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ロシアについて知っておくべき5つのこと(2024/01/12〜19)(要点)

ロシア・マターズの記事の要点。内容は基本的にこれまでの再確認でしかないが、戦場では圧倒的にロシアに負けているにも関わらず、NATOはロシア征服の夢を諦め切れず、実際には超穏健派のプーチンが率いるロシアは侵略国家だと云う嘘を空しく喚き続けているが、ロシアのみならず身内からも本格的に愛想を尽かす声が続出している。
Russia in Review, Jan. 12-19, 2024



 1)戦場では依然としてロシアが圧勝している。

 この1ヵ月間でロシア軍はウクライナ領土を57平方マイル獲得し、ウクライナ軍は1平方マイルを再獲得した。
Ukraine overall 20240116

 ウクライナが2024年にロシアの攻撃から生き残る為には、積極的な防衛戦略が必要だが、この為に4億6,600万ドルの費用が割り当てられたにも関わらず、西洋からの軍事援助が遅れている為、弾薬と人員不足が深刻な問題になっている。

 ロシアの砲撃は現在、5対1〜10対1の比率でウクライナの砲撃を上回っている。ウクライナ兵達は「今日は砲弾が2発有りましたが、これらの陣地に砲弾が無い日も有ります」、「私は戦車を2台持っていますが、砲弾は5発しか有りません」等の惨憺たる状況を証言している。

 ロシア軍はロシアの人員損失と同じ割合で毎月兵力を増員出来るが、ウクライナ国防省に拠れば、ウクライナ軍は適切な人員増援を見付けるのに苦労している。「やって来る兵士の10人の内3人は、軍服を着て寝た儘起きている酔っ払いみたいなものだ。」その一方でウクライナ議会は50万人の動員法案を検討中。



 2)NATOは「侵略国家ロシア」の虚像にしがみつき続ける。

 NATO職員や同盟諸国政府の高官達は。ロシアとの戦争は可能であり、早ければ5年後に戦争が勃発する可能性を示唆する者も居る。

 ・ドイツのボリス・ピストリウス国防相:「ウラジーミル・プーチン大統領が何時かNATO諸国を攻撃する可能性すら有ることを考慮しなければなりません。」

 ・英国のグラント・シャップス国防長官:「我々の専門家達は、これ(ロシアのNATO侵攻)が可能になるまでに5~8年掛かると予想しています」、従って西洋諸国は今後5年間、ロシアが関与する更なる紛争に備える必要が有る。

 ・NATOのロブ・バウアー軍事委員長:今後20年以内に紛争が起こる可能性が有る。同盟は戦争に向けて厳重な警戒を払う必要が有り、「だからこそ我々はロシアとの紛争に備えています。」



 3)NATOはロシアに対する軍事的優位の夢を捨て切れない。

 2024/01/18の発表に拠ると、NATOは2月〜5月に旧冷戦(1988年のリフォージャー演習)以来最大規模の約9万人が参加する"Steadfast Defender 2024(不動の守護者2024)"演習を行う予定。5月下旬にはNATOに加盟する31ヵ国全てにスウェーデンを加えた部隊が参加する。演習地はバルト三国とポーランドで、少なくとも1,100台の戦闘車両、80機の航空機、50隻の海軍艦艇が含まれる。


 
 4)ロシアは外交の出来ない西洋には愛想を尽かしている。

 01/18の記者会見でロシアのラヴロフ外相は、米国のウクライナ支援を理由に米露軍備管理協議を拒否し、直接対決のリスクについて警告した。「核大国間の直接衝突についての話が既に益々多くなっている」一方で、、「西洋諸国に於ける抑制要因は益々少なくなっています。」
 
 同日ホワイトハウス国家安全保障会議の軍備管理担当者はワシントンで講演し、 2026年2月の新STARTの期限切れが近付くにつれ、ロシアの考えは変わるかも知れないとの希望的観測を表明した。



 5)NATOの覇権願望は益々維持不能に。

 01/14、83ヵ国の安全保障当局者がダボスでウクライナの和平公式の条件について話し合った。この条件には1991年の国境内のウクライナの領土保全の回復と、ウクライナ領土からのロシア軍の撤退が含まれていた。

 ホスト国スイスの外相は、ロシアがその様な条件で参加すると考えるのは「幻想」であると発言した。中国はその後開かれれたWEFには参加したが、この会合には参加しなかった。更に一部の当局者達は、ウクライナのNATO加盟要求等、ロシアの安全保障上の懸念に対処すべきだとの見解を繰り返した。

 プーチン大統領もラヴロフ外相も、キエフの和平公式は受け入れられるものではなく、ロシアの特別軍事作戦の目標が当初から変わっていないことを再確認している、
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
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