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ブルキナファソ政府はクーデターを企んで失敗したフランス武官を追い出す(要点)

2023/09/16のロイターの記事の要点。2nachekiの最新アフリカ・ニュースも追加した。
Burkina Faso junta orders French embassy's defence attache to leave
Burkina Faso's Government Kicks Out French Defence Official after Failed Coup Plot


 2023/09/15にロイター通信が入手した書簡に拠れば、ブルキナファソの軍事政権は、「体制転覆的(subversive)」振る舞いを理由に、フランス大使館の駐在武官エマニュエル・パスキエに対し国外退去を命じた。彼が行った行動の具体的な詳細は不明だが、パスキエとそのスタッフには退去までに2週間の余裕が与えられた。外交筋に拠れば、パスキエ氏はまだ国内に居る。

 またワガドゥグーのフランス軍事ミッションは閉鎖されるとも宣言され、パリのブルキナファソ大使館の防衛部門は即時閉鎖された。

 仏大使館とは連絡が取れず、公式の反応は確認出来なかった。

 フランス外務省は当初、国外追放に関する報道を「調査中で、直ぐにはコメント出来ない」と述べていたものの、後にパリの外務省報道官は、「転覆活動の告発は明らかに非現実的だ」と告発を一蹴した。

 以前にもブルキナファソのトラオレ大統領に対するクーデターの試みが阻止されたことが有る。ブルキナファソ政府は国内で活動するフランスの主要メディア(RFI、フランス24、LCI)を、「プロパガンダを広めた」と云う廉で活動停止措置にし、リベラシオンとル・モンドの特派員を国外退去にした。

 トラオレ大統領は最新のインタビューで、ブルキナは「フランス人民の敵」ではなく、政府の政策の敵だと発言した。

 「我々はお互いを対等に見ることを受け入れなければなりません。………そして協力関係全体の見直しを受け入れなければなりません。」
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川流桃桜

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