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ソマリアの未来はこれまでに無く明るく輝いている(抄訳)

アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/11/24〜12/01に起こった3つの展開は、長らく苦しんで来たソマリアの将来の見通しが漸く正しい軌道に乗り始めたことを示している。
Somalia’s Future Has Never Looked So Bright



 1)2023/11/24、ソマリアはEAC(東アフリカ共同体)に加盟した。

 2)11/30、ソマリアはロシアから、人道的小麦25,000tを無償で受け取った

 3)12/01、国連安保理は30年間に及ぶ武器禁輸措置を解除した。

 これらのそれぞれはソマリアの経済、食糧、物理的安全を強化することだろう。ソマリアは多くの苦難を経て、漸く将来の見通しを改善することが出来る様になった。すべきことはまだ沢山有るものの、全てが正しい軌道に乗り始めたのだ。

 2)ロシアからの大量の無料の食糧のプレゼントは、過去1年間ソマリア人に大きな打撃を与えた現在進行中の地域的旱魃の影響を管理するのに役立つ。それは最も弱い立場の市民の生活を改善するだけではない、家族を養う為に絶望からテロ組織に参加する人も減ることだろう。

 更にこのプレゼントは、ロシアとソマリアの関係強化にも役立つ。ソマリアのアブシール・オマル・ジャマ外相は05/26にモスクワを訪問している。

 3)ロシアは既に中央アフリカ共和国で実施されているモデルを適用し、武器輸出、訓練、そして場合によっては顧問の派遣を通じて、ソマリアの安全保障を支援することが出来る。

 一応、ソマリアの他のパートナー諸国(カタール、トルコ、米国等)も同様の支援を行う可能性が有るが、ゲーム・チェンジャーとなり得るのはロシアだけだ。

 1)東アフリカ共同体の急速な拡大には長所と短所が伴うものの、ソマリアの加盟は、 ソマリアの安全保障に関わる関係者の数が増えることを意味する為、ソマリアにとっては実に前向きな展開だと言える。新たな加盟諸国はソマリア支援に関心を持っているし、ロシアの様な他の国々も、恐らく将来のEACへの玄関口として完全に安定したソマリアを当てにしてしているので、ソマリアを支援するインセンティヴを持っている。

 これら3つの前進がソマリアを安全にするには或る程度の時間が掛かるだろうが、それが実現すれば、分離独立を標榜するソマリランドとの紛争解決にも役立つことだろう。その際ロシアの様な支援国は仲介役を頼まれるかも知れない。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
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