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SBUが抗議活動について懸念している間に、ロシアのスパイ達はウクライナのエネルギー部門に浸透(抄訳)

アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。ゼレンスキーは自分に対する不満の声を抑え込む為に、それらはロシアの工作によるものだと云う陰謀論を広めて来たが、2024/04/05の報道に拠れば、ロシアのウクライナ発電所攻撃の陰には、実際に内通者の協力が有った。
Russian Spies Infiltrated Ukraine’s Energy Sector While The SBU Was Worried About Protests



 ウクライナのゼレンスキー大統領は2024/05/21に任期満了を迎えることになっているが、彼はその後も権力にしがみつく計画を練っている。その為彼は草の根デモの信用を貶めようとして、自分を非難する者達はロシアに支援されているのだと云う陰謀論を広めて恐怖を煽って来た。そしてSBU(ウクライナ保安庁。キエフ版のゲシュタポ)に、最近の徴兵拡大政策等の不人気な政策に対する反対意見の高まりを鎮圧するよう命じた。

 だがそうしている間にも本物のロシアのスパイ達がウクライナのエネルギー部門に浸透していることに、彼は気付いていなかった。

 2024/04/05のAP通信の記事はウクライナの発電所に対するロシアのミサイル攻撃について報じたが、それに拠れば、

 「『彼等は大規模な諜報活動を行いました』、と(キエフに本拠を置くエネルギー産業研究センター所長、アレクサンダー・)」ハルチェンコ氏は述べ、攻撃の正確な性質と被害の大きさを指摘した。

 ロシア軍は、その防御を含め、『多くのエネルギー・インフラ施設の現状について全て知っている』様だった。」



 ロシア側に情報を漏らした技術者達は、粛清が行われた場合でも簡単に人員交代させることの出来ない特殊な作業を行っている。これらの従業員達が何故突然ロシアと協力することにしたのかは不明だ。だがひょっとしたら、ロシアのエネルギー網攻撃の効果を最適化することでゼレンスキーに圧力を掛け、和平交渉を再開するさせられるかも知れないと考えていたのかも知れない。

 過去2年間、彼等はロシアに協力する機会は何度でも有った。だが彼等が実際に協力を決めたのは、紛争から2年が経ってからだった。言うまでもなく紛争が長引いたことでウクライナ人の疲労と不満は膨れ上がっている。2023年の反攻はものの見事に失敗したし、失った領土を取り戻すことは最早不可能だ。彼等の多くはゼレンスキーの命令で負傷したり無駄死にしたりした人達を知っているし、彼の誇大妄想によってこれ以上誰かが苦しめられることを望んでいない。

 問題は最早ウクライナが負けるかどうかではない、最終的にロシアに有利な条件で全てが終わった時に、どれだけの領土と人命を失うかだ。

 ゼレンスキーには選択肢が2つ有る。ウクライナ諜報委員会が予想しているロシアの接触線突破を前に、和平交渉の再開を訴えるか、現実から目を逸らして誤った希望にしがみつき、更に多くの領土と人命を犠牲にするかだ。

 ロシアに協力したエネルギー部門の従業員達は、無駄な戦闘を継続してもロシアに軍事突破されるだけなので、自国の送電網に更なる損害を与えさせてゼレンスキーに和平交渉再開の圧力を掛ける方がコストが安くて済むと考えたのかも知れない。

 彼等の動機をどう評価するにせよ、彼等の動機は経済的なものではないだろう。それならもっと前にやってもおかしくなかった筈だ。彼等は単に紛争にうんざりしており、紛争の終結を望んでいる。
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個人的な怨恨だと思います。

 ジャンヌダルクは、罪もない村の人々が戦争で犠牲になるのを目撃して、キリストに、
「どうか罪もない人々を戦争の惨禍からお救い下さい」と祈りました。
 私が敬愛してやまないインディアンのレジスタンスの勇者ゴヤクラ(ジェロニモ)師は、御自身の奥さんと娘さん二人を白人に虐殺され、村の女子供も虐殺され、生きる希望を失った結果、全てのインディアンと神に与えられた大地と自然を白人の暴挙から守るために命がけで戦い、結果、インディアンは白人の奴隷になる運命を免れました。
 野口英世先生が、香港の貧しい中国の人々に親切で敬愛されたのも、医療的発展途上国扱いされていたペルーの医学生の研究が正しいと証明したのも、彼が最貧の家庭やアルコール依存症の親を持つ子ども達の不幸をしりつくしていたからです。
 おそらくウクライナのロシア軍協力者も、親族や友人がゼレンスキーの犠牲になり、戦争を終結させるにはロシアによってウクライナが支配される以外にないと気付いての事だと思います。
 人間は、正義や理念のために努力する事はありません。自分自身の信念と実体験によって行動する者です。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
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