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BBCによるエチオピアに関する最新の戦争挑発プロパガンダの行間を読む(要点)

アンドリュー・コリブコ氏の分析の要点。2023/11/08のエチオピアを標的としたBBCの悪意有る記事は、英米枢軸がアフリカの角のみならず湾岸地域までも分断統治することを狙った、非常に高度な情報戦の挑発だ。彼等は湾岸に支援されたアフリカの角が平和的な経済統合を果たすシナリオを恐れているので、大規模な戦争の勃発を望んでいる。
Reading Between The Lines Of The BBC’s Latest Warmongering Propaganda About Ethiopia




 2023/11/08、BBCはエチオピアを憎んでいることを隠しもしない御用学者のアレックス・デ・ワールの、「エチオピア首相アビィ・アハメドが紅海の港に目を向け、緊張を煽る」と云うタイトルの挑発的なプロパガンダを掲載した。
 Ethiopia PM Abiy Ahmed eyes Red Sea port, inflaming tensions

 結論から先に言うと、この記事はエチオピアとエリトリアとの間に相互不信の種を蒔こうとするもので、11/02のブリンケン米国務長官の声明と同じ性質のものだ。

 背景を説明しておくと、エチオピアのアビィ首相は10/15に、内陸国であるエチオピアは平和的手段を通じて海洋にアクセスする権利が有ると発言した。これは現状ではエチオピアが隣国ジブチの港に過度に依存している為、アクセスを多角化するべきだと訴えるものだったが、これは一部で、エチオピアは30年以上前にエリトリアが独立するまではエチオピアの一部だったエリトリアのアッサブ港を奪い取ろうとしているのではないかと云う憶測を生んだ。

 ブリンケン同様、デ・ワールはそこに付け込み、アビィがエリトリア侵攻を計画しているのではないかと云う推測を開陳した。この動機はアビィが過去1年間で失ったアムハラ州のナショナリスト達の支持を得ることだと説明されているが、彼等の宿敵TPLFと和平協定を結び、連邦政府の地方への介入を続けるアビィが、そんなことで支持を回復出来るだろうなどと予想するのは馬鹿馬鹿しい。この珍説は外国の読者を知覚管理する為のものだろう。

 彼はエチオピアが潜在的な敵に囲まれていると仄めかすことで、この地域の相互不信を悪化させようとしているが、彼はエチオピアの拡大主義の背後には、エチオピアを属国にしたいUAEの思惑が働いていると云う図式を読者に信じさせようとしている。そして更に、この展開によってエリトリアを支援するサウジアラビアとの間で代理戦争が勃発するのではないかと予測している。彼はエチオピアとUAEの分断統治のみならず、エチオピアとサウジの分断統治も狙っているのだ。

 11/10にアビィ首相はサウジを訪問している。従ってこの話にサウジを絡めたのはタイミング的に筋が通っている。

 デ・ワールは更に、サウジが(財政的に?)支援するエリトリアが、エチオピア国内の(政府に不満を持つ)アムハラ民兵組織を武装させると云う憶測も披露している。恐らくはこれによって関係各所の疑惑を掻き立てたいのだろう。

 この記事は英米枢軸がアフリカの角のみならず湾岸地域までも分断統治することを狙った、非常に高度な情報戦の挑発だ。彼等は湾岸に支援されたアフリカの角が平和的な経済統合を果たすシナリオを恐れているので、大規模な戦争の勃発を望んでいる。
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川流桃桜

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