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麻薬と帝国

2023/10/25にCSTOがアフガンからの麻薬の流入に懸念を表明したことを受け、アフガンの報道官はこれを否定した。
「(麻薬の)密輸は阻止されました。我々はアフガニスタンが麻薬輸出国となることを許しません。残念ながら、公表されている報道は麻薬との戦いを奨励するどころかプロパガンダであり、これは真実でありません。」
Narcotics Smuggling Has Stopped, Contrary Claims Are 'Propaganda': Mujahid

★米軍のアフガニスタン侵略の裏事情を解説したウィリアム・ヴァン・ワーゲネン氏の記事の抄訳。西洋大手メディアは「ヘロイン取引がタリバンの資金源になっている」と主張しているが、そもそもタリバンは麻薬どころか酒も煙草も禁止している。タリバンが非難されるのは、彼等が富裕な家庭の女子を学校に通わせないからだけではない。
タリバンがアフガニスタンでのCIAのヘロイン商売を潰した経緯(抄訳)

アメリカ帝国の「麻薬戦争」は「テロとの戦い」と同様、他国を支配する為の強行的手段を正当化する為の茶番だが、その歴史は1950年代にCIAが反共活動の為に麻薬商人達を保護したところまで遡る。世界の麻薬取引の多くを操っているのは実際には米帝の方だ
アメリカ帝国の「麻薬戦争」は「テロとの戦い」と同様、他国を支配する為の強行的手段を正当化する為の茶番だが、その歴史は1950年代にCIAが反共活動の為に麻薬商人達を保護したところまで遡る。世界の麻薬取引の多くを操っているのは実際には米帝の方だ

★タイトル通りの問題について、限られたデータから真面目に考察してみた記事の要点。
大英帝国経済の何パーセントがアヘン貿易の利益に由来するか?(要点)

★大英帝国植民地時代のシンガポール等でのアヘン収入の深刻さを扱った記事の要点。
アヘン収入の厄介な問題(要点)

★タイトルの通り、ウクライナから供給される大量の麻薬によって欧州が麻薬漬けになっている現状を解説した記事の要点。
麻薬がウクライナ軍を通じて欧州に溢れ返る(要点)

★アフガニスタンに於けるタリバンによる麻薬中毒者のリハビリ作戦を描いたドキュメンタリー。
カブール:リハビリ地獄(要点)

★アフガニスタンが米=NATO軍やCIAにより麻薬依存国家になってしまったことについてのチョスドフスキー教授の解説記事を何本か纏めてみた。
アフガニスタン戦争の戦利品:数十億ドル規模のヘロイン取引(要点と補足)

2020年の米大統領選での民主党候補の一人であり、バイデン政権では運輸長官を務めているピート・「絶対にCIAではない」・ブティジェッジは、長年CIAの協力者であり、2014年には麻薬取締局(DEA)の監督下のアフガニスタン脅威金融セル(Afghanistan Threat Finance Cell/ATFC)のメンバーとしてアフガニスタンで「タリバンの麻薬取引の撲滅」任務を行っていたが、同年の国連報告に拠ると、同年のアフガニスタンでのアヘンの生産量は減るどころか17%も急増し、過去最高を記録している。一体どんな「撲滅」対策を行なっていたんだと云う話である。
Media darling Pete Buttigieg was in unit that worked with CIA in Afghanistan
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
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