米国はウクライナへの武器供与を1月に準備していた(要点と補足)
RTの記事を多少補足した。
US weapons supply to Ukraine prepped in January
バイデン政権は第二次大戦時のFDR政権の「レンドリース法」に倣ったウクライナに対する武器供与を決定したが、それ以前、2022/01/19の時点で、共和党上院議員ジョン・コーニンは、S.3522としても知られるウクライナ民主主義防衛レンド・リース法案を提出していた。
この後他の議員達からの承認が続き、04/06に上院外交委員会で取り上げられ、全会一致で採択。
その後下院も417対10票(反対したのは全員共和党議員)で採択。
この法案は5年間の制限を取り外しているので、ワシントンは紛争が長期化することを期待していることが窺える。
そもそも何が理由でこの法案が提出されたのかは不明だが、最初の承認者ベン・カーディン議員は強硬な反ロシア派で、2012年のマグニツキー法、2016年のグローバル・マグニツキー法、2017年のCAATSA法等、一連の反ロシア法を起草している。
ウクライナに対するレンドリース法に関する米議会のページ。"Introduced 01/19/2022"とはっきり、ロシアの特別軍事作戦開始から1ヵ月以上も前に提出されていたことが確認出来る。

All Information (Except Text) for S.3522 - Ukraine Democracy Defense Lend-Lease Act of 2022
US weapons supply to Ukraine prepped in January
バイデン政権は第二次大戦時のFDR政権の「レンドリース法」に倣ったウクライナに対する武器供与を決定したが、それ以前、2022/01/19の時点で、共和党上院議員ジョン・コーニンは、S.3522としても知られるウクライナ民主主義防衛レンド・リース法案を提出していた。
この後他の議員達からの承認が続き、04/06に上院外交委員会で取り上げられ、全会一致で採択。
その後下院も417対10票(反対したのは全員共和党議員)で採択。
この法案は5年間の制限を取り外しているので、ワシントンは紛争が長期化することを期待していることが窺える。
そもそも何が理由でこの法案が提出されたのかは不明だが、最初の承認者ベン・カーディン議員は強硬な反ロシア派で、2012年のマグニツキー法、2016年のグローバル・マグニツキー法、2017年のCAATSA法等、一連の反ロシア法を起草している。
ウクライナに対するレンドリース法に関する米議会のページ。"Introduced 01/19/2022"とはっきり、ロシアの特別軍事作戦開始から1ヵ月以上も前に提出されていたことが確認出来る。

All Information (Except Text) for S.3522 - Ukraine Democracy Defense Lend-Lease Act of 2022
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