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字が読めることの大切さを解っていない人間

識字率略100%の国に生まれつきながら、文章を読む楽しさを自ら拒否する人間、文章を通じて自分の世界を広げることを拒否する人間、世界の広さと自分の成長の可能性を自ら否定する人間を見ると、この動画を思い出す。マイケル・パレンティ氏の講演のワンシーン。字が読めることはそれだけで人類史上に於ける偉業のひとつなのだ。非識字を克服することが人類社会にとって如何に重要な意味を持つのか、彼等は想いを馳せようとしない。確率的に見て、自分が如何に恵まれたラッキーな境遇に居るかを理解していない。歴史上存在した殆どの人間から見れば、字が読めることはそれだけで羨むべきことなのだと解っていない。折角人として生まれながら、より広い視野を持つ可能性を自ら否定する人間を見ると、私は怒りすら覚える。彼等は人類のこれまでの進歩と苦闘の歴史を一体何だと思っているのか。字が読めることが、空気を吸うみたいに当然のことだとでも思っているのか。読む能力が無い人は仕方が無い。だが読めるのに読もうとしない人間、あれは一体何なんだ。彼等は言葉を、自らを解放する力ではなく、閉じ込める力として使っている………。
Michael Parenti on the Cuban Revolution
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川流桃桜

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