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ペンタゴンについての真実:世界最大のマネーロンダリング詐欺(要点)

2024/02/04の政治風刺コメディアンのリー・キャンプ氏の解説動画の要点。ジョークの部分は翻訳が難しいので私なりに適当にアレンジして多少補足した。
The TRUTH About the Pentagon: World’s Greatest Money Laundering Scheme



 米国の軍事費は世界最大だ。世界中の他のどの国も米軍の予算には遠く及ばない(隠し予算まで含めるとこれは2倍以上に膨らむ。米国の実際の軍事支出は他の全ての国々の分を合わせたよりも更に大きい)。

 ところが2023/11/15のロイターの報道に拠ると、米国防総省は6年連続で会計監査で不合格になった。世界最大の軍隊はずーっと杜撰会計をやらかしている。これが個人の話だったら1回だけでもえらい目に遭うことになるんだが。

 そして2023/12/04の報道に拠ると、ペンタゴンは約4兆ドルの資産の、何と63%を追跡出来ない(つまり文書化が不十分だった)ことが明らかになった。これらの資産の多くを所有しているのは軍事請負業者達だが、ペンタゴンはその詳細を把握していないと云うのだ(じゃあ何でそんな連中と契約を結んでるんだ? これじゃ半ば白地小切手を渡している様なもんだ)。
 
 問題は全く解決されていないにも関わらず、軍事費は増大する一方だ。2023/03/09、ホワイトハウスは2024年のペンタゴン予算に8,420億ドルを要求した。これは前年度に比べて3.2%の増額だが、増えた分も含めて、これらは一体何に使われるものやら。

 2018/01/10に監査官が国防総省史上初の部門全体の監査を要求した時(じゃあそれまではやったこと無かったのかよ!)、不明資産の一例として彼はこう述べた。「空軍は、不動産システムに載っていない12の施設で478の構造物と建物を特定しました。」つまり何百もの建物を所有している事実を空軍は把握していなかったのだ。

 予算が必要なことに使われているならまだしも、ペンタゴンは無駄遣いでも有名だ。例えばカリフォルニアの砂漠には何百台ものエイブラムズ戦車が並べられているが、それらはそこで出番も無く静かに朽ちて行くだけだ(これを乗り手の居ないウクライナ軍に送ろうとか言っているのはリサイクル精神からだろうか。英空軍は「史上初の環境に優しい軍隊」を目指しているそうだが)。

 2019/01/19の報道では、ペンタゴンは21兆ドルもの巨額の金融取引について「追跡も文書化も説明も出来なかった。」そしてメディアは軒並みこの途方も無いスキャンダルを黙殺した。どーなってんだマジで。

 但しまぁ………これらは所詮、数字の上でしか存在しないカネだ。だがペンタゴンは時に物理的に印刷された紙幣を紛失することも有る。2008/02/08のガーディアンの報道に拠ると、米国はイラクに120億ドルの現金を空輸したが、それを見失った。この大金を誰が受け取ったのか、どう使われたのか、誰も知らない。復興? そんなもんは知らん。

 2009/09/10にアフガニスタン占領政策に抗議して辞任した、政治将校且つ高級文官のマシュー・ホー氏はこう証言している。「私は5,000万ドルを現金で持っていました。私が一度に手にしたことが有るのは100ドル紙幣で2,400万ドルで、私の寝室の金庫に納められていました。監督など殆ど有りませんでした。」つまり当局は地元の軍閥と協力する為に、将校に何百万ドルもの現金をポンと渡して放っておいたのだ。これはナンだ、兵士の良心を試すテストか何かなのか?

 米軍が訳の分からんカネの使い方をしている証拠は他にも有る。2021/05/17のニューズウィークのスクープ記事にはこう書いてある。「世界がこれまでに知っている最大の秘密部隊は、過去10年間に亘って国防総省によって創設されたものである。約6万人がこの秘密軍に所属しており、その多くは正体を隠し、目立たずに活動しており、その全てが「署名削減(signature reduction)」(リンク先に地図有)と呼ばれる広範なプログラムの一環である。」これもまた大手メディアからは黙殺されている話題だが、巨大企業と違って真面目に税金を納めている市民達には、6万人ものこの巨大な秘密部隊に使われている税金が意味の有るものかどうかについて知る権利が有るんじゃないの?

 ペンタゴンの常人の想像を絶した無駄遣いは既に十分に文書化されている。例えば2023/06/21の報道では、2020年、ペンタゴンはボーイングに、4つのゴミ箱に20万ドル以上を支払った。これはひとつ当たり約51,606ドルの計算になる。2010年まで、ボーイングの民間旅客機707をベースにした監視・レーダー機「E-3セントリー」で使用されるゴミ箱の平均価格は300ドルだった。300ドルでも十分ぼっている様な気もするが、それが2桁も値段が跳ね上がるってのはどーゆーことなんだ。冗談だったら笑える話だが、国民の血税がひとつ5万ドル以上もするゴミ箱に使われているのだふざけんな。

 いやあんたねぇ、2023/12/19のCNBCの報道では、アメリカ人の62%が給料ギリギリの生活を送っているんだよ。

 2023/01/30の報道では、アメリカ人の61%は家を買う余裕が無い。

 2021年のアメリカ公共交通協会の発表に拠れば、アメリカ人の45%が公共交通を利用出来ない。

 2021年の「アメリカのインフラの通知表」に拠れば、「米国の全ての橋の42%が少なくとも築50年を経過しており、7.5%に相当する46,154の橋は構造的に欠陥が有る、つまり『劣悪な』状態に在ると考えられている。」

 国民の生活を何とかするカネは無いのに、世界最大の殺戮マシンに注ぎ込むカネはアホみたいに無尽蔵に有るってのはどう云うこった!?

 いや別に俺みたいなイエス・キリスト顔のコメディアンの言うことなんか信じなくてもいい。責任者が実際にどう言っているのかを聞いてみろよ。

 1998〜2015年の間にペンタゴンが費やした使途不明金の総額は21兆ドルに上る。この件について2011年に当時の国防長官ロバート・ゲイツはこう語った。「スタッフと私は、正確な情報を入手して、『幾らカネを使ったのか?』とか『スタッフは何人居るのか?』等の質問に答えるのは殆ど不可能であることを知りました。」この野郎は仮にも責任者と云うことになっているのに、何が起きているのか全く把握していないと白状しているのだ。
 
 つまりペンタゴンは世界最大の殺戮マシンってだけじゃない、人類史上最大のマネーロンダリング詐欺なのだ。何兆ドルもの血税がハンコを押されて既に十分リッチな軍需請負業者やロビイストや超富裕層のブラックホールの様な懐に転がり込んで行く。連中はさぞかし笑いが止まらないことだろう。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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