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何故フランスの植民地主義はまだ続いているのか(要点)

アフリカを縛る新植民地主義、「フランサフリック」体制についての解説。
Why France Colonialism is Still Ongoing




 アフリカ大陸の旧フランス植民地諸国は、表向きは独立を果たしたことになっているが、英領植民地諸国の多くと違って非暴力的な手段で独立を達成した為、独立後もパリとの強力なコネクションを断ち切れず、その結果「フランサフリック(Franafrique/フランス+アフリカ)」と云う歪な属国関係が今だに続いてる。

 フランスは同化政策と云うソフトパワーを使った文化的侵略を行なっている上、旧植民地諸国にCFAフランと云う通貨を独立後も引き続き使わせることによって、これらを経済的に支配している。

 CFAフランは中央アフリカ(カメルーン、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ、赤道ギニア、ガボン)と西アフリカ(ベニン、ブルキナファソ、ギニアビサウ、コートジボワール、マリ、ニジェール、セネガル、トーゴ)とで形式的には2種類存在するが、為替レートは同じで、フランスのフラン/ユーロに合わせてあるのに加え、これらの外貨準備の50〜65%はフランスに預けなければならない。

 つまりCFAフラン金融圏諸国は実際にはその金の約半分しか保持しておらず、紙幣の発行はフランス国立銀行の監督の下で行われる。

 これら新植民地主義的な経済支配に逆らったブルキナファソ大統領トマ・サンカラやトーゴ大統領シルバヌス・オリンピオは暗殺された。

 他にもクーデターや直接的軍事介入等、フランスはこれら経済的人質による経済的奴隷制度を維持する為なら手段を選ばない。

 フランスの経済的繁栄はこれら14ヵ国の搾取の上に成り立っている訳で、ジャック・シラク大統領は「アフリカ無しでは、フランスは世界の三等国に落ちてしまうだろう」と発言している。

 21世紀にでは前向きな兆候も幾つか見られるものの、フランス企業が様々な特権を享受してこれら14ヶ国の経済に君臨する状況は根本的には変わっていない。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
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