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「グリーン・エネルギー」の嘘

RTのシュチタ・ジャー氏の記事。電気自動車は温室効果ガスの排出量を減らさないし、環境破壊を引き起こす。そもそも二酸化炭素は汚染物質ではなく地球の生態系の不可欠な一部だし、そして「公共交通網を整備してそもそも自動車が必要になる場面を減らそう」などと云う話は似非環境活動家達からは歓迎されない。
The green scam: How electric vehicles harm the environment that they’re supposed to save
グリーン・エネルギー詐欺:電気自動車が、救うはずの環境をいかに害するか

★2021/06/18のハーヴァード・ビジネス・レビューの報告書のハイライトを紹介してみる。ソーラーパネルの廃棄問題はシャレにならない。
太陽光発電の暗黒面———シャレにならないパネル廃棄問題(抄訳)

★IEA(世界エネルギー機関)の2021年の報告書『クリーン・エネルギーへの移行に於て不可欠の鉱物の役割』のサマリー、「クリーン・エネルギーへの移行に於て不可欠の鉱物がエネルギー安全保障に新たな課題をも齎す」より、幾つかの重要なグラフを抜粋してみた。これよりもっと酷い予測も以前紹介したが、クリーン/グリーン・エネルギーへの移行は現在の技術レヴェルでは到底実現不能であろうと思われる。
クリーン・エネルギーへの移行に於て不可欠の鉱物の役割(抜粋)

★ビノイ・カンプマルク博士の記事の抄訳。アフガニスタンに眠る豊富なリチウムは中国企業を惹き付けているが、ワシントンはこれがお気に召さない。「グリーン」・エネルギーを推進すると云うことは、希少鉱物の奪い合いになると云うことだ(これは無論大規模な環境破壊を必要とする)。
アフガニスタンのリチウム・グレート・ゲーム

★石油をグリーン・エネルギーに置き換えるには、その為に必要となる鉱物やレアメタルが絶対的に不足している。
石油に代わるだけの十分な金属は存在しない

★SDGsの目玉商品のひとつが電気自動車だが、電気自動車は全然持続可能ではない。その理由を解説した動画の要点を纏めてみた。
電気自動車が問題解決にならない理由(要点と補足)

コンゴのコバルト採掘現場の非人道性について解説した記事の数々。これだけの搾取は、勿論白人による植民地支配の歴史と、ルワンダ虐殺についての180度誤った物語によって、ルワンダとウガンダによるコンゴ侵略の現実が不可視化され、戦争犯罪者達が西洋諸国によって免責されていると云う背景の上に成り立っている。どのスマホもコンゴの人々の赤い血に染まっている。

The Blood of the Congo Powers Our Tech
‘Here it is better not to be born’: Cobalt mining for Big Tech is driving child labor, deaths in the Congo
Your Smartphone Has a Human Cost
Entertainment Industry Becomes More Vocal About The Cobalt Situation In The Congo
There’s blood in our smartphones

世界最先端テクノロジーの見本市「CES 2023」では最新型の電気自動車が発表された。だがそのバッテリーを作るのに必要なコバルトの採掘現場が、劣悪な労働環境や児童労働や人身売買が横行するこの世の地獄であることについて、一体どれだけの議論が行われているだろうか? SDGsテクノロジーは無から取り出せる訳ではない。非人道的な過酷な搾取と目を覆うばかりの悲惨と死体の山の上に築かれるシステムが「持続可能」であろう筈が無い!
Siddharth Kara @siddharthkara


ノートパソコンや携帯電話のバッテリーに必要不可欠なリチウム採掘には大量の水を必要とするが、これはアルゼンチンの塩湖で環境破壊を齎し、先住民コミュニティを脅かしている。トヨタの様な外国企業が地元政府と提携してこの搾取を進めているが、先住民達は抵抗している。第四次産業革命によるSGDsを推進するには、こうした環境破壊と搾取を更に進めなければならない。
Lithium exploration threatens Argentina's indigenous


350.org(ロックフェラー系列の気候キャンペーンNGO)のリーダー、ビル・マッキベンは、ロシアのウクライナでの特別軍事作戦の翌日、「ヒトラーがズデーテン地方に侵攻した後、米国はその工業力を戦車、爆撃機、駆逐艦の建造に向けました。今、我々は再生可能エネルギーで対応しなければなりません」と寄稿している。現実的に考えて、到底実現不可能な夢物語だ。現在の再エネ技術では重工業どころか人々の生活すら支えることは出来ない。
This is how we defeat Putin and other petrostate autocrats
 2022/02/28のマッキベンの論説、「平和と自由のためのヒートポンプ」。「実用的な新しい技術により、ヨーロッパ人は手頃な価格でガスの代わりに電気で家を暖めることが出来ます」とか言っているが、出来る訳ゃ無いだろう。その電気はどっから持って来るんだ。
Heat Pumps for Peace and Freedom

★「クリーン」なグリーン・エネルギーには、実際には色々とダーティな側面が有る。
意外な科学———クリーンなエネルギーなど存在しない(要点)

2022/12/13〜15に開催された米国=アフリカ首脳サミットでは規制緩和が議論されたが、中でも重要なのが鉱業部門で、これには鉱夫の権利、児童労働法、奴隷法、環境規制、鉱物関税が含まれている。「環境に優しい」「持続可能な」第四次産業革命を推進するには、「重要な戦略物資」である鉱物資源が不可欠だが、その増大する需要を満たす為には、奴隷労働による搾取や虐待もまた拡大せねばならない。ゲイツ・ベゾス・ブランソンが設立した KoBold Metals は、ニッケル・コバルト・リチウム・銅の「世界の全ての埋蔵量」を管理することを目指していると公言しているが、その為にアフリカ諸国には更なる悲惨が約束されている。
US Africa Leaders Summit promises more exploitation for Africa, record profits for US mining firms

WEFはブルームバーグを引用して、電気自動車や蓄電に必須のリチウムイオン電池の需要は、2030年までに17倍に増加すると予測されていると報じている。無論リチウムと云うのは宙から降って湧いたりしない。環境を破壊して採掘しなければならない。そしてそれは主にグローバルサウスに埋蔵されている。
Batteries are a key part of the energy transition. Here’s why

インド北部、ラジャスタン州の光景。見渡す限りソーラーパネルが地表を埋め尽くしている。「これが持続可能な開発の未来だ」とか言われて素直に納得してしまう人は、生物としての基本的な感性が何処か欠落しているのではないかと思う。インドでは依然として石炭と石油が主なエネルギー源だが、これら無しで産業を発展させた国は無い。少なくとも近い将来は、今後もそんな国は出ないだろう。
 
The world needs India to avert climate catastrophe. Can Modi deliver?

ベゾス、ダリオ、ブルームバーグ、ブランソン、ゲイツ等超大富豪達が支援する KoBold Metals と云う企業が、カナダのコバルトに目を付け、地球の地殻の「Googleマップ」の作成を目指している。第四次産業革命には大量のレアメタルが必要となる。

Gates, Bezos-backed Firm Searching for Cobalt in Canada

英国の洋上風力エネルギー容量の殆どは、王室領地が所有する海底で発電されており、2020/21年には1,725万ポンド(30億円弱)の収益を上げている。チャールズが科学を無視して気候変動の恐怖を煽れば、その分王室の懐は大いに潤う訳だ。
 因みに少なくとも141億ポンド相当の不動産を管理するクラウン・エステートは、欧州最大の不動産グループのひとつであり、2020/21年の総収入は2億6,930万ポンド(約450億円)。英王室の純資産は200億ポンド(約3兆3,000億円)と推定されている。但し公式発表では過去10年間で30億ポンド(約5,000億円)を公的資金に還元したと云うことになっている。
WINDFALL Queen Will Be One of Biggest Beneficiaries of UK’s Green Agenda

太陽光や風は無限かも知れないが、それらを電力に変える技術に必要なコバルト、銅、リチウム、ニッケル、希土類元素等の原材料は有限。現在の石油争奪戦が別の資源に方向性を変えるだけで、地政学的紛争や環境汚染問題は継続する。「緑の革命」は根本的な解決法ではない。
Resource Wars in a Renewable Future? Lithium, Cobalt, and Rare Earths

長周新聞の良記事。「原発は二酸化炭素を排出しない」みたいな大嘘が、再生可能エネルギーについてもバラ撒かれている。また二酸化炭素の金融商品化は結果的に未開発国や発展途上国の搾取に繋がると云う帝国主義的側面も持つ。現実を正しく理解するには、全体を見渡す想像力が必要。
「カーボンニュートラル」をどう見るか エコロジーに反するCO2削減や再エネビジネス 科学者があいつぎ指摘 

新自由主義勢力が推進する「環境に優しい」諸技術には落とし穴が幾つも有るが、そのひとつが原材料問題。リチウムやコバルト等のレアメタル確保の為、グローバルサウス諸国で大規模な環境破壊や労働者搾取が横行している。しかもそれは気候変動問題には殆ど役に立たない。
UN Warns of Devastating Environmental Side Effects of Electric Car Boom

ドキュメンタリー映画'Planet of the Humans’は、人口増加問題についてのステレオタイプな意見なんかは私は間違っていると思うけれども、再生可能エネルギーを巡るヒトとカネの流れを暴いた部分は、この映画を批判する人の誰も反論出来ていない。
再エネの『不都合な真実』を暴く マイケル・ムーア総指揮の映画「プラネット・オブ・ザ・ヒューマンズ」

再生可能エネルギーの欺瞞を暴いたマイケル・ムーア製作のドキュメンタリー"Planet of the Humans"は、環境活動家や左派と呼ばれる人々から激しい非難の嵐を浴びせられた。大企業が流す主流の物語に疑問を持つ者はこうなる。
PLANET OF THE HUMANS BACKLASH

再生可能エネルギーの嘘を暴いたドキュメンタリー"Planet of the Humans"に対する批判。階級問題や優生学(人口過剰問題)に対する批判が無く、「パンデミック」の恐怖が人々の目を塞いでいる状況でこれは危険、と云うもの。
REVIEW: Planet of the Humans

【必見】再生可能エネルギーの欺瞞を暴いたマイケル・ムーア製作のドキュメンタリー"Planet of the Humans"は一旦削除されたがまた公開された。このドキュメンタリーに対しては再エネ推進派から様々なテクニカルな反論や批判が寄せられたが、彼等が一様にひとつだけ否定出来なかったのは、再エネを巡る胡散臭いカネの流れだ。如何なる問題の解決も新自由主義者に任せてはいけない。原子力ムラやビッグオイルは嘘吐きだが、偽の環境主義者達も同類だ。
Michael Moore Presents: Planet of the Humans | Full Documentary | Directed by Jeff Gibbs


 マイケル・ムーア氏が製作した、再生可能エネルギーの欺瞞を暴いたドキュメンタリー"Planet of the Humans"はYoutubeで無料で公開されていたのだが、削除されてしまった。4秒分が著作権侵害の申し立てを受けたとか。
‘Blatant act of censorship’: Michael Moore green energy doc taken off YouTube after copyright claim by environmentalist opponent

関連スレッド。
 偽の環境主義運動
 「気候変動の発明者」モーリス・ストロング
 グレタ・トゥーンベリの捏造
 作られたグレタ・ブーム
 コンゴ民主共和国(DRC)

気候変動/SDGs詐欺についての私のTwitterスレッド。
川流桃桜@UnmasktheEmpire @kawamomotwitt
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森林伐採と環境破壊を止めろ

 愛、地球博は欺瞞と利権の行事でした。
 この結果、広範囲の森林が完全に破壊されつくし、昆虫、土壌菌、鳥、動物、植物が滅亡しました。
 どこが地球への愛でしょうか?

 再生可能エネルギー問題の最良の解決策は、先進国による森林破壊と環境破壊を中止して、複数の有益な植物を植える事だと考えて居ます。街路樹に椎の木などを植えれば、家畜の飼料として利用可能ですし、果樹を植えれば貧困児童の食事の足しになるでしょう。
 河原や土手も、現在は有害な外来植物で覆いつくされています。けれども以前には、フキ、カンゾウその他、有益で丈夫な野菜などが植えられ、春先には欲しい人が自由にフキノトウなどを利用していました。無論、これも環境への干渉である事は事実ですが、日本に定着している植物群であれば問題は少なく、放置した場合には繁殖力の高い有害外来種が埋め尽くしてしまう事になります。
 平城京が出来た時、街道にはナツメやビワなどの果樹が植えられ、旅人が飢えないように配慮されていたそうです。盗む人がいるかも知れませんが、必要に駆られてならそれでも良いと思っています。実際に日本では、7人に一人の児童が食事も出来ないまま放置されていますし、果物は高額なので口に入りません。
プロフィール

川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

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