fc2ブログ

フセイニュン:「コーカサスのヒズボラ」を作るイランの挑戦(要点)

アゼルバイジャンの宗教抑圧と抵抗についての解説。
The Huseynyun: Iran’s challenge in forming a ‘Hezbollah of the Caucasus’


 アゼルバイジャンの人口の多数派はシーア派ムスリムだが、イルハム・アリエフ大統領は世俗主義を国民に強要している結果、外国のシーア派神学校(hawza)でに勉強したり女性がヴェールを着用したりすることは禁止されたり抑制されたりし、毎年のアーシュラー記念式典が制限を受ける等、様々な宗教抑圧が行われている。

 それに反対する抗議も盛んで、その中でも近年力を増しているのが、イランが支援する「抵抗」派閥のフセイニュン(Huseynyun。別名「アゼルバイジャンのイスラム抵抗運動」)。

 これは世俗体制の暴力的打倒による神権国家創設を掲げており、シオニズムとイスラエル、トルコ、米国に対しては一貫して厳しく批判している。

 アゼルバイジャン政府は彼等を厳しく取り締まる一方で、シリアとイラクでISISやその他のテロリスト・グループに参加した何百人ものアゼルバイジャン・サラフィ人は、拘束を受けていない。

 イスラエルとトルコの脅威に対抗すべく、イランはアゼルバイジャンの反体制派を支持しているが、これらの戦略はイラク・レバノン・イエメンでは成功しているが、アゼルバイジャンではどうなるか未知数。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ PVアクセスランキング にほんブログ村 人気ブログランキング
良ければクリックをお願いします。
最新記事
カテゴリ
リンク
最新コメント
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR