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セルビア:戦争の兆候———コソボ紛争の厳しい将来(要点)

高まるコソボ問題についてのRTのドキュメンタリー。
Serbia: Signs of War - The stark future of the Kosovo conflict DOCUMENTARY





 NATOが勝手に独立させて支配しているコソボでは、「国境」を超える際に車のナンバープレートを交換する強制措置が執られ、コソボを国として承認するよう圧力が強まっている。

 ミロシェヴィッチ大統領と共に民族浄化の実行犯と云う濡れ衣を着せられたセルビア人は1999年のNATOによる違法な爆撃以降も執拗な迫害を受けており、2019年末頃から暴力が激化。

 パキスタン・アルジェリア・モロッコからは兵器化された移民が送り込まれて来て危機を作り出している。

 2018/12/19に承認されたマラケシュ合意により移民が増加し、自警団は政府内に西側の傀儡が多い現状に不満を抱いている。

 コソボのキャンプ・ボンドスティールは米軍/NATOがバルカン諸国と南欧を支配するインフラとしてに不可欠。

 セルビアとハンガリー(共にNATO加盟国)にガスを供給しているパイプラインはまだ健在の為、これは欧州のエネルギー安全保障を崩壊させ、エネルギー供給源としてのロシアを抹殺すると云うワシントンのアジェンダにとって障害となっている。

 1995年からの「オペレーション・ストーム」等の民族浄化の蛮行を覚えている世代はまだ大勢居て(当時は今のロシア軍の様に助けに来てくれる者は誰も居なかった)、今度こそ身勝手な大国の言いなりにはならない、と決意した人々の支持を得て、弱腰を批判されることも有るヴチッチ大統領は、コソボのビザを持たないセルビア人を自宅から追放すると云うコソボの暴挙に対して毅然とした対応を行った。

 セルビア人を人質に取る様な真似を止めなければ、セルビア政府はブリュッセルの命令に逆らってでも、一丸となって自国民を守り抜く積もりだ。1999年当時、新兵として戦った男性の発言が印象的だ。

 「我々は自分達の運命が、世界中の運命がウクライナで決しようとしていることを知っている。『西洋の嘘の帝国』はウクライナで死ぬだろう。」
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川流桃桜

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