モンゴル
モンゴルとロシアの関係を解説した記事。モンゴルは「西洋の価値観を共有する国」のひとつと見做されており、例えばフリーダムハウスのランキングでは世界210ヵ国中57位。西洋はモンゴルを「ロシアと中国と云う権威主義的な隣国に挟まれた民主主義の島」として描き出し、ロシアとモンゴルを敵対させようとしているが、世論調査に拠ると、モンゴルの人々はロシアと米国に対して同程度の肯定的な感情を示している。モンゴルには西洋のメディアやNGOが浸透しているにも関わらず、西洋の価値観はモンゴル人の政治的嗜好と合致している訳ではなく、今尚伝統的な文化的・家族的価値観が大きな比重を占めている。それにイデオロギーは安全保障や経済発展と云う具体的な関心より優先度が低く、ロシアはモンゴルにとっても最も重要なパートナーだと考えられている。幾つかの苦い経験にも関わらず、モンゴルにはソ連時代からの親交の歴史が有り、モンゴルの中の西洋的な側面は、ロシアではなく寧ろ中国と敵対している。
Why the Values of “Western Democracy” Are Not Supplanting Pro-Russian Sentiment in Mongolia
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