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アルジェリア

モウセン・アブデルモウメン氏の記事を藤永茂氏が訳しておられたので紹介する。ニジェールのクーデターに端を発する西アフリカ地域戦争の危機に於て、調停を申し出ているアルジェリアもまたパリからの脅威に曝されている。
Niger: The Vassals of Paris Receive the Order to Attack
『ニジェール;パリの隷属家臣達は攻撃命令を賜る』

モフセン・アブデルムーメン氏の記事を寺島翻訳メソッドNEWSさんが訳しておられたので紹介する。新植民地主義支配からの解放を願う西アフリカ諸国と。フランス+米国の帝国主義勢力が対峙し、大きな戦争が始まるかも知れない。
Africa: The Second Front in the Struggle Against Imperialism
アフリカ:帝国主義と闘うための第二戦線

★ロバート・インラケシュ氏の記事の要点。米国の圧力によって「西洋が支援するモロッコ vs ロシアと中国が支援するアルジェリア」の武力衝突が始まる可能性が高まっている。
何故米国はモロッコを武装させ、アルジェリアに於けるロシアの影響力と戦おうとしているのか(要点)

★アルジェリアの政治ジャーナリスト、アクラム・カリーフ氏の記事の抄訳。多極化へ向かう現在の趨勢の中で、悪役は無論西洋の新植民地主義、帝国主義勢力ではあるが、中には単純に白黒では評価出来ないケースも多い。アルジェリアとロシア(そしてモロッコ)との関係は色々と微妙で、各国が結局その時々の自国の利益(と思われるもの)に従って行動することから生まれる複雑さがよく解る好例だと思うので、ここに紹介してみる。
アルジェリアとロシア:長年の友好による絆を強化すべき(抄訳)

2023/02/01、RTアラビア語版による、ロシアのラブロフ外相のインタビュー。ソ連はア正式にフランスから独立を宣言する以前からアルジェリア共和国を承認しており、ロシアとアルジェリアの関係は今でも強固。アルジェリアは2001 年に戦略的パートナーシップ宣言に署名したアフリカで最初の国であり、近年では経済や科学、軍事分野でも協力が進んでいる。アルジェリアが対ロシア制裁への参加を拒否したことで、米国議会は同国を「罰し」ようとしているが、アルジェリアは海の向こうから「指を鳴らす」だけで、自分達の国益と完全に相反する誰かの指示を素直に実行する様な国ではない。「アルジェリアは自国の歴史と利益を尊重する国」だ。
Foreign Minister Sergey Lavrov’s Interview with RT Arabic, Moscow, February 1, 2023
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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