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イスラエル

★2024/01/05のブライアン・バーレティック氏の解説動画の抄訳。米国の外交政策の基本パターンを理解する上で非常に参考になる。
イランの爆弾事件の黒幕は? 米国はイラン国内のテロリズムを長年支援している(抄訳)

★2024/01/29のブライアン・バーレティック氏の分析の抄訳。仮にイラクとシリアから米軍が撤退したとしても、それは追い出されたからではなく、より大きくて危険な紛争に資源を振り向ける為かも知れない。
シリアとイラクからの米軍の撤退:最悪のシナリオ(抄訳)

★2023/11/12のベン・ノートン氏の記事から、異端の経済学者マイケル・ハドソン氏による地政学的分析の部分を抄訳した。知っている人は既に知っている内容ではあるだろうが、重要なことなので復習しておく。その後のインタビューは割愛したがこれも興味深い。日本のメディアでは米国のイスラエル支援を説明するに際して今だに「イスラエル・ロビーの影響」などと云う話がまことしやかに語られているが、話はもっと単純であって、ユダヤ人の歴史や宗教対立の話もこの際殆ど無視して良い。全ては(英米)帝国の地政学的戦略の問題だ。
何故米国はイスラエルを支持するのか? 経済学者マイケル・ハドソンによる地政学的分析(抄訳)

マフディー・ダリウス・ナゼムロアヤ氏の記事。西洋の橋頭堡としてのイスラエルの役割が西アジアやアフリカの分断統治であり、その為に多文化主義が否定され、差別が人為的に拡大再生産されている。「文明の衝突」とはつまり、西洋の自己実現的な予言のことだったのだ。
Preparing the Chessboard for the “Clash of Civilizations”: Divide, Conquer and Rule the “New Middle East”
「文明の衝突」のためのチェス盤準備:「新中東」を分割し、征服し、そして支配せよ

★「イスラエルの自衛権」とやらを断固として支持しているロバート・ケネディJr.米大統領候補が、何故米国にとってイスラエルの存在が死ぬ程大事なのかを率直に解説してくれている。
イスラエルは中東に於ける我々の橋頭堡である(RFKJr.)

2023/06/27のフォーリン・ポリシーのスティーブン・M・ウォルト氏の記事は、バイデン政権がサウジとイスラエルに国交正常化を促そうとしている動きについて、殆ど捨て鉢な調子で、サウジもイスラエルも最早ワシントンの思い通りに動いてくれない厄介な同盟相手であり、和平交渉が真の成果を挙げる見込みは低いが、成功しても大した見返りは無いと断じている。米国は西アジアで孤立感を深めている様だ。
A Saudi-Israeli Peace Deal Isn’t Worth It

★アンドリュー・コリブコ氏の解説の抄訳。イスラエルとロシアは不倶戴天の敵などではない。
イスラエルはウクライナからの圧力にも関わらず、ロシアとの緊密な関係を維持している(抄訳)

建国以来一方的な拡大を続けている中東第一のテロ国家、イスラエルは、どうもやたらと敵を作り過ぎた様で、従来の国家群に加えて非国家アクターによる非正規軍からの多方面からの攻撃に耐えられなくなっている現状が指摘されている。「抵抗の枢軸」は特にミサイル能力を増大させている上、イスラエルにとっては悪夢でしかない「各戦線の統一」が現実のものとなりつつある。これにより交戦規則が書き換えられ、イスラエルにとっては複雑予測不可能な戦場環境が登場しつつある。
The missile strikes that killed Israel’s deterrence

コリブコ氏の分析。2023/03/31、イスラエル外相はアゼルバイジャンとの「対イラン統一戦線」の設立を発表。イラン側は「陰謀だ」と反発している。統一戦線の詳細は不明の儘だが、イランとアルメニアの関係が強化される一方で、イランとアゼルの関係はここ1年悪化している。この不仲は南北輸送回廊の実現にとって障害となり、西洋がそこに付け込む可能性が有る。ロシアにとって、こうした対立関係は懸念事項だ。アゼルとロシアとの貿易は増加しているが、ロシアがカラバフの停戦に違反したとアゼルを非難してからは不確実性が高まっている。
The Azerbaijani-Israeli “United Front” Against Iran Raises Some Serious Questions

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。米国は自国の主権を追求するネタニヤフを望んでいない。
米国が支援するイスラエルのカラー革命は、正に危機的状況に達した(要点)

★ヴァネッサ・ビーリィ氏の記事の要点。大地震で苦しむシリアを、イスラエルは爆撃している。
シリア人が地震の悲劇から復興しつつある時、イスラエルはシリアを爆撃(要点と補足)

イスラエルはアゼルに重要な軍事支援を行なっており、2020年には自爆ドローンやクラスター爆弾を提供している。イスラエル国防省の上級情報筋は、「(アゼルは)我々の支援無しには、この激しさで作戦を継続することは出来ないだろう」と語っている。他方、アゼルはイスラエルの石油輸入の約40%を提供している。
(写真はイスラエルのネタニヤフ首相とアゼルのルハム・アリエフ大統領。)

バイデン政権から年間1億ドルの軍事援助を受けながら、民族浄化を遂行し、文字通り他国の人々を餓死させようとしている国が有る(要点と補足)

★イスラエルは2022年3月の時点でウクライナ紛争の停戦交渉の仲介役を買って出た。だが西洋によって妨害された結果、戦闘が継続された。
西洋はロシアとウクライナの平和プロセスを「阻止」した———前イスラエル首相(要点)

「シリアがなぜ、数十年にわたってシリア人を…殺害してきた集団に助けを求めたりするだろうか。」
イスラエルがシリア地震への援助を表明、シリア政府は援助要請を否定

シリア当局は、シリアから援助の要請を受け取ったとするイスラエルのネタニヤフ首相の主張を真っ向から否定し、その様な要請を行なったことは無いと明言。他の複数のシリア政府筋も、ネタニヤフの主張を否定し、イスラエルのメディアで公開されたものは全てネタニヤフによる「プロパガンダ・キャンペーン」であると語った。匿名の政府情報筋は、若しネタニヤフがその様な要求を受け取ったとしたら、それはダーイシュ(ISIS)やアル=ヌスラ戦線やその他テロ組織等、彼の同盟者や友人達からのものであり、イスラエルの拡大主義的な攻撃を隠蔽する為のものに過ぎないと語っている。
Syria denies asking Israel for quake relief aid

コリブコ氏の指摘。シリアの大地震について驚くべき展開のひとつは、それまで公に反シオニズム的立場を取っていたシリア政府が、今までシリアに爆撃を仕掛けて来た宿敵であるイスラエルに対してロシア経緯でイスラエルに支援を要請し、イスラエルのネタニヤフ首相がそれを承認したと報じられたことだ。ロシアの仲介によるトルコとの和解に続いて、シリアはイスラエルとも和解する路線を選ぶことにしたのかも知れない。そうなればシリアに対するイランの影響力は弱体化するかも知れないが、イスラエル軍によるシリア爆撃の口実が無くなるかも知れない。
Alt-Media Is Speechless After Syria Reportedly Requested Quake Aid From Israel Via Russia

2023/01/14にテルアビブで起こった、ネタニヤフの司法改革に反対する8万人のデモは、少なくともその一部にカラー革命に要素が認められるとコリブコ氏は見ている。CNN報道に拠ると、「参加者達は、ネタニヤフをロシアのウラジーミル・プーチン大統領と比較する言葉を掲げ、イスラエルは半民主主義のハンガリーや神権政治のイランの様なものになりつつあると述べた。」これは国内問題を必要以上に国際問題に広げて論点を誘導しようとする試みで、ロシアゲート事件をでっち上げられたトランプが、自分がプーチンの手先ではないことを証明する為にロシアと距離を取ることになった様に、こうした圧力によってネタニヤフ政権にロシアと距離を置かせようとしていると見ることが出来る。ネタニヤフはバイデンのイデオロギー同盟から距離を置いて独自の外交路線を進もうとしているので、イスラエルが主権を強化することに対する圧力は彼の在職期間中継続するだろうとコリブコ氏は見ている。
Israeli Protesters Are Functioning As Useful Idiots For A Unipolar Color Revolution

イスラエル軍が2023/01/02からダマスカスに対して空爆を実施した件は、例によって西洋では黙殺に近い状態だが、この空爆による死者は6人に達した。西洋にとってロシアが自衛権を行使するのは違法だが、イスラエルが武力で他国の主権を蹂躙するのは何等問題無いらしい。
Death toll of recent Israeli airstrikes on Damascus rises to six

イスラエルのモサドは昔からシリアへの浸透を図って来たが、ソーシャルメディアの登場によって、スパイや情報提供者の募集が昔より容易になった。彼等は今レバノンと、シリアの主に陸軍への浸透を図っているが、昔の様なハニートラップや恐喝ではなく、対象を無差別にして貧しい者をカネで釣る、と云う手法が採られている。但しこの手法は二重スパイを生み易い為、イスラエルの情報が標的国に漏れてしまうリスクが高くなる。
Social media snitches: How Israel recruits spies inside Syria

RTの記事。史上初のユダヤ人国家建設には、ロシア出身のユダヤ人達が大きな役割を果たし、イスラエルと最初に外交関係を樹立したのもソ連だった。現在のシオニストはまるでナチの様に振る舞っているが、地政学的な関心領域に於て敵対することが多くとも、ロシアとイスラエルとの紐帯はそう簡単に切れるものではないのだろう。
‘This is something that only Russian Jews can do': How modern Zionism was created 125 years ago

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。2022/06/10の報道では、ロシアはイスラエル軍によるダマスカス空港攻撃について安保理で非難声明を出す予定だ。これはウクライナから注意を逸らそうとしている訳ではなく、国際法を支持しつつ、イランにウィンクを送ろうとしているだけだ。
安保理でイスラエルを非難すると云う報道されたロシアの計画はウクライナから注意を逸らす為のものではない(要点)

ウクライナ紛争報道の陰で殆どまともに報じられていない紛争・戦争のひとつはシリアに対するイスラエルの攻撃。イスラエル軍はイランまたはヒズボラに対する攻撃を名目としてシリアに度々爆撃を行っているが、実際に殺されているのはシリア政府軍とイラクのシーア派民兵。WSJの記事に拠ると、イスラエルはシリアでの空爆の多くについて米国と密かに調整しており、米国中央軍の高官は近年多くの計画を検討し承認している。米軍は今だにシリア東部に約1,000人が違法に駐留しており、自らが支援するISISIからクルド人を守ると云う名目だが、実際にやっていることは現地の資源の強奪とダマスカスへの圧力。

Report: US Secretly Reviews and Approves Many Israeli Airstrikes in Syria

コリブコ氏の分析。イスラエルとロシアの関係は過去10年で非常に強化され(シリアについてもロシアはイスラエルとの間でバランスを取ろうとしている)、事実上の同盟関係("Rusrael"構想)に発展し、ネタニヤフとプーチンはこれを西アジアで最も影響力のある枢軸へと変えると云う共通のヴィジョンの下に協力して来たが、ネタニヤフ後の親米政権は国連で反ロシアに回った為、これが脅かされようとしている。イスラエルのディープステート(軍事、諜報、外交官僚機構)内には多極化へ向かう派閥も存在するが、現在の反露路線は不可逆的であり、両国の関係の大幅な修正に繋がるだろう。
Israel Risks Ruining Its De Facto Alliance With Russia In Order To Please The US
 ロシア=イスラエル同盟"Rusrael"についてのコリブコ氏の記事リンク一覧。
“Putinyahu’s Rusrael”: The Putin-Netanyahu Relationship, A Deep Personal Bond?

★イスラエル・シャミール氏の2012年の記事の要点。著者はこの戦争で実際にエジプト人を相手に戦ったイスラエル人。第4次中東戦争は、米国(キッシンジャー)、エジプト(サダト)、イスラエル(メイア)が仕組んだ茶番戦争だった。
「ヨム=キプール」戦争(1973年)で本当は何が起こったのか?(要点)

関連スレッド。
 パレスチナ問題
 シオニストとナチスの接近
 「政治的に不都合」なユダヤ人

Twitterでの私のイスラエル関連スレッド。
 川流桃桜@UnmasktheEmpire @kawamomotwitt
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