新しい研究は、ワクチン非接種者は交通事故を起こす可能性が高いと主張———批判者はこの調査結果を「冗談」と呼んでいる(要点と補足)
ディフェンダーの記事の要点と補足。以前からCOVID-19ワクチンを接種した人が交通事故を起こしたケースが多数報告され、SNS上で因果関係が有るのではと云う噂が飛び交っていたのだが、その逆を行く様な研究が行われ、COVID-19ワクチンを注射しない人は交通事故に遭う確率が高いことを「証明」した。
New Study Claims Unvaccinated More Likely to Crash Cars — Critics Call Findings ‘a Joke’
2022/12/02に発表されたカナダの研究に拠ると、COVID-19ワクチンを接種していない人が交通事故に遭う確率は、接種した人より72%も高くなる。年齢、性別、社会経済的地位、その他の病状等の他の変数を調整してやると48%にまで低下するが、それでもやはり優位に高い。この論文の研究者等はワクチン忌避者の心理的な要因を挙げている。
しかしジョン・キャンベル医師等、この論文を精査した人は、以下の様な欠点を挙げて「馬鹿げている」と批判している。
・COVID-19ワクチン接種を行っていない人は公共交通機関を利用出来ず、従って車を利用する機会が多かったが、その点が考慮されていない。社会的条件が同等ではないものを比較している。
・COVID-19感染率が高くワクチン接種率が低い地位に住んでいるエッセンシャルワーカーは通勤し続けなければいけなかったのに対し、ワクチン接種を受けた人々はリモートで働くか退職する傾向が強かった。この点でも、非接種者の方が車を利用する割合が高い。
・大半の事例では事故に遭ったのは運転者ではなく同乗者か歩行者だった(6.682件の衝突事故の内、運転者は2,856件のみ)。気を付けていないと、全て「車を運転していて事故に遭ったケース」だとミスリードされてしまう。
・ワクチン接種を受けてから14日以内の人は「非接種」に分類されている(この研究では602人がそのケースに該当する)。接種して14日以内に事故を起こせば、それは「非接種者の事故」にカウントされる。
・事故現場で心臓その他の事象が原因で死亡した場合、この研究ではカウントされていない。接種者は心不全等の症状を起こす確率が優位に高いことが知られているが、この可能性は意図的に除外されたと云うことだ。
・政府のデータベースには無い非接種者がカウントされておらず、分母が人為的に小さく設定されている(この点を指摘したクレア・クレイグクレア・クレイグ博士に拠ると、同じ計算方法を使えば、非接種者の方が寄付したりリサイクルしたりクリスマスプレゼントを買う確率が高いことを「証明」出来る)。
ワクチンマフィアはこの様に常習的に統計操作(情報ロンダリング)行い、日々ワクチンの必要性・有効性・安全性の「証明」に勤しんでいる訳だが、ここまで馬鹿馬鹿しいケースは流石に珍しい。今回のケースでは、この論文は「観察されたリスクは、将来のドライバー保険契約の変更も正当化する可能性が有る」と結論付けているので、その目的を推測するのに大した想像力は必要としない。つまり接種を受けていない人の保険料値上げに対して、この論文は科学的なお墨付きを与えた訳だ(その内、「COVID-19ワクチンを接種すると交通事故に遭う確率が下がる」とか言われるかも知れない)。ディフェンダーのこの記事では、これは健康保険業界の個人データの大量収集やデジタル監視&管理の流れの一環だと位置付けている。
New Study Claims Unvaccinated More Likely to Crash Cars — Critics Call Findings ‘a Joke’
2022/12/02に発表されたカナダの研究に拠ると、COVID-19ワクチンを接種していない人が交通事故に遭う確率は、接種した人より72%も高くなる。年齢、性別、社会経済的地位、その他の病状等の他の変数を調整してやると48%にまで低下するが、それでもやはり優位に高い。この論文の研究者等はワクチン忌避者の心理的な要因を挙げている。
しかしジョン・キャンベル医師等、この論文を精査した人は、以下の様な欠点を挙げて「馬鹿げている」と批判している。
・COVID-19ワクチン接種を行っていない人は公共交通機関を利用出来ず、従って車を利用する機会が多かったが、その点が考慮されていない。社会的条件が同等ではないものを比較している。
・COVID-19感染率が高くワクチン接種率が低い地位に住んでいるエッセンシャルワーカーは通勤し続けなければいけなかったのに対し、ワクチン接種を受けた人々はリモートで働くか退職する傾向が強かった。この点でも、非接種者の方が車を利用する割合が高い。
・大半の事例では事故に遭ったのは運転者ではなく同乗者か歩行者だった(6.682件の衝突事故の内、運転者は2,856件のみ)。気を付けていないと、全て「車を運転していて事故に遭ったケース」だとミスリードされてしまう。
・ワクチン接種を受けてから14日以内の人は「非接種」に分類されている(この研究では602人がそのケースに該当する)。接種して14日以内に事故を起こせば、それは「非接種者の事故」にカウントされる。
・事故現場で心臓その他の事象が原因で死亡した場合、この研究ではカウントされていない。接種者は心不全等の症状を起こす確率が優位に高いことが知られているが、この可能性は意図的に除外されたと云うことだ。
・政府のデータベースには無い非接種者がカウントされておらず、分母が人為的に小さく設定されている(この点を指摘したクレア・クレイグクレア・クレイグ博士に拠ると、同じ計算方法を使えば、非接種者の方が寄付したりリサイクルしたりクリスマスプレゼントを買う確率が高いことを「証明」出来る)。
ワクチンマフィアはこの様に常習的に統計操作(情報ロンダリング)行い、日々ワクチンの必要性・有効性・安全性の「証明」に勤しんでいる訳だが、ここまで馬鹿馬鹿しいケースは流石に珍しい。今回のケースでは、この論文は「観察されたリスクは、将来のドライバー保険契約の変更も正当化する可能性が有る」と結論付けているので、その目的を推測するのに大した想像力は必要としない。つまり接種を受けていない人の保険料値上げに対して、この論文は科学的なお墨付きを与えた訳だ(その内、「COVID-19ワクチンを接種すると交通事故に遭う確率が下がる」とか言われるかも知れない)。ディフェンダーのこの記事では、これは健康保険業界の個人データの大量収集やデジタル監視&管理の流れの一環だと位置付けている。
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