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三宅洋平氏と安倍昭恵氏が沖縄・高江を訪問した件についての呟き

 一部のネット上では既に大分大変な騒ぎになっている様ですが、沖縄・高江に対する弾圧を強める現政権のトップ・安倍晋三氏と婚姻関係に有る安倍昭恵氏が、8/6(土)18時45分頃、三宅洋平氏に同行されて基地建設に反対する住民の方々のテントを訪れました。普段から沖縄問題に関心を持って高江の状況をウォッチしている人達の反応は、非難囂々、呆れと口惜しさで三宅氏を罵倒すると云うものが殆どの様ですが、私は三宅氏の行動を擁護する立場から少しTwitterで何度か連投を行いました。別に改めて記事を書く積もりですので、その前に主要な呟きを纏めておこうかと思います。


連投その1

 ‪三宅洋平‬氏が最初に‪安倍昭恵‬氏と会った際、私は「殆どのリベラルには出来ない芸当」だと評価しましたが、今回また明恵氏が三宅氏を訪問した際の周囲の反応を見てみると、やはりこう云う仕方での敵陣営との接触は三宅氏でなければ出来ないのだろうと思います。
 敵側とは敵対するのが当たり前だし、筋を通したいならそれが当然であると、理屈を重視する人間は考えるでしょう。斯く言う私もそう。でも三宅氏の場合、敵を包摂して口八丁で心を開かせて、本当に対話の道を拓いてしまうかも、と期待させてくれるところが有ります。
 なので三宅氏の行動については今はこれで良いかと思います。同じ国民同士、ガンガン敵対と分断を拡大させて行く遣り方は皆がやってます。一人位違うことをやってたって良い。
 戦略に多様性は大事だし、「そんなことやらなくても勝てる!」と言える程、今の私達は強大ではない。第一、脊髄反射的に異分子を排除するのは、民主主義の精神に反する。闘いは大事ですが、作らなくても良い敵を増やす必要は無いでしょう。


連投その2

 まぁ‪三宅洋平‬氏の今回の略スタンドプレーに関しては状況の一部しか報じられていないので、今後三宅氏側からどの様な報道が有るか、どの様な動きが予定されていたのかと云うことが判明するまで、大した判断は出来ないでしょう。
蓋を開けてみたら結局オバマ氏の広島訪問的なものでしかなかった、と云うのであれば、私も少し三宅氏の評価を改める必要は有るでしょうが、何れにせよ事前の根回しの薄さは否めないでしょうね。
 この「根回しの薄さ」と云うのも一面では魅力ではあるのです。「舞台裏」を敢えて作らず、その場その場で真剣勝負を行ってくれる、と云うことだから、純粋な想いを託したい層は共感し易い。「そんな甘っちょろいことを」と言われそうではありますが仕方が無い。


連投その3

 私も昭恵氏のことは良く知らないし、今後の展開がどうなるかにも依るので、現時点で彼女の評価を定めてしまう積もりはないのだけれど、今回昭恵氏を非難している人達は、彼女自身の言動によってではなく、彼女が「弾圧者の妻である」と云う属性で裁いてしまっている。
 これは少なくとも民主主義社会を担う市民としては、フェアな批判の仕方ではないでしょう。
 先の選挙で自民党が「小池氏を応援したらそれが親族でも除名処分」などと云う前近代的なルールを持ち出して来て「北朝鮮かよ!」と失笑されたのは記憶に新しいですが、反安倍派まで「個人の罪は一族郎党まで及ぶ」みたいなことを言い出してどうするのですか。
 確認しておきますが、昭恵氏が「現首相と婚姻関係に有る」と云う理由から社会的影響力を持つ様になっているのは事実ですが、それには何等公的な権力の裏付けが有る訳ではないし、彼女は何を代表している訳でもないし、何の公的責務を負っている訳でもない。
 政界進出経験も無く、また今後政界に進出する予定も無い。夫を支持する様な言動はして来たかも知れませんが、彼女の行動は、飽く迄一市民の行動として捉えてあげないとフェアではないでしょう。
 彼女自身が高江での弾圧を正当化し、沖縄市民を愚弄したり非難したりする様な言動を繰り返して来たのならまた話は違うかも知れませんが、今のところそう云う話は耳に入って来ない。
 ならば彼女が高江に来たこと自体で責められるべきだと云う主張は、凡そ民主主義的ではないと私は考えます。
 そもそも、何故今井絵里子氏には「沖縄に来い!」と怒っておきながら、昭恵氏に対しては「沖縄に来るな!」なのですか。どうせならそこは「旦那と一緒にもう一回来てくれ!」と伝えるべきとろこではないのですか。
 高江で起きていることについてどの様な見解を持っている人であろうと、日本人は全員高江に行って、そこで繰り広げられている現実を直視すべきだと私は考えます。物理的にはともかく、心構えとしてはそうあるべきではないかと。
 ネトウヨだって安倍支持者だって高江で何が起きているか知るべきだし、勿論安倍晋三氏だって、いや寧ろ安倍晋三氏こそ率先して、高江に行って反対派のキャンプの中に足を運ぶべきではないのですか。
 安倍政権に対話を行う意思が無いことははっきりしています。だからと云って売り言葉に買い言葉で、反対派の方からも対話への可能性を潰してしまってどうするのですか。こちらから武力衝突でも望むのですか。
 それに対話や交渉や歩み寄り無しで、全面衝突だけで勝てるとでも云うのでしょうか。戦略的にも狭隘な了見だと思います。勝つ為にはあらゆる手札を揃えておく、その覚悟と具体的な準備が必要でしょう。感情は大事ですが、憎しみだけでは差別には勝てない。
 その辺の包摂性への道筋のひとつを三宅氏と昭恵氏が用意してくれた、と考えることが何故出来ないのか、何故敵対感情の赴く儘に想定他者(仮想敵)を自分から排除してしまうのか、その辺が私にはどうにも納得が行きません。
 昨日も呟きましたが、「対話に最後通牒は無い」。自分から対話を拒絶した時に初めて、対話は「不可能」に成る。今のリベラル派はそれで失敗を繰り返して内ゲバの果てに弱体化して来たのではないですか。
 普段は理屈を重視している様で、肝腎なところで自分に制御出来ない感情に振り回されて分断して自滅する。私自身への反省も含めて、良識派を自認する人達がそうした愚行を積み重ねて来た果てに、今の安倍反知性勢力の跳梁跋扈が有るのではないでしょうか。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
怪奇幻想サイト『k-m industry 〜黒森牧夫の幻視風景』編集者。

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