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南アフリカの英国の強制収容所(要点)

知られざる大英帝国の強制収容所について。
South Africa and the British concentration camps




 「強制収容所」と云うとナチスドイツが発明したかの様な印象が罷り通っているが、大英帝国はそれよりもっと前に強制収容所を作っている。

 第二次ボーア戦争(1899〜1902年)の際、英帝は難民キャンプを、村や町に残されたボーア人の女性と子供を収容する為の強制収容所に変えるよう命じた。

 被収容者達は意図的に殺害された訳ではないが、病気が蔓延したキャンプには食料が殆ど無く、状況の悪化が放置された結果、約26,000人のボーア人の女性と子供が死亡した。

 そしてリベラルな英国のメディアは白人のボーア人が被った苦難については憤慨して見せるが、先頭に巻き込まれた黒人達が収容されたキャンプについては殆ど語られることが無い。

 黒人収容所では約14,000人が死亡した。

 大英帝国の20世紀は、南アフリカでの大量殺戮で幕を開けた。
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川流桃桜

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