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シオニストとナチスの接近

2018年の記事。イスラエルがウクライナのナチを武装させている件についての詳細な報道。マックス・ブルーメンソール氏は「ネオナチ」と表現しているが(私も以前はそう呼んでいたが)、これは寧ろオリジナルのナチと呼ぶべきだろう。
Israel is arming neo-Nazis in Ukraine
Israel is arming a neo-Nazi militia in Ukraine - deleted Azov Battalion video

Max Blumenthal: US is Arming Neo-Nazis in Ukraine


こちらは2018年の報道。イスラエルがウクライナのナチに武器を送っているのは事実。自己顕示欲の強いナチスは、「イスラエル製の武器を貰ったから紹介するぜ!」とわざわざソーシャルメディアで動画を公開している。
ISRAEL IS ARMING UKRAINE’S BLATANTLY NEO-NAZI MILITIA THE AZOV BATTALION
Israel Is Arming Ukraine’s Blatantly Neo-Nazi Militia, the Azov Battalion


ウクライナでは何百人ものイスラエル人「ボランティア」が活動しているが、正確な数は不明。ロシア外務省はイスラエルの傭兵がアゾフ大隊と肩を並べて戦っていると主張している。

Moscow: Israeli ‘mercenaries’ fighting with far-right Ukrainian unit

イスラエルからの承認を得ることで正当性を獲得しようとするのは、欧米の極右過激派の常套手段だが、ウクライナのナチスは今やイスラエル政府と正式に関係を結び、且つ「アゾフ大隊(Battalion)からアゾフ連隊(Regiment)」へと改名することで、「うちらはナチスじゃありませんよ」とブランド変更したがっている様だ。

Israel helps Ukraine whitewash its Nazis

ユダヤ人人口が過半数を占め、その政府が世界のユダヤ人を代表していると主張し、ユダヤ人を迫害から守る為に必要なのだとその存在を正当化しているスラエルが、何故反ユダヤ主義を掲げるアゾフ大隊のメンバーを歓迎するのだろうか? と云うまともなツッコミを入れた記事。2022年12月にイスラエル政府に招待されたアゾフ大隊の情報将校イリヤ・サイモレンコは、大隊の制服を着ている時(写真左)はバッチリとナチのシンボルを誇示している。

Israeli government welcomes Azov Battalion leader as honored guest

2016年にアゾフ大隊に入り、2022年9月の捕虜交換でロシア軍から解放された情報将校イリヤ・サモイレンコは、12月に9日間イスラエルを訪問した。タイムズ・オブ・イスラエルの彼のインタビューでは、彼は大隊創設者の中に反ユダヤ主義者が居たことを認めているが、2017年までには一掃されたと主張している。「最初の数年間」は「評判が疑わしい人達」が居たが、そうした人々は消え去ったそうだ。大隊にはユダヤ人メンバーも居て、彼の親友もまたユダヤ人。
After 4 months in Russian solitary, Ukrainian officer visits Israel, tells his story

★アンドリュー・コリブコ氏の分析。「イスラエルがキエフに弾薬を送った」と云うリークは、ネタニヤフとロシアとの関係を弱めることが目的だ。
イスラエルを拠点とする米国の弾薬がキエフに送られると云うリークはロシアとの関係を弱めることを目的としている(要点)

★米議会に於けるイスラエル・ロビーとウクライナ・ロビーの緊張関係について、アンドリュー・コリブコ氏の分析。
ゼレンスキーは議会演説中にイスラエル・ロビーにアピールする為にイランのカードを切った(要点)

ティエリー・メイサン氏の分析。ネタニヤフ政権の「修正主義シオニズム」への親和性を指摘し、「今後数ヶ月以内に、イスラエルで反アラブのポグロムが起こり、アラブ農民の畑にユダヤ人入植地が拡大し、イスラエルの武器がウクライナに送られるだろう。これらは別々の問題ではない」と予測している。ネタニヤフが政権を下りていた間は表面化しなかったイスラエルのナチ的側面が公然と復活すると云うことか。
Netanyahu government reconnects with "revisionist Zionism"

★クレイドルの記事の要点。
ウクライナ大統領、イスラエルとの諜報協力を明らかに(要点)

★イスラエルのキエフに対する武器供与に関するアンドリュー・コリブコ氏の分析。
イスラエルはキエフに武装させることで取り返しのつかない地政学的な間違いを犯すことになる(要点)

イスラエル政府がウクライナのネオナチと直接関係している証拠は無いが、アゾフ大隊等を直線支援しているイスラエル市民は存在する。大隊のイデオロギーは反ユダヤではなく(反ユダヤ的要素が無い訳ではない様だ)反イスラムなので、シオニストとは相性が良い。
Israel’s Links to Ukraine’s Thriving Neo-Nazi Movement

ウクライナのネオナチはシオニスト、ウクライナのオリガルヒのコロモイスキー、NATOの共同の産物。2014年のクーデター以降ウクライナはイスラエル化されたと言っても良い。これは歴史的経緯を辿れば闇が深そうな問題。
Zionism and Ukraine
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イスラエルはナチス化したユダヤ人の国である

 私がイスラエルを嫌っているのは、自分達が少数派であった時に、民族差別主義の虐殺者であったナチスにあれほど残酷な扱いを受けていながら、全く同じことをパレスティナの人々にやっているからです。私の認識では、イスラエルはナチス化したユダヤ人の国であり、自分達が不幸を経験しているにも拘わらず同じことをやっているのですからナチス以上に残酷であり、虐待された人々が虐待する親になるのと同じです。
 ユダヤ人としては、ウクライナがネオナチ政権であろうとも、ユダヤ人以外、つまりアメリカの都合でロシア人だけを攻撃してくれる分には大歓迎なのでしょう。
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川流桃桜

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一介の反帝国主義者。
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