CIAテロリストの告白（要点）

コントラ計画等に関与した元CIA工作員、リック・プラドによる新著 Black Ops: The Life of a CIA Shadow Warrior の書評。
Confessions of a CIA Terrorist


　CIAの悪行を暴露する類書とは異なり、これはCIAを「誤解を受けている機関」として擁護（自画自賛）する為の本だ。

　プラドは自分達のしていることが犯罪だと理解しているのに、良心の呵責は一才無い。

　そして何故米英が他国から嫌われるのか、プラドは全く理解しようとせず、自分達に歯向かう者は「悪者」の一言で片付ける。

　この書評では「リック・プラドは過去の失敗やブローバックから何も学んでいない」と酷評されている。

　↓この本を肯定するレビューも読んでみると良い。アメリカ帝国はとにかく世界中で犯罪を繰り返し戦争を起こしたがっており、そしてそのことに全く何の疑問も抱いていないことが見て取れる。




　数々の犯罪に関して全く反省の色が見られないプラドの自己弁護はここで聞ける。
Black Ops: The Life of a CIA Shadow Warrior | Ric Prado | Ep. 145