ガーナ
経済危機が深まるガーナの現状についての解説。アフリカの新植民地主義経済の典型的な例だと思う。ガーナ政府は「危機を解決する為に何かしている」と云うポーズを国民に見せる為に、IMFへの協力を呼び掛けているが、IMFが「解決」に乗り出したのはこれで18回目。これまでに行われた「解決」では、毎回大規模失業が起こり、公共サーヴィスが削減され、叩き売りと言っても良い民営化が行われて、国民の生活の質の向上には一切役に立っていないどころか、寧ろ状況を悪化させて来た。ガーナはココアの産出量では世界一だし、金等の鉱物資源も豊富だが、「債務の罠」の所為で予算が一向に建設的なことに向けられておらず、企業は人々の生活の質になど全く関心を持っていない。ウクライナ危機やCOVID-19「対策」によって危機が始まったとする主張は全く馬鹿げており、新自由主義的政策とセットになった債務の罠と、ドルに支配された通貨的植民地主義はずっと前から続いている。
Kwesi Pratt Jnr: Nobody believes IMF deal will solve Ghana's crisis
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