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「ワグナーがヒズボラを支援」と云うウォール・ストリート・ジャーナルの報道が心理作戦である3つの理由(抄訳)

アンドリュー・コリブコ氏の記事の抄訳。2023/11/02、WSJはワグナーがヒズボラを支援する可能性について報じたが、これは恐らくフェイクニュースだ。
Three Reasons Why The Wall Street Journal’s Report About Wagner & Hezbollah Is A Psy-Op



 2023/11/02、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は匿名の米国当局者の話として、ロシアの民間軍事会社ワグナーがヒズボラに防空システムを送る計画を立てていると報じた。
 Russia’s Wagner Group Plans to Send Air Defenses to Hezbollah, U.S. Says

 この内容が若し本当であれば、ロシアはイスラエル・ハマス戦争に、イランが主導する抵抗の枢軸側で間接的に関与していることになる。

 が、これは恐らく心理作戦だ。 その理由は以下の通り。

 1)ロシアはこの紛争に関して原則的中立を厳守する為に多大な努力を費やして来た。それなのにロシアが突然紛争に自発的に関与することは、前例からの説明の付かない逸脱となる。

 2)ヒズボラに防空システムを送りたいなら、イランが送った方が合理的だ。ワグナーが持っているとWSJが主張している防空システムと似た様なシステムをイランは開発している(123)。WSJの記事は何故イランがヒズボラに防空システムを送らないのか、何故ヒズボラがイランではなくロシアに頼るのかを説明していない。

 3)米国は過去1ヶ月間、ロシアとイスラエルを敵対させようとして来た。ロシアはハマスと同盟していると云う偽情報を流し、中国、ロシア、イランを「新たな悪の枢軸」と呼び、イスラエルにロシアと縁を切るよう圧力を掛けている。

 以上のことから、ワグナーとヒズボラに関するWSJの報道は、次のことを目的とした心理作戦であると結論出来る。

 1)紛争に対するロシアの中立的な立場の信用を落とす。
 2)ロシアとイラン、イランとヒズボラを分断する。
 3)ロシアとイスラエルを分断する。

 これら全ては米国の覇権の利益となる。代替メディア・コミュニティのメンバーは、この偽情報に乗っかって「役に立つバカ」として機能しないよう注意すべきだろう。
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川流桃桜

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一介の反帝国主義者。
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