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アルメニア

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。アゼルバイジャンは西洋とプラグマティックな関係を維持したかったが、米国と欧州が公然とアルメニアの肩を持っているので、最早それは不可能だ。アゼルは南コーカサスの多極化プロセスで中心的役割を担うであろう一方、アルメニアはそれを邪魔する西洋の属国に成り果てた。
米国とEUが公然と味方に付いたことで西洋の親アルメニア軸足変更が完了(抄訳)

★アンドリュー・・コリブコ氏の分析の抄訳。アルメニアは西洋と共謀してロシアを裏切り、カラバフの代理勢力を通じてテロ活動を激化させることでアゼルを挑発し、それによって新たな攻撃を誘った。だが紛争が思い掛けず終結したことによってロシアの平和維持軍の存在意義は無くなり、彼等は成功裡に撤退することになった。
ロシア平和維持軍のカラバフからの撤退予定は、敗北として捉えるべきではない(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。ジョージアは再び米国のカラー革命の標的になっているが、これにはウクライナが絡んでいる可能性が高い。カラー革命の理由は、ジョージア政府が西洋の反ロシア路線に足並みを揃えようとせず、同時に西洋は自分達の方へ軸足を移しているアルメニアに対するアクセス・ルートを確保する必要が有るからだが、これが成功してしまえば、ロシアに対する第二戦線が開かれる可能性が有る。
アルメニアは間も無くCSTOから離脱。これによりジョージアが再び米国の標的に(抄訳と補足)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/09/19のカラバフ紛争の展開は、主要関係者達の認識を作り直した。これらの複合的な影響は南コーカサスに革命を齎すだろう。ロシア、アゼルバイジャン、トルコ、そして恐らくイランは地域回廊の推進に協力するかも知れないが、アルメニアは孤立を深めるだろう。アルメニアは地域貿易の妨害を止めればその恩恵を受けることが出来るだろうが、そうなる為には真の多極政府が樹立されなければならない。
最新のカラバフ紛争は、全主要関係者達の互いに対する認識を作り直すだろう(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023年9月に入ってアルメニアは西洋の代理勢力として新たなカラバフ紛争を引き起こそうとしており、ロシアとNATOとの間で危険な賭けをしているが、これは裏目に出てアルメニアが孤立する結果を招くかも知れない。
アルメニアの最近の3つの対ロシア挑発は新たなカラバフ紛争を引き起こす危険性が有る(抄訳)

★インドとアルメニアの関係についての解説。
インドがアゼルバイジャンに対してアルメニアを武装させている理由(要点)

★コリブコ氏の論説。アルメニアは親ロシア、アゼルバイジャンは親西洋、と云う単純な図式は当て嵌まらない。
プーチン=アリエフとペロシ=パシニャン会談は、代替&主流の物語を疑わしいものにする(要点)

ナゴルノ・カラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニアとの紛争の歴史的経緯についてRTが簡潔に纏めた記事。この問題は第一次大戦以降あれこれと紆余曲折を経て来ているのでややこしい。取り敢えず2020年の停戦合意を破って軍の撤退を拒否しているのはアルメニア側。

Jewel of the Caucasus: Why Armenia and Azerbaijan continue to fight over Nagorno-Karabakh

アゼルバイジャン国防省は、ナゴルノ・カラバフの非武装化は「絶対に必要」だと再確認。アルメニア軍と「違法なアルメニア武装集団」の武装解除を求めている。アルメニアとアゼルバイジャンは2020年にロシアの調停によって停戦合意に至った後も緊張が続いていたが、両国は共に相手が停戦合意に違反したと主張している。ロシアは平和的に問題を解決すべく両国と外交交渉を続けて来たが、EUも交渉再開を呼び掛けている。

Azerbaijan demands ‘demilitarization’ of Nagorno-Karabakh

ナゴルノ・カラバフ戦争の結果の分析。勝利したのはロシアで、勢力圏は今まで以上に強固に。欧米によるロシア包囲網の試みはここでも失敗。今後アルメニアが立ち直る為には西を向くのを止めて御近所付き合いを先ず大事にすることが大事。
ナゴルノ・カラバフ戦争の結果を理解する

イスラエルやトルコがアゼルバイジャンを支援する一方、ロシアは同盟相手であるアルメニアに対する支援を約束。事態は代理戦争の様相を強めて来た。
Russia to 'assist' Armenia if conflict with Azerbaijan spreads beyond Nagorno-Karabakh

アルメニアとアゼルバイジャン紛争はイスラエルの兵器が投入されたことで激化している。背景に有るのはアゼルバイジャンの石油と隣国イランへの圧力。複雑な中東情勢と相俟って、この紛争は容易に拡大する可能性が有る。
WITH AN EYE ON NEARBY IRAN, ISRAELI WEAPONS FUEL THE VIOLENCE IN AZERBAIJAN

関連スレッド。
 アゼルバイジャン=アルメニア紛争
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川流桃桜

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