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発覚:10年前にアラブの春が勃発して以来、英国王室は200回以上、専制的な中東の君主諸国を訪れている(要点)

フィル・ミラー氏の記事の要点。
Revealed: British Royals Met Tyrannical Middle East Monarchies over 200 Times Since Arab Spring Erupted 10 Years Ago



 大英帝国に於て王室とは、日本に於ける皇室の様な国民を無力で無知な状態に留めておく為のおしゃぶりではなく、帝国の維持に関してもっと積極的な役割を果たしている。

 この記事では2011年の一連のカラー革命「アラブの春」以降、英国王室の面々が中東の専制君主達と合計217回接触していることを扱っている。この数字には民間のビジネスマンとの接触は含まれていない。

 王室の外国訪問は、外務省の長官が議長を務める内閣府の王室訪問委員会によって計画され、この委員会は通商当局、宮殿の高官、安全保障顧問を含首相補佐官から意見を求めている。

 目的は無論中東に於ける英国の利益の拡大で、具体的に言えば数十億ポンドに相当する武器の販売やエネルギー取引だ。旅行には外交官や、軍や諜報機関の将校も同行する。

 相手の君主達(特にサウジアラビア)はどれも立派な人権侵害記録を持っているが、王室メンバーは彼等と個人的な親交を深め、宝石や競走馬を貰ったり贈ったりしている。

 2011年以降の中東旅行には英国民の140万ポンド(約2億3,000万円)が費やされているが、1万ポンド未満のものは記録されていない為、実際は遙かに高額の可能性が有る。

 英国王室は様々な場面で影の外交を行なっていることが確認されているが、それらの実態は国民の目からは隠されている。
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川流桃桜

Author:川流桃桜
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