ファイザー幹部、「ワクチンの感染予防効果は一度も試験しなかった」と認める（要点と補足）

オフ・ガーディアンの記事の要点と補足。
Pfizer Exec admits “We never tested vaccine against transmission”



　知っている人は最初から知っている話であって新しい話題でも何でもない話ではあるが、COVID-19ワクチンには感染予防効果は無い。ワクチンメーカーも保健当局もそんな効果は保証していないし、そもそもその為に機序が組み込まれていない。これで感染が予防出来たら、人智の及ばない何かの奇跡が働いた結果だ。

　なので「他の人の感染を広げない為にワクチン接種を」と主張する人は意図的に嘘を吐いているか、嘘に騙されて誤った情報を信じているか、どちらかだ。

　その件に関して2022/10/10、欧州議会のCOVID-19に特別委員会に於て、ファイザーの国際先進国市場担当責任者ジャニーン・スモール氏は宣誓した上で、「COVID-19ワクチンは市場に出回る前に、ウィルスの伝染を止める点について治験を行いましたか？………はっきりと、イエスかノーで答えて下さい」と云う質問に対して「ノー」と回答している。

　「我々は科学のスピードで物事を進めなければなりませんでした。………どんなリスクも顧みずにあらゆる手段を講じる必要が有ったのです」だそうだ。まぁそのリスクを背負わされるのはファイザーではなく一般市民な訳なのだが。


　問題の発言場面。誤解の余地は無い。ファイザーは市場に出す前に、COVID-19ワクチンが伝染を止めるかどうか、確かめてすらいなかった。
True North @TrueNorthCentre

　「ワクチンメーカーはCOVID-19ワクチンが感染を防ぐとは言っていない」と云う件については普通の記憶力が有れば誰でも憶えていられる筈だが、念の為に天下のAP通信の、ファイザーを庇うファクトチェック記事を見てみよう。「ファイザーはそもそもワクチンで感染を防げるなどとは言っていない」と、はっきり保証している。
Posts mislead on Pfizer COVID vaccine’s impact on transmission