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国連憲章の威信に対する脅威に関する安保理会合でのヴァシリー・ネベンジア常任代表の声明(要点)

2022/10/27、ロシアのネベンジア常任代表の指摘。英仏独はイランの核問題に関する決議に関して、国連憲章第100条第違反を犯している。
Statement by Permanent Representative Vassily Nebenzia at UNSC Briefing on Threats Posed to the Integrity of the UN Charter



 2022/10/27、ロシアのネベンジア常任代表は国連安保理会議で、(イランの核問題に関する)決議2231に関して、英仏独の常任代表が安保理に回覧し国連事務局による調査を呼び掛けた書簡 S/2022/781は、国連憲章第100条第違反ではないか、と指摘した。



 国連憲章第100条とは以下の通り:

 1)事務総長及び職員は、その任務の遂行に当って、いかなる政府からも又はこの機構外のいかなる他の当局からも指示を求め、又は受けてはならない。

 2)各国際連合加盟国は、事務総長及び職員の責任のもっぱら国際的な性質を尊重すること並びにこれらの者が責任を果すに当ってこれらの者を左右しようとしないことを約束する。



 英仏独の3国は、特定の加盟国が国連事務局にその行動を命令すると云う危険な前例を作り出そうとしている。

 僅か2週間前に国連憲章を守れと言っていた国々が、同じ口で自分達によって国連憲章を破ろうとしている。
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川流桃桜

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