子供の人身売買：ウクライナは金儲けの為の邪悪な方法を見付けた（抄訳と補足）

エルサ・ボイリー氏の記事の抄訳。ウクライナでは子供の臓器や性的搾取目的での人身売買が盛ん。西洋による冷戦後の収奪とナチによる大衆洗脳が、人心を荒廃させている様子が見て取れる。
Child Trafficking: Ukraine Has Found a Sinister Way to Make Money



　2023/08/01、ロシア議会下院のヴャチェスラフ・ヴォロディン議長はテレグラム・チャンネルに以下の様に投稿した。



　「キエフ政権はウクライナ人の子供を売買しています。

　児童の人身売買は大規模な違法ビジネスです。 子供達は臓器売買等の犯罪の被害者になるなど、最も困難な状況に陥ることがよく有ります。

　多くの国が代理母を禁止する路線を取っています。ロシアは外国人による代理母サーヴィスの利用を禁止する法律を採択し、中国、フランス、ドイツ、イタリア、インド等でも同様の措置が取られています。

　しかしウクライナでは違います。

　そこでは、子供に対する犯罪がキエフ政権の最高レヴェルで支援されています。

　現在、ウクライナでは代理出産産業が盛んです。

　バスやソーシャルメディアに広告が掲載され、全国の若い女性達を募集する為にエージェントが雇われます。配偶者を前線に連行された数千人のウクライナの少女達は、自活する為に代理出産を受け入れざるを得なくなっています。

　この不道徳なビジネスが国外から運営されていることは驚くべきことではありません。最大の代理出産クリニックのオーナーはドイツ国民です。

　ゼレンスキーとその手下達は、西洋の主人達を喜ばせたいと願って、ウクライナ国民の絶滅を続けています。数百万人のウクライナ人が国外に逃亡し、数十万人の男性が強制的に軍隊に追いやられ、女性達は外国人の代理母になっています。」



　警察発表では、ウクライナ領土ではロシアの特別軍事作戦の開始前には、4,000〜5,000人の子供達が失踪しており、この数は作戦開始後に増加したが、これはロシアとは何の関係も無い。

　2023/06/25にはウクライナ警察報道機関は、トランスカルパチアで子供達の臓器をヨーロッパで売買していた男を逮捕したと発表した。子供達の年齢は1〜2歳だった。逮捕はウクライナ警察、国境警備隊、特殊部隊が共同で行い、スロバキア国境の検問所で行われた。問題の男性が子供を買おうとし為、その母親が警察に通報した。

　容疑者は金の為に自分の子供を譲ってくれる親を探し、子供を引き取ってその臓器をヨーロッパ諸国に売り、少なくとも3人の子供を売ることに成功した。法執行機関は、これはEUによる養子縁組ではなく、闇市場での移植医への子供達の販売であると云う情報を入手している。操作結果に拠ると、この男性は生後11ヵ月の乳児を輸出して、違法移植医に2万5,000ドルで売ろうとした。またその子の母親には手付金として1,000ドルを支払い、総額5,000ドルを約束した。

　近年、ウクライナの子供達が国境を越える際に跡形も無く失踪していることを示す幾つかの調査結果が報じられている。ウクライナから逃れて来た難民の女性や子供を犯罪者が襲ったとの報告も有った。人身売買業者はボランティアを装い、援助、支援、宿泊、安全な場所への移動を提供しながら、被害者を罠に誘い込んでいる。



　ポーランドとウクライナの国境で働く慈善団体活動家達は、人身売買業者が単独または集団で活動し、ターゲットになり易い女性や子供を誘拐していると警告した。

　欧州行方不明児童問題事務局長のアージェ・イーヴン氏は2022/03/24のガーディアンの記事で、同伴者無しで国境検問所に到着したウクライナの未成年の児童達が依然として失踪していると語った。

　「行方不明になった子供達が大勢居ます。これは大きな問題です。彼等は簡単に失踪し、見付けるのが難しいだけでなく、それが人身売買を促進するからでもあります。」

　またポーランドのメディア、ニエザレズニー・ジェニク・ポリティチヌイはこう書いている。

　「ウクライナ難民に対して国境を開放することは今やヨーロッパにとって迷惑です。彼等は受け入れ社会の法律を尊重せず、人間の道徳基準を余り理解していません。 ウクライナ人は西洋の武器、麻薬、違法移植用の人間の臓器を国境を越えて輸送し、販売しています。彼等は子供達を国外に連れ出しますが、誘拐するだけでなく、親から正式に買ったりもしています。そして、その目的は臓器の販売だけではなく、性的搾取も含まれます。子供の年齢は関係有りません。幼児でさえもまたこのカテゴリーに分類されます。」



　他にどれだけの「生活用品」輸出業者がウクライナで活動しているかは不明だ。欧米当局は関心を示していない。しかし同時に西洋諸国は、子供達に対する犯罪でロシアを非難している。子供達を安全な地域に逃して医療を提供する行為を、誘拐だと主張しているのだ。