NATOのファシスト史(要点)
ティム・アンダーソン氏による、「20世紀のファシズムの基礎を築いたのはヨーロッパと北米の帝国主義と植民地主義である」と云う観点から、NATOのファシズムの歴史を説き起こした論考。
NATO’s Fascist History

EUは毛沢東とスターリンをヒトラーと同列に置くキャンペーンを長年繰り広げているが、これは歴史改竄による自己欺瞞だ。
欧米諸国はナチスドイツと様々な軍事協定や不可侵条約を結んでおり、それどこころかそれらの政府や大企業は投資や貿易協力によって積極的に再軍備を促していた。
ドイツの東方拡大は西欧や東欧諸国の無抵抗や積極的協力によって可能になった。
ファシズムは欧州全体で展開しており、第二次大戦はファシストの「枢軸」との戦いではあったかも知れないが、根本的にはファシズムとの戦いではなかった。戦争は帝国のブロック間の競争だった。
戦後は米帝を中心にナチの積極的利用が行われ、侵略やクーデター等のファシスト戦術が南北アメリカのみならず他の諸国でも使われて民主主義や共産主義の粉砕が容赦無く行われた。
「21世紀のファシズムは新しい状況で発生したが、20世紀のプロジェクトの鍵となる要素を担っている。即ちそれは帝国の、高度に軍事化された、徹底して反民主主義的な、人種差別的-植民地主義的体制であり、民間の資本主義寡頭制に組み込まれている。それはその親と同じ位に有毒な付随的ファシズムを生み出す。つまり民主主義を奉じるあらゆる人々の主要な敵であり続ける、グローバルな帝国プロジェクトだ。」
【付記】邦訳を見付けたのでこちらも紹介しておく(感謝)。プーチン大統領をヒトラーに準えてプトラーなどと呼ぶ大バカも居るが、そう云う人はロシアの特別軍事作戦について全く理解していないのみならず、そもそもヒトラーとはどんな存在だったかを理解していない。彼はゼレンスキーやアル=カイダやISISや、或いはCOVID-19や気候変動の先輩で、言うなれば資本主義再起動の為のショック・ドクトリン用に雇われた西側/西洋の傭兵だった。西側の所謂自由民主主義陣営なるものは、ナチ陣営を言い換えたものに過ぎないことが、ウクライナ紛争によってこれ以上無い程明らかになった。歴史に間違った側に立っているのが誰なのか、本当の敵が誰なのかを間違えてはいけない。嘘を吐いているのはロシアではなく、私達の国の政府の方だ。
NATOファシズムの歴史--大英帝国の「冷酷さ」に憧れたヒトラー、ナチスを影で支援し引き継いだ米帝国
NATO’s Fascist History

EUは毛沢東とスターリンをヒトラーと同列に置くキャンペーンを長年繰り広げているが、これは歴史改竄による自己欺瞞だ。
欧米諸国はナチスドイツと様々な軍事協定や不可侵条約を結んでおり、それどこころかそれらの政府や大企業は投資や貿易協力によって積極的に再軍備を促していた。
ドイツの東方拡大は西欧や東欧諸国の無抵抗や積極的協力によって可能になった。
ファシズムは欧州全体で展開しており、第二次大戦はファシストの「枢軸」との戦いではあったかも知れないが、根本的にはファシズムとの戦いではなかった。戦争は帝国のブロック間の競争だった。
戦後は米帝を中心にナチの積極的利用が行われ、侵略やクーデター等のファシスト戦術が南北アメリカのみならず他の諸国でも使われて民主主義や共産主義の粉砕が容赦無く行われた。
「21世紀のファシズムは新しい状況で発生したが、20世紀のプロジェクトの鍵となる要素を担っている。即ちそれは帝国の、高度に軍事化された、徹底して反民主主義的な、人種差別的-植民地主義的体制であり、民間の資本主義寡頭制に組み込まれている。それはその親と同じ位に有毒な付随的ファシズムを生み出す。つまり民主主義を奉じるあらゆる人々の主要な敵であり続ける、グローバルな帝国プロジェクトだ。」
【付記】邦訳を見付けたのでこちらも紹介しておく(感謝)。プーチン大統領をヒトラーに準えてプトラーなどと呼ぶ大バカも居るが、そう云う人はロシアの特別軍事作戦について全く理解していないのみならず、そもそもヒトラーとはどんな存在だったかを理解していない。彼はゼレンスキーやアル=カイダやISISや、或いはCOVID-19や気候変動の先輩で、言うなれば資本主義再起動の為のショック・ドクトリン用に雇われた西側/西洋の傭兵だった。西側の所謂自由民主主義陣営なるものは、ナチ陣営を言い換えたものに過ぎないことが、ウクライナ紛争によってこれ以上無い程明らかになった。歴史に間違った側に立っているのが誰なのか、本当の敵が誰なのかを間違えてはいけない。嘘を吐いているのはロシアではなく、私達の国の政府の方だ。
NATOファシズムの歴史--大英帝国の「冷酷さ」に憧れたヒトラー、ナチスを影で支援し引き継いだ米帝国
- 関連記事
-
-
発覚:10年前にアラブの春が勃発して以来、英国王室は200回以上、専制的な中東の君主諸国を訪れている(要点) 2023/03/27
-
ナチズムは何故終わらせられないのか? NATOの拡大する自殺協定が世界を業火で包む可能性(要点) 2023/03/27
-
NATOのファシスト史(要点) 2023/03/27
-
私がCOVID-19ワクチンを接種しない18の理由(要点) 2023/03/26
-
AVAAZ:軍事主義のポン引き帝国主義者、オリガーキーの擁護者、信頼の置ける戦争の推進者(紹介のみ) 2023/03/26
-
スポンサーサイト