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核の脅迫:ザポリージャ原発への砲撃は、世界の安全を危険に曝す(要点)

ザポリージャ原発攻撃について、ロシア側から描いたドキュメンタリー。
Nuclear Blackmail | The shelling of the Zaporozhye power plant puts international safety at risk





 ・対岸のマルガネツィからのキエフ軍による砲撃は(他の砲撃と同じく)民間人を狙って(9月からは新学期だった)行われた。

 ・住宅地や保育学校や大学も容赦無く狙われた。

 ・原発は超頑丈に作られてはいるが、組織的な砲撃を想定してはいない。

 ・勝利の日のパレードに参加した原発職員達が密告されて解雇された。

 ・原発内部にもキエフから命令を受け取っていた職員が大勢居た。

 ・IAEAの査察団が原発を訪れた当日、訪問の直前まで休み無しに砲撃が続けられて多くの死傷者が出た。

 ・砲撃の記録と証拠は地元当局からIAEA代表に確かに手渡された。

 ・代表のグロッシ氏は地元当局との内々の会話で「本当は誰がザポリージャ原発を砲撃しているのかはっきりした」と語ったものの、その後IAEAは砲撃中止の要請を行なった時には、キエフ軍が砲撃していると明言しなかった上に、ロシア軍の撤退を求める決議を通しさえした。

 ・現地に居る軍は危険物取扱部隊だけで、戦略的な重要性を持つ部隊は駐留していない。地元の国家警備隊は原発の警備でサボタージュや偵察部隊の対応をしているだけ。なのでここを狙う軍事的な意味は無い。砲撃は純然たるテロ行為だ。

 ・エネルゴダルはロシア語話者の地域だが、子供達はウクライナ語を強制された結果、ロシア語すら正しく話せなくなってしまった。

 ・このドキュメンタリーを撮影している最中でさえ、見知らぬ人影が写真や動画を撮ったりしているのが目撃されている。

 ・キエフはロシア支持者を密告するよう奨励しているので、ロシア語話者やロシア系の住民は怯えている。家族や親戚すら信用出来ずに引き裂かれている。

 ・仮に原子炉が停止されたとしても放射性廃棄物は残る。コンテナが爆発して窒素酸化物に火が点くことにでもなれば、どれだけの爆発が起こるか、そしてその後どうなるか、想像も出来ない。原発は戦時にはそこに存在するだけで潜在的な「汚い爆弾」として機能し得るのだ。

 ・若し大規模攻撃により連鎖反応が起きれば、地球上で逃れ得る場所は存在しなくなる。これは欧州だけではなく全世界の問題だ。

 ・キエフとそのスポンサーの欧米による「核のテロリズム」は、そう云う訳で全くの狂気の沙汰でしかない。
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川流桃桜

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