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CIAの「ハバナ症候群」陰謀論が崩壊:メディアによる最悪のフェイクニュース物語(要点)

2022/01/23のベン・ノートン氏の記事の要点。
USACIA’s ‘Havana Syndrome’ conspiracy implodes: Here are media’s worst fake news stories

 2016年以来、西洋の大手企業メディアは匿名の米国政府高官達の話として、ロシア、中国、キューバが「パルス・マイクロ波兵器」や「指向性エネルギー兵器」、或いはその他の異色技術を使って、米国政府のスパイや外交官達に「目眩や疲労感や頭痛」を起こさせている、と、まるでB級SF映画の様な根拠の無い主張を垂れ流して来た。

 「ハバナ症候群」なる証拠の全く無い主張を広めて来た西洋大手メディアの一覧は以下の通りだ。

 ・ワシントン・ポスト
 ・NYタイムズ
 ・ガーディアン
 ・CNN
 ・BBC
 ・AP通信
 ・MSNBC
 ・FOXニュース
 ・インディペンデント
 ・タイム
 ・ポリティコ
 ・ザ・ヒルその他多数。

 一流どころが揃いも揃って馬鹿げた陰謀論を広めて来た訳だが、2022/01/22のNBCニュースの記事に拠ると、諜報部の内部評価は外国からの攻撃の証拠が存在せず、症状については他にも医学的な説明が有り得ることを認めている。因みにこの情報をリークしたのはCIAの元協力者だった。

 西洋大手メディアの報道が如何にジャーナリズムの基準を全く満たしておらず、デタラメなことを平気で垂れ流しているかを知る事例として好適だろう(こんな馬鹿馬鹿しい陰謀論を真に受ける読者や視聴者の方もどうかと思うが)。この馬鹿げたお話は西洋大手メディア自身が広めているものなので「陰謀論」や「フェイクニュース」と云うレッテルを貼られることは無い。

 このスキャンダルについては、医療社会学者で集団ヒステリーと社会パニックの第一人者であるロバート・バーソロミュー博士が2020年に学術書『ハバナ症候群:集団心因性疾患と大使館の謎とヒステリーの背後に在る本当の話』で詳しく解説している。

Doctor explains CIA's 'Havana Syndrome' conspiracy is mass hysteria - not Russian ray gun attacks


 彼に拠ると、米国務省の医師達は最初期の段階で、最も有り触れた説明ではなく、最も突飛な説明に固執した。ハバナ症候群スキャンダルは政治と科学が混ざる問題の一例であり、「悪いジャーナリズム、悪い政府、そして悪い科学の見本」だ。

 ロシアの光線銃だの中国のマイクロ波兵器だのの話は、事実上全ての英語メディアによって広められたが、因みにそれはロシアゲートと云う別の陰謀論が広められた時期と一致していた。
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川流桃桜

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