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ルワンダのジェノサイド(1994年)の真相

2023/10/18、パリ裁判所は1994年のターコイズ作戦に従事していたフランス軍兵士5名がフツ族によるツチ族を故意に見逃したことで「大量虐殺への共謀」の罪に該当すると云う訴えを改めて却下。被告側の弁護士は「特定の原告団体の執拗な態度は馬鹿げている。それは最早誰も信じていないフランス軍の責任を証明しようとしてジェノサイドの犠牲者達を搾取していることに等しい」とコメントした。
Genocide in Rwanda: new dismissal of the role of the French army

2022/09/07、パリ裁判所は虐殺を黙認したとして「ジェノサイド及び反人道罪共犯」の罪で捜査の対象となっていた仏軍士官5人を不起訴とした。「ルワンダ解放戦線によるルワンダ侵略」を「フツ族によるツチ族のジェノサイド」と180度捻じ曲げた西洋の情報戦は現在も進行しているが、告発者達は30年経っても犯罪の証拠を提示出来ないのだ。
ルワンダ虐殺共犯問われた仏軍士官5人、不起訴に。

1994年の「ルワンダの虐殺」時、国連ルワンダ支援ミッションに従って駐留していたフランス軍は、「フツ族によるツチ族のジェノサイドが進行しているのを知りつつツチ族を放置し、数百人が殺されるのを許した」として西洋のメディアから袋叩きにあった。だがチャールズ・オナナ氏は10年分以上の研究を精査し、仏軍が実際には数千人の難民の命を救ったことを明るみに出した。
“Rwanda, the Truth About Operation Turquoise: When the Archives Speak”


★米・ウガンダ・ルワンダによるコンゴ侵略(アフリカの世界大戦)を概説した記事の要点。
国際司法裁判所は、ウガンダがコンゴ民主共和国に3億2,500万ドルの賠償金を支払わねばならないとの判決を下したが、米国と英国はどうなのだろうか?(要点)

1994年のルワンダのジェノサイドについて、偽善者サマンサ・パワーを焦点に、西側の公式プロパガンダが如何に嘘だらけであるかを暴いた藤永茂氏のシリーズ記事。映画『ホテル・ルワンダ』は人道主義映画ではなく戦争プロパガンダ映画であると云うのが私の評価。あれは現実の半分以下しか描いていない。
サマンサ・パワーとルワンダ・ジェノサイド(1)
サマンサ・パワーとルワンダ・ジェノサイド(2)
サマンサ・パワーとルワンダ・ジェノサイド(3)

西側大手メディアからは1994年のルワンダの「虐殺」を主導したと非難されるバゴソラ大佐が2021/09/25にマリで亡くなったが、7〜8年掛かった裁判では彼が陰謀を企てたことは証明されなかった。「部下の犯行を知っていなければならなかった」と云う「過失」が「主張」されただけ。
Colonel Théoneste Bagasora: Not Guilty of Conspiracy to Commit “Rwanda Genocide”
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川流桃桜

Author:川流桃桜
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