米国は南シナ海でのプレゼンスを強化(要点)
チャイナ・デイリー(中国日報)の記事。米軍は近年狂った様に中国に対する軍事的挑発を激化させている。ワシントンが「中国の軍事的脅威」と呼んでいるものの中身は、基本的には米国のこうした無責任な行動に対するリアクションで、米国に比べたら中国は相当自制して行動している。
US increases presence in S. China Sea
北京を拠点とするシンクタンクがオープンソースを基に作成した報告書に拠ると、米軍は2021年に南シナ海で少なくとも95回の軍事演習を実施した。これは2019年よりも10回多い。
特に8月に豪英日と共に実施した「大規模演習21」はここ40年で最大規模で、約25,000人が参加した。
これらは規模と頻度を拡大させているだけではなく、明確に中国を標的にする様になって来ている。
2021年、米軍の約1,200機の海上哨戒・偵察機が南シナ海で近接情報収集を行い、11月には1ヵ月で94回、1日で10回と、過去の最大出撃記録を更新している。
また同月には中国の領海基線から15.9海里(約29km)と云う、これまでで最も近い監視距離に到達してもいる。
米国の海洋監視船と海洋調査船はの南シナ海での航海日は合計419海日間であり、つまり1年を通して常に1隻以上が航行している計算になる。
また水陸両用上陸部隊と空母打撃群の派遣は12回に上り、前年の略2倍。
原子力潜水艦は少なくとも11回海域通過を行い、B-1BとB-52H戦略爆撃機の出撃は22回に及んだ。
今更繰り返すまでもなく、中国軍は米国の近海や沿岸でこの様な軍事演習を行ってはいない。米軍の方から中国に対して軍事的挑発をエスカレートさせている。なのに中国は米帝にとっての軍事的脅威と呼ばれている。これ程倒錯した主張も無い。
US increases presence in S. China Sea
北京を拠点とするシンクタンクがオープンソースを基に作成した報告書に拠ると、米軍は2021年に南シナ海で少なくとも95回の軍事演習を実施した。これは2019年よりも10回多い。
特に8月に豪英日と共に実施した「大規模演習21」はここ40年で最大規模で、約25,000人が参加した。
これらは規模と頻度を拡大させているだけではなく、明確に中国を標的にする様になって来ている。
2021年、米軍の約1,200機の海上哨戒・偵察機が南シナ海で近接情報収集を行い、11月には1ヵ月で94回、1日で10回と、過去の最大出撃記録を更新している。
また同月には中国の領海基線から15.9海里(約29km)と云う、これまでで最も近い監視距離に到達してもいる。
米国の海洋監視船と海洋調査船はの南シナ海での航海日は合計419海日間であり、つまり1年を通して常に1隻以上が航行している計算になる。
また水陸両用上陸部隊と空母打撃群の派遣は12回に上り、前年の略2倍。
原子力潜水艦は少なくとも11回海域通過を行い、B-1BとB-52H戦略爆撃機の出撃は22回に及んだ。
今更繰り返すまでもなく、中国軍は米国の近海や沿岸でこの様な軍事演習を行ってはいない。米軍の方から中国に対して軍事的挑発をエスカレートさせている。なのに中国は米帝にとっての軍事的脅威と呼ばれている。これ程倒錯した主張も無い。
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