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腐敗したメキシコの麻薬王は「米国の諜報機関と長年の間非常に密接に関係していた」とメキシコのセキュリティ・アナリスト(要点)

有罪判決を受けたメキシコの元麻薬王、ヘナロ・ガルシア・ルナについての記事の極く簡単な要点。
Corrupt Mexican Drug Czar “Had a Very Close Relationship For Many Years with U.S. Intelligence,” Says Mexican Security Analyst



 2023/02/21、メキシコの元公安相で麻薬王のヘナロ・ガルシア・ルナは、米国のブルックリン連邦裁判所で麻薬密売の罪で有罪判決を受ける。

 だがCIAと契約していた元パイロットの証言では、CIAは彼に関する15,000~20,000ページを超える最高機密書類を持っている。これが公開されれば、ウォーターゲート事件よりも大きな政治的スキャンダルになるだろう。

 CIAは1990年代にガルシア・ルナが台頭する以前からメキシコでの麻薬取引を保護して来た。

 「麻薬は北へ、銃は南へ。」メキシコに密輸された大量の武器は司法制度に取り返しの付かない損害を与えた、。

 麻薬はメキシコでは大規模で収益性の高いビジネスであって、それらの汚れた金はCIAの活動に資金を提供している。 

 「世界的なコカイン帝国」は広大なフロント企業のネットワークを持ち、拷問を楽しむサイコパスを大勢抱えていた。

 ガルシア・ルナ下の連邦警察のエージェント達は腐敗しており、テロや暗殺を繰り返して来たが、彼等は米国務省、司法省、議会、ホワイトハウスの米国高官達と密接に協力して来た。「警察改革」が行われた時、人身売買に関与していた役人達は、米国に訓練された警官達を殺害した。

 ガルシア・ルナの「麻薬帝国」での「麻薬戦争」は、「麻薬密売人に対する戦争ではなく、麻薬密売人同士の戦争だった。」

 ガルシア・ルナの様な米国の「資産」は、米国から提供されたを左派に対する攻撃に利用し、その暴力を米国が排除したい勢力の所為にしたりもした。

 フェリペ・カルデロン大統領時代(2006〜12年)には、暴力によって39,724人が死亡したが、それを主導したのがガルシア・ルナの様な人物達であり、彼等を支援した米国の外交政策立案者達だった。
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川流桃桜

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