独立したドネツク人民共和国がロシア政府によって承認されロシア軍によって解放されたのは結構なことで、3月からはマスクや社会的距離や体温測定や集会禁止等の馬鹿げたCOVID-19対策は緩められたが、国、地方自治体、企業、機関、様々な組織に対して、従業員の少なくとも90%に対して「免疫化を提供する(COVID-19ワクチン接種)」ことを指示している。トホホ。
Donetsk Republic Drops Mask Requirement but 90% Mandatory Vaccination Remains

OffGuardian 主催の討論会。「ロシアとグレート・リセット———抵抗か共謀か?」。モデレーターはキット・ナイトリーとウィットニー・ウェッブ。パネリストはイアン・デイヴィス、マシュー・エレット、トム・ルオンゴ、ライリー・ワグマン。まぁ結論から言うと、一致した結論は出ず議論は平行線を辿ってばかりいるのだが(デイヴィス&ワグマンか共謀説、エレット&ルオンゴが抵抗説)、こうした意見を付き合わせてみることは大事だろうと思う。私見ではどのパネリストも単純化された反共プロパガンダに毒されていることを窺わせる発言をしている。

 誰も指摘しなかったことを付け加えさせて貰うなら、デイヴィス氏の著作の用語を使えばプーチンや習近平が"informed influencer"ではなく"deceived influencer"である可能性を、誰も考えてみなかったのだろうか? 自分の周囲を見回してみれば良い。ワクチンマフィアとは全く利害関係を持たない、知性も批判的精神も良識も持ち合わせている筈のいい年こいた大人達が、「マスクで感染予防」とか「ワクチンは安全で必要で有効」などと云う馬鹿げたプロパガンダを鵜呑みにして全く疑問に思っていない様なのだが、それは何故だろうか? 私の様な人間はここまで巨大な科学的詐欺が現実に有り得ることだと想像出来るから、騙されている人達の言動が全く理解不能に映る。だが世の中騙されている人の方が圧倒的多数派なのだ。政治的な嘘は見抜ける人でも、科学的な嘘は何ひとつ見抜けない、と云うことは実際に有り得るし、寧ろそれが普通だ。COVID-19対策を進めている人達は、必ずしもそれが全て嘘だと自覚している必要は無いのだ。それで全ての説明が付くとは思わないが、似非科学に如何に多くの人々が易々と騙されてしまうものかは、目の前の現実を見れば直ぐに解ることだ。
DEBATE: “Russia & the Great Reset – Resistance or Complicity?”
 Youtube版はこちら。
Russia & the Great Reset-Resistance or Complicity? Whitney Webb, Matthew Ehret, Ilain Davis


【推奨】知日派として日本でも数々の日本論の著作で知られるカレル・ヴァン・ヴォルフレン氏のインタビュー。グレート・リセットや対ロシア制裁やパンデミック条約によって国家解体へ向かう西側諸国と、政治的実体としての国家の再確立を目指すロシアの現状を解説している。今後の世界の歴史の正しい側に付いているのはどちらなのか、大枠に於ては私には議論の余地が無い様に思える。英語が聞き取れる日本人は是非観てみて欲しいのだが、彼の様な極めて真っ当な見識の持ち主であっても、最近は「ヴォルフレン氏は何故か陰謀論にハマってしまった」と云う評価が日本では多い様だ。何のことは無い、彼が陰謀論にハマってしまった訳ではなく、国際問題について余りにも無知な日本人の多くが陰謀否定主義と云う名の思考停止に陥ってしまっただけの話である。彼等はマスコミや政治家や御用学者が言うがままにどんなに馬鹿げたことでもホイホイ信じ込むが、本物の識者の声には耳を傾けようとしない。
"Reset in Ukraine" Catherine Austin Fitts & Karel van Wolferen about Ukraine, NATO, EU, NWO and WEF

 これも【推奨】。ヴォルフレン氏のインタビュー第2弾。ヴォルフレン氏もまた「ロシアはグレート・リセットの共犯者ではない」説の支持者。ロシアや中国や他の非西側諸国がやっているのは、曾て日本が高度経済成長期にやった様なことで、シュワブ路線とは真逆。中国のデジタル通貨やデジタル監視について「儒教的文化」に訴える点には些かオリエンタリズムを感じないでもないが、複雑な事柄について性急に結論を出すべきではなく、常にコンテクストの全体を視野に入れるべきだと云う彼の姿勢には私も賛同する(テクノクラシーの問題は技術それ自体ではなく、如何にしてガヴァナンスの質を実現・維持するかだ)。
''Reset in Ukraine Part II'' Catherine Austin Fitts & Karel van Wolferen


ロシアと所謂グローバリスト勢力との関係を考える上でネックになるポイントのひとつが、中央銀行の役割。エリヴィラ・ナビウリナ総裁が指揮する今までのロシア中央銀行の所業(自国通貨を安定させようとせず、健全な開発を妨害し、投機家達が設け易いように経済を不安定化した)はセルゲイ・グラジエフの指摘の通り、ロシアの国益に反している。この過ちを正さない限り、ロシアは経済制裁による経済戦争に勝つことは出来ない。「中央銀行の政策はロシア経済を殺している。中央銀行は国有化すべきだ」と云うグラジエフの主張は正しい。中央銀行を政府が管理している中国はこの点で一歩先を行っているが、ロシアも同じ道を歩むことが経済的自立に繋がる。
Russia’s Central Bank Smackdown: Glazyev vs. Nabiullina
(「グランド・チェスボードを巡る闘争」のページのグラジエフの記事も参照のこと。)
 で、ウクライナ危機を利用して経済的主権を立て直すべく正しく軌道修正しているロシアに対してウォール・ストリート・ジャーナルなんかは「ロシアを世界経済に統合する任務を捨て、経済崩壊の阻止にまい進するナビウリナ氏」と大いに焦っている。ロシアは新自由主義からの決別に成功していると見て良いのではないかと思う。
ロシア中銀総裁、戦争で方針を180度転換

困ったことに、元ロシア大統領メドベージェフもロックダウンやワクチン接種強制やワクチン差別、第四次産業革命を熱心に支持している。表面だけ見れば「メドベージェフは第五列か?」と思っても仕方が無いとは思うのだが、現実はそう単純に割り切れるものではないとも思う。
Dmitry Medvedev: Worse than NATO?

コリブコ氏の解説(プーチン自身による説明の英訳有り)。プーチンの「健全で、穏健で、合理的な保守主義」とは、新たなロシアのイデオロギーと呼ぶべき程のものではなく、プラグマティックな管理モデルとでも言うべきもの。つまりは「客観的な社会経済的進歩を進めつつも混乱を封じ込めることが出来るよう、不可避の変化を責任を持って管理すること」である。ポイントは国連憲章の遵守、国際関係に於ける国家の役割とその主権の重視、国によって異なる国の伝統と価値観の尊重。
Is Putin's Healthy/Moderate/Reasonable Conservatism Really A New Russian Ideology?

コリブコ氏の分析。プーチンはCOVID-19パンデミック騒ぎが詐欺だと恐らく気付いている筈だ。だが大枠に於てこの物語を受け入れることにしている様に見えるのは何故か? 彼はグローバリズムそのものに反対している訳ではなく、それが米帝主導であることに反対しているだけだ。WHOや国連の権威に逆らうことは、世界に於ける国連の権威を再確認するというロシアの大戦略的利益に反することになる。ワクチン強制については、単にワクチンが本当に有効だと信じているのだろう(残念ながら科学的権威の妄信は珍しいことではない)。ロックダウン等についても恐らく同様。グレート・リセット/第四次産業革命に関しては、プーチンはこれを受け入れつつも、ロシアの主権を最大限維持・拡大する様に柔軟に対応しようとしており、WEFの言いなりになることはないだろう。人々の経済その他のニーズを満たすこの新たな「社会契約」を、彼は真剣に考えている。
What Explains Putin's Embrace Of The Conventional COVID-19 Narrative?

コリブコ氏の論説。プーチンは
  1)モンスターである。
  2)狂人である。
  3)全てを操っている黒幕である(Aアノン式)。
 3つの説のどれもが馬鹿げている。「彼は単に最終的に大国としての実存的な国家安全保障のレッドラインを可能な限り劇的な方法で実力で守ることを余儀無くされた、歴史上非常にユニークな立場に置かれた男に過ぎない。」彼はキッシンジャーともシュワブとも仲良くしているし、ネタニヤフともエルドアンとも友人で、NATO加盟の意向すら示した。だがグローバリスト路線に従う確信犯的アプローチを採っていたのでは自国の主権が守れないことを悟った彼は、謂わば「黒幕」になることを余儀無くされた。
 プーチンに関する評価としては現時点ではこれが最も現実的な様に私には思える。
Vladimir Putin: Monster, Madman, Or Mastermind?

ロシア対外情報庁長官セルゲイ・ナルイシキンが国防誌に発表した「現在の国際的な軍事政治情勢とその発展の傾向(元記事はロシア語で、現在西側からはアクセス困難)」についてのコリブコ氏による解説記事。ロシアのスパイが分析した国際情勢は、WEFのグレート・リセットを批判する人々が主張することと共通している。世界は現在一極支配から多極化世界へ向けて動いており、西側はWEFのシナリオに従って中産階級を一掃しようとしているが、それをロシアの所為にしようとしている。ロシア制裁に関する西側の圧力に屈しなかったサウジ、パキスタン、トルコ、インド、UAEはリベラルな普遍主義が既に時代遅れであることを理解している。
Russia’s Spy Chief Exposed The US’ Plot To Impose The Davos World Order Onto The West

ロシアと中国はファイザーが開発した「安全で有効な」HIV治療に使われるリトナビルを成分として含むCOVID治療薬"Paxlovid"を承認。ファイザーはウクライナでの特殊軍事作戦に応じてロシアでの全ての臨床試験を中止したばかりなのに、ロシアも中国も自分からビッグファーマに自国民を生贄に差し出そうとしている。
Russia & China approve Pfizer pill to treat “COVID”

「ロシアも中国もグレート・リセットの一部。全世界がグル」と云うジェームズ・コーベット氏の冷笑的な説に対するマシュー・エレット氏の反論の音声版。状況証拠だらけで隔靴掻痒な感じはするのだが、冷笑説よりは私の好みだ。
Are Russia and China in on the Great Reset? [TNT Radio featuring Matt and Hrvoje]

「ロシアも中国もグレート・リセットの一部。全世界がグル」と云うジェームズ・コーベット氏の冷笑的な説に対するマシュー・エレット氏の反論。10の参考ソースリンク付き。「あなたは頭が良過ぎて希望を持てない」と云う指摘には思わず頷いてしまう。私も現時点では結論は出ないが、どちらかと云うとエレット氏寄り。全員共犯説はどうも単純過ぎる様に思えるし、誰だって希望は持ちたいじゃない?
Are Russia and China in on the Great Reset? My Response to James Corbett

ライアン・マターズの論説「プーチン対ダボス」説に疑問を投げ掛ける10の理由。西側と同じCOVID-19ワクチン、ビッグファーマとの協力、ワクチンパスポート、CBDC、ロックダウン、アジェンダ21、プーチンはキッシンジャーと親しく、WEFとも結び付いており、ウクライナ紛争はCBDCの台頭を加速させ且つグレート・リセット路線に沿っている。コメント欄を見てもやはりこの件については見方が分かれていて現時点でははっきりした結論が出せない。
10 Reasons to Question the “Putin vs Davos” Narrative

「COVID-19ワクチン接種は自発的であるべき」と云う以前の発言とは裏腹に、ロシアでは多くの地域で(アストラゼネカのワクチンと実質的には同じだとか云う)スプートニクVの強制接種が行われ、プーチン自身もQRコードによる医療アパルトヘイトを支持している。プーチンのこれまでの言動はWEFの所謂グローバリスト勢力とは全く異なる価値観を示しているが、この件についてはどう解釈すべきか、判断が難しい。
Putin and the WEF – cause for concern. Are we being played yet again?

2021/11/30の段階で、ロシア政府はCOVID-19ワクチン接種を拒否する人々に罰金を課す可能性を公式に否定している。歴史家のマシュー・エレット氏の見立てでは、ロシアでは(中国でもそうだが)厳しいCOVID-19「対策」と称するものを推進したがるのは地方レヴェルでの話であって、中央は寧ろそれらの暴走を抑える役に回っている。
Russia sets out position on mandatory vaccinations
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スプートニクVはDNAワクチンです。

 このワクチンの治験データは英語で公開されており、原文で読みました。
 イギリスのDNAワクチンはチンパンジーのアデノウイルスベクターを使用しており、ロシアのそれは人のアデノウイルスベクター2種類を使用しています。
 チンパンジーのアデノウイルスベクターは人類に使用された事がない新規ベクターですが、ロシアのそれは、既に遺伝子治療で人間に頻用されているため、より安全性が高いと考えたのでしょう。それは正しい判断です。
 ただし、mRNAワクチンは細胞質のアミノ酸と酵素を浪費してスパイク蛋白を造るため、細胞の代謝と遺伝情報の翻訳を低下させ危険ですが、DNAワクチンは細胞核内の核酸と酵素でmRNAに転写させ、それがさらに細胞質内のアミノ酸と酵素を浪費してスパイク蛋白を作りますから細胞の遺伝子の転写も翻訳も障害される事になります。結果、DNAワクチンは無数の血栓症を起こし、欧米ですら使用されなくなりました。
 最良のワクチンは中国の不活化ワクチンですが、ロシアとしての国益とプライドがあり、国産のワクチンを使いたいと思ってスプートニクVの販売に踏み切ったのでしょう。中国かキューバの不活化ワクチンを輸入するには制裁があり、国内で不活化ワクチンを製造する余裕はなく、スプートニクVが最も危険だと認める事も出来なかったためにこうなったのでしょうが、1億回分も余っていると言う事は、やはりほとんど場合、コロナは高齢者以外は死にませんから、使わない事になったのでしょう。効果も弱く76%程度です。ただ、全員が血栓で死ぬわけではないのでデルタ株や従来株のように高齢者の致死率が高い株については使った方が死亡者は減ると考えています。
プロフィール

川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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