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感染症が次々捏造されるウィルス狂時代の内幕

Torsten Engelbrecht, Claus Köhnlein, Samantha Bailey, Stefano Scoglio著、Virus Mania 2020年版




 COVID-19パンデミックなるものがどうやらショック・ドクトリンによるクーデターの為の口実であり、人々を恐怖で思考停止させる為にあの手この手で脅威が過大評価されているらしいことは、割と早い段階から明らかになっていた。その為の手口を3つに大別してみるとこうなる。

 1.パンデミックの被害予測の水増し:これは比較的見抜くのが容易だ。例えばゲイツ財団からカネが出ているニール・ファーガソンのチームも、今までのパンデミック騒動の度にまるで今にも世の終わりが来るかの様なおどろおどろしい予測を喧伝して来たが、どれひとつとしてまともに当たったことは無い。コンピュータモデルによるシミュレーションなんて設定条件次第でどんな結果でも出せるのだから、最初から信頼するに足りない。

 2.パンデミックの被害報告の水増し:これもダブルカウント等の簡単な手口は小学生にでも理解出来るし、被害水増しの二大基本柱、COVID-19の恣意的な定義とPCR検査の問題点を勉強しさえすれば、全体像を理解するのはそう難しいことではない。「では私達が見せられているのは一体何なのか」と云う一寸ややこしい問題も新たに出て来るけれども、これはまぁ取り敢えず後回しにしても構わない。「実際の被害はマスコミ報道よりも遙かに小さい」と云う点が分かれば良い。

 3.感染症そのものの捏造:これは一寸俄かには信じ難い。世界中の専門家やマスコミが嘘を吐いているか、騙されているかと云うことになるからだ。しかもこれは後期資本主義体制の下で既に体制翼賛化した新自由主義諸国だけのことではなく、ロシア、中国、イラン、キューバ、ヴェネズエラ等々、新自由主義に抵抗している国々までもが(被害報告の水増しについては多少違いが有るが)大枠に於てはこのパンデミック詐欺の構図を受け入れ、自ら積極的にこの戦列に加わっていることになる。事態はどうやら党派的思考に陥っていたのでは理解出来ない様なのだ。
 「SARS-CoV-2を純粋に分離抽出する試みは世界中どのラボでも成功していない」、言い換えれば、新型コロナウィルスなるものを科学的に厳密な意味で見たことの有る研究者は誰も居ない、と云う記事を最初に読んだ時には、だから私も相当混乱した。1月の段階で中国が驚異的なスピードで全ゲノムを解析して全世界に情報公開したと云う報道を読んでいたものだから、ではそれらは皆嘘だったのだろうか、そんなことが果たして有り得るのだろうか、と疑い、暫くは判断を保留していた。だがその後もやはり同じ事実が確認され続けると、最早無視は出来なくなって来た。「新型コロナウィルスなど実在しないかも知れない」「厳密な意味でコロナで死んだ人など、実は一人も居ないのかも知れない」と云う可能性を、真剣に考えてみなければならなくなった。

 そこでヒントを得る為に私が勉強してみたのが、AIDSの事例だ。トランプ政権下でCOVID-19問題に関する「科学の権威」として、多くの無知な大衆から信仰に近い崇拝を得ているファウチ博士は、状況に依って言うことがコロコロ変わる、見るからに胡散臭い山師然とした人物だが、そもそも彼が強大な権力を得る切っ掛けになったのが80年代のAIDSパンデミック騒動だ。「AIDSは詐欺」と云う言説は以前から耳にはしていたのだけれども、余りに専門的な話が多くて素人には難しい様に見えたし、若し本当だとしたら余りにも途方も無い話である様に思えたし、それに世の中には他にもっと優先して考えるべき諸問題が山積している様に思っていたので、私は長年この問題については判断を保留し、碌に勉強して来なかった。だが少なくともパンデミック被害報告の水増しの手口に関しては、今の様な形が確立したのは恐らくAIDSの時だろうし、当時と同じ様な手口で遙かに大規模な医療詐欺が実際に現実のものとして人々の生活を脅かしているのを目の当たりにして、最早陰謀論っぽいとか何とかは言っていられなくなった。これは確かに合理的な疑いを差し挟むことの出来る真正の陰謀かも知れない。
 そうして色々調べてみる内に辿り着いたのがこの本。類書には守備範囲が広く分厚く気合の入ったものが多いが、この本は中でも主にウィルス感染症の詐欺の手口について焦点を当てていて、取り敢えず当面のコロナ騒ぎを理解するヒントを得たい読者にはお薦めだ。原著は2006年刊だが、2020年に改訂されていて、COVID-19の問題もちゃんと扱っている(私のこのレビューは2020年版を読んで書かれたものだが、2021年になって更に改訂版が出た様だ)。科学的に厳密な意味で病原体の存在や症状との因果関係、或いは治療の有効性や安全性が証明されていない疑わしい主要な感染症の事例が、豊富な論拠を基に解説されている。

 本書で取り上げられている主要な感染症は以下の通り。
 ・ポリオ
 ・AIDS
 ・C型肝炎
 ・狂牛病
 ・SARS
 ・鳥インフルエンザ
 ・スペイン風邪
 ・子宮頸癌
 ・豚インフルエンザ
 ・麻疹
 ・COVID-19

 ここまで来ると、世の中に本物の感染症など一体どれだけ実在するのだろうと疑問に思ってしまうが、どうやら細菌学の始祖であるパストゥールやコッホが詐欺行為によって富と名声を得たと云うのは科学史上の単なる知られざるエピソードに過ぎない訳ではなく、感染症学と云う研究分野自体が根本的に孕んでいる構造的な問題を示唆しているのかも知れない、と思わざるを得ない。

 とにかく本書はCOVID-19パンデミック詐欺をより深く理解したい人のみならず、世の感染症や健康や病気について理解を深めたい人には大変お薦め。SARS-CoV-2については、仮に実在するとしたら人為的に作られたものなのかどうかとか他にもまだ解らない問題が色々有るけれども、本書は考察を進める上で非常に重要なヒントを幾つも与えてくれることだろう。仮に今直ぐ結論が出なかったとしても、この読書体験は必ず有意義なものになるだろうと思う。
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COVID-19パンデミック詐欺を理解する為の最適の入門書

スチャリット・バクディ、カリーナ・ライス著『コロナパンデミックは、本当か? コロナ騒動の真相を探る』




 マスコミが垂れ流す情報を鵜呑みにせず、代替メディア等を利用して自分で情報収集することを心掛けている人達の間では、2020年の遅くとも3月頃には、COVID-19パンデミックなるものが恐らくは史上最大規模のショック・ドクトリンに利用されているらしいことが明らかになっていた訳だが、人々の恐怖感を煽り、パニックに陥れて思考停止させる為に用いられた数々の科学的トリックについては、世界各地の専門家達が早くから警告を発していた。彼等は本やブログ記事、講演やYoutube動画等によって精力的に情報拡散に努め、同時に公開書簡や署名運動や請願書等によって具体的な政策変更やCOVID-19の再評価等を要求して来た訳だが、マスコミやソーシャルメディアでは元々酷かった検閲が更に強化され、公式見解に異を唱えるそうした異端者達の声は、自分で情報収集に動こうとしない人達の目には殆ど触れることは無かった。更に「ファクトチェック」などと称して彼等の信用失墜を図る記事も量産され(因みにファクトチェックと称して逆にフェイクニュースを広めるのは、西側プロパガンダ装置ではよく見掛ける手口である。しっかり行間を読めば反論の体を成していない記事も多いが、中にはうっかり槍玉に上げている「隠謀論」の方が正しいことを示してしまっている記事も有って笑える)、現在起こっているのが99%対1%の情報戦に他ならないことを明らかにした。
 本書"Corona Fehlalarm?"はそうした戦いの中で何とか生き残って、ドイツを始め世界各国の多くの人々に、今起こっていることの真相に気付かせてくれた本である。COVID-19パンデミックの非科学的な「対策」の誤りやリスク評価のデタラメさ、メディアの堕落や「専門家」達の利益相反による腐敗については、他にも多くの医療や疫学等の専門家やジャーナリスト等が指摘して来たが、本書は類書の中でも特にバランスが取れていて全体への目配りが行き届いており、予備知識が無い素人にも容易に読み進められるので、この史上最大規模のパンデミック詐欺について理解する為の入門書としては最適である様に思う。この世界規模の狂言については他にも何十何百と云う嘘や誤情報が入り乱れて巨大な偽の脅威のイメージを作り上げているので、探求しようと思えば果てが無いが、本書は欺瞞の戦場に乗り出す際に必要な基本的知識の多くを押さえてくれているので、本書の内容を理解しておけば、COVID-19について日々報じられる情報の何処が間違っているのか、正しい情報を得る為には何処を探せば良いのか、或る程度自力で判断出来る様になるだろうと思う。
 2011年の3.11後、企業や政治家や専門家やマスコミの余りの無責任さに呆れ果てた私達は、必死になって、正しい警告を発してくれる人間を探した。あの時は科学的根拠の無い安心や安全が垂れ流され、今回は科学的根拠の無い恐怖やパニックが煽られており、方向性は真逆ではあるが、2020年の3.11(WHOが恣意的な定義に基付いてCOVID-19の流行はパンデミックであると宣言し、同時に、Covid Action Platformを掲げる世界経済フォーラムとの提携と云う重大な利益相反行為が発表された日)後も、すべきことは全く変わらない。適切な知識と良心を持った専門家を探すのだ。本書の著者両名は、間違い無くその中に含まれるべきだろうと思う。

 星をひとつ減らしたのは、英語版と比べての評価だ。
 ・ドイツ語原本では中国を差別したりプーチンを揶揄したり、マスコミの偽情報に踊らされる人々について歎いてみせたり、事態の理解には何等助けにはならない余計な文章が幾つか含まれていたのだが、英語版ではこれら蛇足部分はさっぱり削除されていた。だが日本語版では何故か復活させられている。余計な文章は寧ろ理解の妨げになると思う。
 ・Kindle版についてだが、本文中の注から巻末の注一覧へのジャンプリンクが所々貼られていない。
 ・英語版では参考文献にはタイトル、著者名、出典とURLが記されているのだが、ドイツ語版と日本語版は何故かURLだけ(英語版では全体の4割が注である)。こうした本では読者が著者の言い分を受け入れるだけではなく、自分自身でソースを当たって情報を確認する作業が何よりも大事だと思うので、英語版の方が格段に親切である(確認し切れていないのだが、版に依ってはリンク先が微妙に違っていることも有る様だ)。

 先にも述べた様に最近は検閲が強化されており、Amazonとて例外ではない。私が気付いただけでも2020年には3冊のCOVID-19検証本("Proof That Face Masks Do More Harm Than Good"、 "Covid-19 - The Greatest Hoax in History"、"The Case Against Masks:Ten Reasons Why Mask Use Should be Limited")の取扱いが中止になった。本書とて何時削除されるか判ったものではないから、COVID-19パンデミックの真相を知りたいなら、後でと言わず早急に手に入れておいた方が良いと思う。

 付記:原題『コロナ誤警報?』は恐らく、2020年5月にドイツ内務省から流出した内部文書が、「COVOD-19の危険性は過大評価されており、これはグローバルな誤警報である」と報告していた事実を受けているのだと思われる。専門家チームによるこの報告書を内務省は黙殺し、代わりに、科学的には無意味な厳格なCOVID-19「対策」に合致する様な計算モデルを出すよう、研究者達を雇い入れた。「対策」を正当化する為に科学的事実が捩じ曲げられたのである。そしてヒトラーが「共産主義者のテロの脅威」を捏造して全権委任法を通した様に、メルケルは「共産主義の中国から広まった殺人ウィルスの脅威」を捏造して公衆衛生保護法を通し、絶対的な権力を手中に収めた。正に1933年の再来である。著者の一人であるパクディ博士も参加しているドイツ・コロナ調査委員会は、コロナ危機は「コロナ・スキャンダル」と改名されるべきであり、責任者達は人道に対する罪で刑事訴追されるべきであると主張し、現在訴訟手続きを進めている。
 ドイツはCOVID--19パンデミック詐欺の重要な震源地のひとつである。「殺人ウィルス」と云う虚像を作り出した元凶はPCR検査だが、現在世界のPCR検査の7割で使用されているプロトコルを書いたのは、ドイツのシャリテ大学病院(2020年8月には、恐らくはCIAとMI6から貰った情報を基に、西側が飼っている対ロシア工作員である「ナワリヌイはノビチョクを盛られた」と云う荒唐無稽な主張を行い、且つ詳細の説明や具体的な証拠の提示は一切拒否した胡散臭い大病院である)のドロステン教授のチームだが、11/27には23人の専門家グループがこの論文の10の欠点を指摘し、撤回を求めている。そればかりか現在ドロステン教授には博士号詐称の疑いまで持ち上がっている。付け加えるなら同11月にはポルトガルの裁判所がサイクル閾値35以上のPCR検査陽性反応の誤検知率は97%以上に達すると云う結論を採用して、PCR検査結果のみに基付いて隔離を命じることは違法であるとの画期的な判決を下し、12月にはパニックを煽って来た張本人であるWHOすらPCR検査について警告を発せざるを得なくなった。
 砂上の楼閣はどんどん崩れつつある。今後の展開は要注目だが、どうせマスコミは報じないだろうから、更に興味を持たれた方々は自分なりにアンテナを張っておくことをお勧めする。

今日もマスクを着けない私の告白と弁明

2021/04/14(水)の呟きより

私は出来る限りマスクは着けずに外出するようにしていますが、コロナカルト信者の中には、そんな私を見て本気で殺人ウィルスの脅威に怯えている人も居ることでしょう。

申し訳無いとは思います。私一人が我慢すれば皆気持ち良く過ごせるのに、頑固に調和を乱す異分子でい続けようとするのは、単なる我儘に映るかも知れません。

でも私にとっては、単に「皆がそう言っているから」と云うだけの理由で、黒いカラスを白だと言い立てることは耐え難いのです。

それが我儘と言われるなら仕方が無い、はい、私は我儘です。自分を大事にします(私みたいなアウトサイダーを私が大事にしてやらんで、一体誰が大事にしてくれるのよ)。他の人達の為に自分を殺すことは出来ません。

人として持って生まれた知性と良心を、他の方々の為に自分から放棄するのは嫌なのです。断固お断りです。

「自分を殺せ」と言うことは「精神的に死ね」と言うのと同じです。生憎と私は希死念慮を持ち合わせてはいないので、自分から死ぬのは嫌です。太々しく生き延びる積もりです。殺されるのも嫌だから、殺される位なら相手を殺してやる位の気持ちでいます。

出来れば他の方々の気持ちも汲んで上げたいとは思います。ですがカルト信者の気持ちに寄り添う為に、信仰を共にしているかの様な振りをすることは、少なくとも私には出来ません。

もっと人情の機微に通じた器用な人であれば、誰かを傷付けることも無く上手に立ち回れるのかも知れませんが、どうもその辺の才能が私には欠けているらしく、愚直に黒いカラスは黒いだろと繰り返すしか能が有りません。本当に、もっと上手く出来たらと思います。世渡りの上手い人は本当に羨ましいです。

「皆が愚かなことしているなら同じ様に愚かなことをしろ」と云う同調圧力は、私にとっては暴力でしかありません。私はどうしても黒いカラスは黒いと言わないと気が済まない性分なので、世間様の片隅でひっそり静かに暮らしている積もりでも、こうして時々摩擦が起きることが有ります。

平地に乱を起こすのが悪ならば、私は間違い無く時々悪人になります。

でも、だからと云って私は面倒事を避ける為だけに黒いカラスが白いなどと言うのは(可能な限り)御免被りたいのです。その結果として生じるかも知れないリスクや過ちは仕方が無い、自分のものだとして引き受けます。自由ってそう云うものでしょうから。



パンデミック詐欺による公衆衛生ファシズムの中でも取り分け最も邪悪なところは、そうした個々人の自由を圧殺することこそが正しいのだ、と云う幻影を多くの人々に植え付けることに成功した点でしょう。

「社会全体の為に個々人が犠牲になることこそが崇高で、道徳的に正しいのだ」―――こう明言化してみれば、多くの人は「とんでもない、そんな積もりじゃない」と言うでしょう。

でも結果を見れば、正にこの考え方が今のこの国を席巻しています。渦に身を任せて巻き込まれているだけの人達は、認知的な陥穽に陥ってそうした現実の姿が目に入らなくなっているだけです。渦の外に立っている人の目からすれば、それは紛れも無い暴力の嵐です。

彼等は無言で訴えます、「誤解だよ、察してくれよ、これは全体主義なんかじゃないんだよ、科学なんだよ、分かるだろう? はっきり言わせないでよ。」でも私は察したくなんかありません。問題をはっきり指摘したいのです。問題がそこに有ることを誤魔化したくないのです。

それは似非科学です。真実を騙る嘘です。人々の生活や健康や生命を守るどころか破壊しているだけの、カラクリが解ってしまえば非常に散文的な、極くごく馬鹿馬鹿しい、スケールだけは超巨大な特殊詐欺です。

「オレオレ、俺だよ、パンデミックだよ」。何で私がそんな与太話に付き合ってやらにゃならんのですか。勘弁して下さいよ。

そんな訳で私は明日も多分ノーマスクで過ごします。黒いカラスはどう見たって黒いだろと、全身で表現します。これは大人しく時代に殺されてなんかやるものかという、不器用なひとつの精神のささやかな意地です。

公衆衛生ファシズムへの抗議

2021/04/13(火)の呟きより

病院に行ったら、待合室でマスク着用を要求された。出来ればマスクは着けたくないと云う意思を伝えたら、上役が2回代わって「強制ではない。お願いしているだけ」「そう云うルールでやっている」「マスクを着けないと診察室には入れない」と言われ、結局着けさせられた。これで何度目の敗北か。

だが取り敢えず無意味どころか有害な嘘に盲目的に屈したくないと云う意思は表明した。病院が似非科学を広めて人々の健康を害している今の状況はおかしいとはっきり伝えた。

現場でちまちま抵抗の意思表示をしたところで埒が明かないことは解っているのだけれども、誰かが何処かでおかしいと言わなければずっとこのままだ。先は長い。

続き

余談だけど対応したスタッフの言動で印象に残っているのは、必死になって自分達の判断でマスク着用を要求していると云う事実を回避する様な表現を繰り返していたこと。日本人は本当に責任を負うのが嫌いなんだと思う。個人として独立の不安を引き受けるよりも、集団に埋没していた方がずっと楽なのだ。

これは私の判断じゃない、「皆」の判断だ、そう決まっているからだ、そう上から言われて皆が従っているからだ、自分がどう思うかじゃない、正しいか間違っているかとか関係無い、科学とか事実とかは後回しで良い、とにかく世の中そうなっているんだ、と云う風に、徹底的に責任の所在を曖昧にしたがる。

日本人の主体は個々人ではなく、世間様なのだと改めて思い知った。殆どの者は不安だらけの自由なんて全く望んでいない、不自由の中で毒にも薬にもならない愚痴を零していた方が楽。自由なんて、所詮はマッカーサーが持って来た無様な接木。大きな嘘に抵抗するのは「困った人」のやることなのだ。

全体主義は本当に平凡な日常の中に埋没している。余りに有り触れているので、それに気が付くのは私の様な或る程度の孤立を恐れない異分子だけ。況してそれを口に出して指摘するなど、異端者の所業。

日本人は「新常態」に適応するのも早いかも知れない。なら適応出来ずに悩む人間は何処で暮らせば良いのか。

ウィルス還元主義はやっぱりおかしい。

2021/03/09(火)の呟きより

人体には消化器官だけで100兆もの微生物が共生している。重さは計約1kgで、これらの遺伝子を全て数えると、恐らく人体そのものの遺伝子の100倍以上になる。そして恐らくこれら無くしては、人体は生命活動を維持出来ない。

細菌やウィルス等の微生物は「共生」と云う在り方に於ける人体の延長された遺伝子型の一部であって、外部からやって来る他者ではない。それは常に人体と共に在るものであって、寧ろ環境の一部と言える。私達は細菌やウィルスの海の中で生かされている。

海の中の特定の一部だけを切り取って、人間が好き勝手に選り好み出来ると考えるのは、傲慢な考えであって、自然の複雑さや有機的全体性を無視した発想ではないのか。単純な図式は解り易いし、俗受けし易い。だがそこには常に過度の単純化の危険性が伴っている。

今全世界を覆っているのは、そうした一元的な発想に基付く集団ヒステリーではないのか。

「陰謀論」なるレッテルは単なる思考停止の言い訳だよね。

2021/03/09(火)の呟きより

まぁ勉強していない人や御用界隈の人から隠謀論者呼ばわりされるのは私も慣れたけれども、隠謀を企んでいる連中が自分達の手の内を素直に白状してくれない以上、目に見えていない部分について推測を巡らせなければならないのは仕方が無いでしょう。表面だけで事足れりとするのは単なる思考停止だ。

推測に当たり外れは有るだろうし、実際私自身これまで何度も間違えているけれども、そうした試行錯誤を繰り返さないと現実は見えて来ない。間違えるかも知れないからと想像力を封印するのは、結果的には権力者達が私達に信じさせたいと思っているものを盲目的に信じることに繋がる。

複数の人間が存在する所であれば隠謀の芽は何処にでも存在する。当たり前でしょう、人間は自分で自分を騙すことさえ出来るんだから。「人間は全て自称する通りの存在である」なんて、特に巨大な利権が絡んでいる時には妄想でしかない。

COVID-19パンデミック詐欺については、目先のワクチン事業だけでも既に数十億ドル単位でカネが動いているだろうけれども、グレート・リセットによる資本主義再起動構想や、気候変動詐欺による自然の金融化構想とも連動しているので、成功すれば究極的には兆どころか京円単位のカネが動くことになる。

これで嘘が出回らない方がおかしい。今は史上最大のショック・ドクトリンによる1%の連中のクーデターの真っ最中だと、私は遅くとも昨年の3月以降ずっと思っていますが、主犯の方々はCMまで作って自分達の企みを堂々と宣伝しているのだから、その為の隠謀は確実に有ると思いますよ。

寧ろ「隠謀など無い」と主張する方々にはその根拠を問うてみたい位。「金を稼ぐには正直が一番」てのは一般庶民向けの道徳律。他方、後期資本主義社会に君臨するグローバルパワーエリート達は、そうした桎梏を超越した一種の超人だと自認している連中ばっかり。

だから問うべきは「隠謀は有るのか無いのか」ではなく「どんな種類の隠謀が進行中なのか」ではないのでしょうか。

繰り返す様に、当たり外れは有ります。人間だもの、間違えることも当然有ります。でもジャーナリズムにしろ諸学問にしろ、真実の探求行為には本来そうしたリスクは付き物だし、何処まで間違え易いかは基本的には程度問題。

線引きは難しいし、ゼロリスクなど有り得ない。自らの可謬性を受け入れない人に成長は無い。その上で、マスコミや御用学者や政治家や企業が垂れ流す公式の物語から外れた諸事実を一概に「隠謀論」と切って捨てて目を背けるのは、自分の知的誠実さに対する裏切りだと思います。

改めて、資本主義諸国に於ける共産主義についてのイメージは洗脳の産物だよね。

2021/03/01(月)の呟きより

「共産主義」は散々使い回されて手垢の付いた言葉なので、人によって全く異なる意味を持つけれども、冷戦時代の資本主義勢力にとって民主主義と共産主義との間に違いが無かった点は、改めて指摘しておくべきだろうと思う。

西側帝国主義勢力の支配に大人しく服さず、自分の国のことは自分で決めようとする国は何処であれ、共産主義国や共産主義シンパの国と見做されて攻撃された。

その国でどれだけ民主主義的な手続きが確立されていたとしても関係無かった。共産主義者に対して公平な扱いをするだけで、「共産主義の脅威」と一括りにされ、様々な手口で体制転換が図られた。

自立した行動を取る国イコール共産主義国、だったのだ。資本主義勢力の勢力圏に取り込まれている国だけが、(実態がどれだけ非民主主義的であろうとも)民主主義国或いはまともな国とされ、それ以外は全て共産主義国か潜在的な共産主義国と見做された。

日本もアジア圏全体の独立を促し得る「スーパー・ドミノ」だと思われていたので、反共主義工作も盛んだった。日本は元々帝国主義システムの一部だったので、思想統制は比較的容易だった。

今の日本人が「共産主義」と云う言葉に対しているイメージの基本形は、その長年の洗脳教育の影響が大きいが、冷戦が終わっても今だに頭の切り替えが出来ていない人は多い。

「人々を洗脳していたのは共産主義諸国であって、私達は完全に自由にものを考えていた」と云う思い込みは、それこそプロパガンダによる洗脳の賜物なのだが、人は自分達が操られていることには仲々気付き難い。

「騙されていることを自覚させるより、騙す方がずっと簡単」と云うマーク・トウェインの格言が正に当て嵌まる。私達資本主義陣営の人々は、自分達が共産主義について今までどれだけ騙されていたのかすら碌に知らない。今後の重要課題だろうと思う。

私も立派なパンデミック「陰謀論者」になりましたが、何か?

2021/02/24(水)の呟きより

「AIDSは詐欺」みたいな言説は以前から存在は知ってはいたのだけれども、専門的な話が多い様だし、そんな大規模な詐欺が実際に可能であるとは俄には信じられなかったので、余り詳しく調べようとして来なかった。

それに他に優先順位の高い問題は幾らも有ったので、長らく「よく解らないこと」のカテゴリーに入れて棚上げして来た。だけどCOVID-19パンデミック詐欺が始まると、そう悠長なことも言っていられなくなった。

そして同じ様な手口で遙かに大規模な詐欺が実際に可能となっている現実を目の当たりにして、過去の疑惑もやはり本当だったのかと納得せざるを得なくなった。そして芋蔓式に、他のあれやこれやのパンデミックも恐らく詐欺であったのだと信じる様になった(最早立派な「隠謀論者」だ)。

そして今現在は、ウィルス感染症に関する学問全体がそもそも嘘の塊ではなかったか、と思うに至っている。

まだ解らないことも多いのだが(と云うか解らないことだらけなのだが)、普通の風邪も含めて、ウィルス感染症一般について自分が今まで何も知らなかったことに唖然とする一方で、パラダイムシフトが要求される場面とは正にこの様なものかと思ってワクワクもしている。

この点で、常日頃敬意を払って来た科学史や科学論の研究者の方々がマスコミのデタラメ報道を鵜呑みにして、現実を全く取り違えている現状は非常に残念に思う。

ワクチンや研究それ自体を巡る数々の詐欺等は「隠謀論者」の扱う領域であって、アカデミックな場で堂々と議論すべき話題ではない、と云う暗黙の了解が有る様に思う。それではいけない。本人達が如何に善意と熱意に溢れていたとしても、暴く必要が有る嘘を暴かない学者は、誰だって御用学者だ。
プロフィール

川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

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